オーストラリア基本情報

グレートバリアリーフやウルル(エアーズロック)をはじめ数多くの世界自然遺産を保有する南半球最大の大陸国家オーストラリア。日本のおよそ22倍という広大な国土に、200以上の多民族的背景を持つ人々が暮らしています。国民の30％が海外生まれ（オーストラリア統計局ABS調べ）という世界屈指の多国籍な国です。

観光のイメージが強いオーストラリアですが、教育レベルは世界的にも高水準で、国の経済（輸出）を支える3大柱 [ 観光 ] [ 資源 ] [ 教育 ] の1つにもなっている教育大国でもあります。

オーストラリアの州と都市人口

オーストラリアの人口は2600万人で、これは日本の人口の約6分の1にあたります。

オーストラリアのほとんどの都市は、海岸線沿いに位置しており、人口の約90％が都市部に集中しています。

オーストラリアは6つの州と1つの準州、首都キャンベラのある首都特別地区から構成されており、おもな州の州都と人口は次の通りです。

※Australian Bureau of Statistics より（2022年3月時点の統計）

オーストラリアは、これらの都市以外にも、サーフィンで有名なゴールドコーストの人気は根強く、更に近年は日本人にあまり知られていない落ち着いたビーチリゾート地サンシャインコースト、ダイビングで有名なケアンズ（クイーンズランド州）、バイロンベイ（ニューサウスウェールズ州）、ホバート（タスマニア州）など、決して都会ではありませんが、オーストラリアならではの大自然が広がる町を留学先として選ぶ方も増えています。

「世界で最も住み良い都市」ランキング常連のオーストラリア

2021年「世界で最も住み良い都市」（英誌エコノミストの調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット（EIU）」が発表した「世界で最も住みやすい都市ランキング」）トップ10位にオーストラリアの4つの都市がランクインしています

※Economist Intelligence Unit’sより（2021年7月発表）

このランキングは、世界の１４０都市を対象に行われたものです。各都市において、その安定性、文化・環境・医療、インフラ、教育など5つの項目を柱とし、30以上の要素において相対的な快適さを数値化し、ランク付けした結果です。

世界第3位のアデレードは、教育と医療の分野で満点、インフラで96.4点、安定性で95点、文化と環境で83.8点という高得点を獲得し、前年の10位から大幅ジャンプアップ！　落ち着いた雰囲気の町並みで「穴場の留学地」としても知られていたアデレードは、比較的リーズナブルに留学できる都市としても人気が高まってきています。


世界第6位のパースは、都市と自然の両方が体感できる西オーストラリアの州都で、一度行ったらまた戻りたくなる、リピーターの多い留学地です。温暖な気候と、広々とした空間の中、落ち着いた気持ちで勉強に集中できる場所です。


世界第8位のメルボルンは、芸術、音楽、食、ファッションなどオーストラリアの若者文化やカフェ文化の発信地。留学生に必須となる教育とインフラ部門での評価は満点のメルボルンが、前回から大幅に順位を落とした理由は、コロナ禍での厳しい規制（ロックダウン）などの影響とみられます。


世界第10位のブリスベンは、年間を通して温暖な気候で、質の高い教育機関と贅沢な学習環境の両方が手に入る都市。2032年の夏季五輪・パラリンピックの開催地でもあり、今後さらに盛り上がりを見せていくことでしょう。


世界第11位のシドニーは、世界的なパンデミックと人口の多さが影響し、前回の3位から順位を下げました。といっても、シドニーは、オーストラリアの経済の中心地。近代化された都市や世界有数のビーチなど、世界中の留学生が目指す都市であることに変わりありません！

まずは留学先選びからスタート！

広大なオーストラリアは、住む都市によって、雰囲気も気候も少しづつ異なります。あなたの好みに合った、居心地よく留学できる街を選びましょう。留学先選びに迷ったら下記のオーストラリアの都市情報も参考にしてくださいね。

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