【体験談】希望業界就職に向けた休学ワーホリ!「自信と経験」を得たインターンシップ!
苅谷 菜生さん(Ms Nanase KARIYA)。
大学を半年間休学し、クーンズランド大学付属語学学校(以下ICTE-UQ)が提供する、Go Global Programに参加。
ビジネス英語コースでのイベント企画、希望職種でのインターンシップ、バックパッカーとしての旅・・半年間の休学ワーホリで「自信」と「経験」を得ることが出来た菜生さんの体験談です。
Go Global Programに挑戦しようと思ったきっかけ
大学に入学した頃から、漠然と「留学がしたい」と考えていていました。大学2年生の時はTOEFLのスコアが足りず、3年生の時に受験するTOEFLのスコアは申請時期に間に合わず、大学を通しての交換留学を行うことは出来ませんでした。
しかし留学を諦めることが出来ずにいて、ずっと模索していました。目標無しでただ英語を学びに行くだけの語学留学では、自分にとっては物足りない、意味がないと思っていました。
そんな時、大学の先生からICTE-UQで開講をしているGo Global Programを紹介してもらいました。語学学校での勉強だけでなく、実際に英語を使って企業でインターンシップができる、参加条件付きのこのプログラムはやりがい、挑戦しがいがあると思い、申込みをしました。
オーストラリアに行く前から、履歴書、カバーレターの作成、またTOEICのスコアが必要だったので、留学前の準備、勉強に対してのモチベーションを上げることも出来ました。
Go Global Programで経験出来た貴重な24週間
15週間の英語コース
ICTE-UQではGeneral English(一般英語コース)10週間、Business English(ビジネス英語コース)を 5週間受講しました。
15週間の中で特に思い出に残ったのが、ビジネス英語コースでのthe Biggest Morning teaというチャリティーイベントの企画・運営です。
日本を含む6か国(コロンビア、チリ、中国、韓国、日本、タイ)の学生と一緒にイベントの企画、大学の中にあるカフェやお店に、イベントのスポンサーになってもらうための交渉、当日の配置や飾り、司会、お金の管理など、企画、運営は私たちだけで行いました。
企画のためのミーティングでは、それぞれの国の文化の違いや、意見の違いで、まとまらない時もあり、とても大変でした。
多国籍チームで英語を使い企画する大変さを体験出来たからこそ、とてもやりがいのある素敵なイベントだったと思います。
(the Biggest Morning teaの企画は年に一回だけです。)
職場準備特別トレーニング
インターンシップ前に何度か、インターンシップ事前準備クラスが設けられました。履歴書、カバーレターの添削や面接の練習、仕事現場での問題解決、チーム作業などの講義を聞き、少人数グループに分かれてプレゼンを行うこともありました。
このような事前授業のおかげで、インターンシップに行く前から、しっかり準備を進めることができました。
8週間のインターンシップについて
将来は観光に関わる仕事がしたいと思っているため、インターンシップ先はオーストラリアの旅行会社を希望していました。
希望のインターンシップ先に派遣されるためには自分の専攻や職務経験と関連してきます。私の場合は大学での専門が国際文化系の学部で、国際観光も専攻の一つです。
また、日本では名古屋のテレビ塔で案内のアルバイトをしていたので、その経験もインターンシップを決める際に役に立ちました。
インターンシップ先での業務内容は、マーケティング関連のお仕事を手伝わせてもらい、事務的な作業から、電話対応、接客、広告の製作などを行っていました。
二つの支店でインターンシップを行い、一つのインターンシップ先がオープンしたばかりの支店だったので、立ち上げからすぐそばでインターンシップができたことは、たくさんの事を学ぶことが多かったです。
大変だったことは、日本人なしの環境、そしてもう一人のヨーロッパからのインターン生が観光についての知識も豊富で、すでに完璧な英語を使って接客や仕事をしていたので、最初は自分と差がありすぎて落ち込みました。
しかし、まずは自分のできることから一生懸命やっていくと、日々いろいろなことに挑戦させてもらうことが出来、最後には私の得意な分野の仕事を多く任せてもらうことが出来ました。
ブリスベンの好きなところ
(ブリスベン郊外にあるWellington pointにて)ブリスベンは住むにはとても良い都市です。無料でBBQができる公園、週末にあるイベント、平日にも行われているマーケットなど、観光地としては大きくないですが、年間通して気候も良く、オーストラリアでの生活が楽しめると思います。
特にイベントはよく行われていて、私は面白そうなイベントがあればFacebookで常にチェックして出かけていました。
フリーヨガイベントはお勧めです!無料でヨガ体験が出来、音楽も流れ楽しい雰囲気の中で一日中楽しむことが出来ました。
ワーホリを通して一番心に残っていること
プログラム終了後に約2週間、バックパックでオーストラリア国内を旅しました。全てツアーに参加し、メルボルンからアデレードまで3日間、パースからエックスマウスまでの往復7日間の旅です!
一人で行きましたが、私以外日本人はいませんでした。バックパッカー向けのツアーなので、ドミトリーで皆で泊まり、ご飯を作ったりするのも自分たちでやることが多かったので、すぐ仲良くなることが出来ました。旅先で一生忘れられない素敵な出会いがたくさんありました。
オーストラリアで学ぶことが出来たこと
オーストラリアで価値観の異なる人たちと交流していく中で、日本の“当たり前”が当たり前でないことに気付くことが多々ありました。
それは日本独特の良いことであったり、私たちもこうすべきなのではと考えさせられたりすることもあり、自分の今後の生活を見直すきっかけにもなりました。
もうすぐ就職活動が始まりますが、インターンシップで得た自信と経験をもとに、自分らしく、希望の業界である観光業界に挑戦したいと思っています。
留学を考えている大学生へ
オーストラリア人の友達に“YOLO” という言葉の意味を教えてもらいました。“You Only Live Once”人生一度きり!という意味で、不安要素はたくさんあるかもしれませんが、今やれるなら今挑戦する。そうしたら、きっと一生に一度の素晴らしい経験が得られると思います。