キャンベラ大学付属英語学校

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一般英語コースに2017年10月から10週間参加

2017年10月〜12月、キャンベラ大学付属英語学校の一般英語コースに10週間通学しました。

クラス分けは?IELTSのスコア、?オリエンテーションの時に行う講師と軽い面談、によって適切だと思われるクラスに振り分けられますが、基本的にはIELTSのスコアに基づきクラスが決まるので、申込みの前に受験しておくことをおすすめします。また、クラスの定員にもよりますが、希望を出せば途中でクラスを変えることも可能です。どのクラスに所属しても、日本の教育で文法・リーディングばかり勉強するので、その部分に関しては簡単に感じますが、リスニング・スピーキングは難しく感じると思います。また、講義の中でオーストラリア訛り・キャンベラ訛りを感じることはあまりありませんでした。

１　良い点
（１）キャンベラ大学は日本人が少なく、英語の勉強に集中しやすい。
クラスの多くは中国人で、日本語を理解できる人はほぼいません。自分の意志は英語でしか伝えられないので、分からなければ地道に調べて、語彙力及び表現力つけることができました。私がいた10週間の期間には某大学の留学プログラムの一環で、たまたま３名の日本人と同じクラスになりましたが、どうしても相手が日本語でしか分からない時以外は英語で話していました。
（２）留学生の担当をしている職員が親切。
留学生を担当している職員の中に日本語を理解できる方はいませんが、様々な手続きについて、簡単な英語で親切に教えてくれるので、誰でも理解できると思います。

２　悪い点
（１）講師によって、授業の質に差がある。
どこの学校に行っても同じことが言えると思いますが、講師の当たり外れはやはりあります。10月〜12月に担当した講師は、毎日遅刻したり早めに講義を終わらせるなど、本気で英語を学びに来ている学生からすると物足りなさが残りました。ただ、2018年１月からも同じコースを受講していますが、非常に熱心に講義をしてくださるので、先生が合わないと感じたら、早めにクラスを変えてもらった方が良いかもしれません。
（２）交通網が貧弱。
キャンベラ内に電車が来年開通しますが、キャンベラ大学の通学にはあまり関係のない線路です。実質、公共の交通機関はバスしかないため、学校の近くに住むことをおすすめします。辺鄙なホームステイ先になってしまうと、１時間に１本しかバスが来ないので、学校に通う事自体が骨を折る仕事になってしまいます。

３　その他
（１）キャンベラについて
キャンベラには３つのショッピングモールがあるだけで、観光場所はほぼありません。キャンベラに来た人が皆言いますが「退屈な街」ではあります。その反面、勉強に集中するにはいい環境です。またバスケットコート・広い芝のグラウンド・スケートボード広場などが色んな所にあるので、スポーツが好きな人にとってはいい場所だと思います。街の中心以外は芝生の公園が至る所にあるので、散歩をしたり本を読んだりとゆっくりできる街です。

４　留学の感想
留学を充実させるために大切だと思うことは、積極的に自分から色んな国の方に声をかけることだと思います。日本という国は漫画、ゲーム、食文化など他国の人が興味を持っていることが非常に多いです。また、サッカーやバスケットボールなどのスポーツについては、世界共通で大好きです。日本人も全くいないというわけではないので、日本人同士だけで昼休みや放課後過ごすというやり方もあるかもしれませんが、色んな国の人と交わる貴重な場だと思いますので、英語がうまく話せなくても自分が興味を持っていること、相手が興味を持っていることについて話せば、自然と仲良くなり友達もたくさん作れました。私は学校の講義で英語を学ぶというよりは、友達と話して英語を覚えた印象がとても強いです。最初不安を持っているのは誰もが一緒だと思うので、気が合いそうな人がいたら積極的に話をすることをおすすめします。

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