最終更新日:
パースの公共交通機関は政府が運営するトランスパースです。
このトランスパースはバス、電車、フェリーを運営しています。
オーストラリアの年度末が6月末になるため、毎年7月から料金が見直しになります。日本の年度末は3月ですが、オーストラリアは6月、7月より新しい年度が始まります。それに伴い、色々な料金の見直があります。
パースの公共交通機関のトランスパースもスタンダード(一般料金)、コンセッション(学生割引)が7月1日より10¢値上がりになりました。
さて、料金表のハテナ?について記載していきます!
まずトランスパースの料金は、大きくスタンダード(一般料金)とコンセッション(割引資格を持つ人用)に分かれます。
パースの語学学校(6週間以上)、TAFE等の専門学校、大学に通われる方はコンセッションの費用が適用になりスタンダーの費用より6割引き程度になり、とってもお得です!
ただ学校に通うだけだったり学生証の定期では基本的にはこのコンセッションは適用になりません。
そこで…。
SmartRiderはJR東日本のSuica、JR西日本のICOCAのようなリチャージ式のICカードです。このスマートライダーを持つと現金で乗車するより15%安くなります。
SmartRiderは無料ではなく、スタンダード(一般料金)なら10ドル、コンセッションなら、5ドルで購入できます。ただ、このカード代金はあくまでもカード代金なのでリチャージ費用は別途必要になります。
このカード費用はカードに残高が$2しかなくて、費用がそれ以上かかるところで降りた場合はこの10ドル(もしくは5ドル)から差し引かれます。
さらに、こちらに銀行口座を持っている人は、銀行引落にすると25%割引になります。いくら引落すかも20ドル以上であればご自身で引落金額を決められます。スタンダードならカード残高が4ドル程度になると指定口座から指定の金額が勝手に引き落とされます。
25%割り引かれる銀行引落にされない場合はご自身で下記方法でリチャージをしていきます。
★チャージ方法1★
パース駅など11駅に、チャージできる機械AVMs(:Add-Value Machines)があり、そこでリチャージ
★チャージ方法2★
バスやフェリーのドライバーさんに言ってチャージしてもらう。
★チャージ方法3★
トランスパースインフォメーションセンターやニュースエージェンシーなどの指定のお店でチャージ。
更に、インターネットや電話での振込みによるチャージも可能。
その際、コンセッションの最低チャージ金額は5ドル、スタンダードは10ドルになります。
ちなみに….。
現金でチケットを購入する場合は下記の券売機で購入、バスやフェリーなら運転手さんに行き先、もしくはゾーン名を伝えて購入します。
例えば、「スタンダード、1ゾーン Please」だけで、運転手さんから必要な乗車費用を伝えられます。
乗降車の場合はスマートライダーをタッチパネルにかざすのですが、(この行為を乗車時はTag on、降車時はTag offといいます)
パースの駅は改札がない駅も多く、下記のタッチパネルに必ずTag on、Tag offしましょう!
Tag offする際に現在のカード残高も確認できます。
Tag on, Tag offを忘れてしまうと、罰金として
100ドル程度チャージされる場合があるので注意が必要です。
タッチパネルが分からない時はスマートライダーを持った人についていくと分かると思います。
DayRider(一日券)、FamilyRider(家族券)があります。
さて、パースにはウエストパース~イーストパース迄のフリーゾーンという無料区間FTZ(Free Transit Zone)があります。
フリーパスのキャットバスも走っていますが、その他のバス、電車もフリーゾーンなら無料で乗車ができます。
電車は必ずTag on、Tag offが必要ですが、バスは行き先を伝えフリーゾーンであればスマートライダーのTag on、Tag offは不要です!
さらにオーストラリアンルールのフットボール(AFL)を観戦する人にはチケットの提示で往復のトランスパースの費用が無料になります。
更にトランスパースのお得情報は下記をチェックしてみてください!
知って得する!トランスパース