【体験談】現地校アシスタントティーチャーも経験!3 Steps to TESOL体験談
Navitas English The Australian TESOL Training Centre (ATTC)の3 Steps to TESOLコースを受講、年代別の英語教授法をしっかりと学び、移民を対象にした英語プログラムでアシスタントティーチャーを経験された杏美さんの体験談のご紹介です!
オーストラリアへ留学しようと決意されたきっかけを教えてください
日本では高等学校にて英語教師をしていました。
10代のころから留学したいと考えており、社会人を3年経験したこれを機に留学を決意しました。またオーストラリアには過去3回ホームステイで来ており治安の良さを知っていたこと、英語圏へのワーキングホリデー希望、TESOLコースがあることを考慮しオーストラリアに決めました。
3 Steps to TESOLの受講のきっかけを教えて下さい。
自分の教授法を上達させたいと思ったことがきっかけです。教員中心の授業ではなく生徒中心の授業を作るにはどうしたらよいかを学びたかったこと、NavitasのTESOLコース後のインターンシップにも興味を持ったことが受講のきっかけです。
各コースでは、どんな勉強をしましたか?印象に残っている授業についてなど教えてください。
English for Teaching Children:
10歳未満の子どもに英語を教えるためのコースです。歌や踊りなど子どもたちが興味を持つ題材を使っての授業構成を学びました。また子どもは予想しなかったことをするので(はさみを渡したら友人の髪を切るなど)常に安全を考えての指示出しが大事であると学びました。特に面白かったのは紙皿で蜘蛛を作る授業で、それぞれの個性を見ることができました。
English for Teaching Teenager:
10代に向けて英語を教えるコースです。文法を教えたりクラスマネージメントをどうするかを学びました。また文法の授業は生徒が退屈に感じる可能性があるので、それをどのように防いで全員参加型の授業をつくるかを学びました。私は日本での高等学校での経験があったので、このコースが一番共感できる点が多かったです。
Certificate IV in TESOL:
英語を第二言語として学ぶ大人に対して英語を教えるコースです。毎週多くの課題が出されました。今までのコースでの実践授業の生徒はクラスメートでしたが、このコースでは本物の生徒相手に英語を教えました。緊張もありましたが、教える仕事が楽しいと再認識できました。
先生のサポートやクラスの雰囲気を教えてください。
先生のサポートは非常によく、わからないことはすぐに質問でき解決に導いてくれました。
教育に関心を持つ人が多く活発とした雰囲気です。私のクラスはEfTC10名、EfTT3名、Cert IV in TESOL4名でした。私が受講した際は日本人が多かったですが授業中以外の会話も常に英語でした。
毎日の授業以外で、どの位勉強時間に費やされていましたか?
毎日最低3時間は必要でした。平日は放課後アルバイトもあったので、土日に勉強することが多かったです。
移民者対象の英語プログラムでのアシスタントティーチャー参加はどうでしたか。
3 Steps to TESOLで学んだことを実際に見ることができました。私が実習したクラスの英語レベルはBeginerだったので、いかにわかりやすい単語におきかえて説明するかが重要だったと感じます。私の仕事はメインティーチャーの補佐や生徒の質問に答えたり、スピーキングテストの採点も行いました。大半の生徒の第一言語が中国語だったので、中国語で英語を説明したり生徒に中国語を教えてもらったりもしました。また社会科見学としてボンダイに彫刻を見に行き、芸術鑑賞を通して生徒との距離を縮めることもできました。
授業だけでなく実際に生徒に教える機会を通して、やはり教育の仕事が非常に面白いと再認識できたよい機会でした。
学校生活・留学生活で思い出に残るエピソードを教えて下さい。
毎日学ぶことがあります!私の学校でのクラスは少人数だったので、多くの友人を作るために誘われた行事には可能な限りすべて行ったり、自分から友達の友達に話しかけたり…常に機会を逃さないように心がけています。
お休みの日などはどのように過ごされていますか?
友人と周辺の町やビーチに行ったり、アルバイトをしています。来月は友人とハンターバレーへの小旅行に行く予定です。
このワーキングホリデー中に考えたこと、感じたことなどあれば教えて下さい。
毎日学ぶことがあります。たとえばアルバイト探しのために自分のアピールポイント考えたときに、日本のいたときは気づかなかった自分のよい点を認めることができたり。以前に比べて少し自分に自信が持てるようになりました。
今後の予定・将来の目標は何ですか?
更なる英語の上達、学校アシスタントのアルバイトを通して3 Steps to TESOLで学んだことを活かすこと、オーストラリア周遊旅行です!後悔しない留学生活を送ります。
これからワーキングホリデー/留学する人へ何かアドバイスをお願いします。
できる限り日本で英語の勉強をしておいたほうがよいと思います。学校の英語クラスはレベルが上になればなるほど英語の使用率が高くなります。あとはやりたいことをリストアップしておくとよいです。
スタッフより
移民者を対象とした510時間の無料英語プログラム(AMEPーAdult Migrant English Program)でのインターンでは、様々なバックグラウンドを持つ生徒へ英語を教える、という貴重な経験が出来ましたね!ぜひ、日本に帰国されてからのキャリアに活かして下さいね。