【体験談】たった一度の人生。だからワーキングホリデーでオーストラリアに!!
上藤 春佳さん 2015年3月13日
私のワーキングホリデーの理由
とにかく旅行だけじゃなくて、海外に住んでみたい。あとは「日本の社会人休憩」のためです。せっかくの私の一回しかない人生を、仕事や普通の生活だけで終わらせるのはもったいない。もっともっと自分のために自分の時間を使いたいと思い、ワーキングホリデーを決意しました。そして今ならまだ間に合う、今を逃したらもうこんな考えには挑戦できないんじゃないかと思ったからです。私は高校2年生の時にブリスベンで2週間のホームステイ体験をしました。その時から海外での暮らしに憧れを抱いていましたですが、その時は自分の夢だった保育士を目指し、日本で7年間、保育士を務めました。とてもやりがいと責任がありとても充実した保育士生活でしたがやはりあの時に持った海外への憧れを忘れることはできず、いつかチャンスがあればと考えていました。それが去年ついにやってきました。
今まで海外に滞在してみたい気持ちはありながらも、何だか後ろ髪を引かれる感じで決断できずにいたのですが、今回を逃したら次はないような気がして思い切って旅立つ決心をしました。決めたものの色んな不安はたくさんありましたがとりあえず全て無視してみることにしました。新たな挑戦や新たな世界に飛び込む時に不安は付き物です。
でもこれまでも色々な事に挑戦してきて不安はいつか自信や人生の糧、達成感、満足感に変わっていくのを経験していたので、ワーキングホリデーをしても、この不安も良い方向にしか変わらないと信じました。
ワーキングホリデーにオーストラリア、パースを選んだ理由
オーストラリアを選んだのは一度ホームステイ体験をして愛着を持っていたこと、ワーキングホリデーのビザで滞在できること、私の趣味の一つのダイビングができる海があること。そして、Perthにした理由は、私の目的は“海外での生活を体験すること”、“日本の社会から離れること”なので日本人がいない所、少しでも少ない所がいいと思いました。そしてヨーロッパからの観光客も多いと聞き、日本ではあまり関われない国の人との交流が持てると思ったからです。語学学校体験
私は海外に出ることにばかり気持ちが行ってしまい、自分が英語が全くできないことをすっかり忘れていました。ただそのことに気付いた後も何故か何とかなると思っていました。日本では留学が決まった後も全く勉強をする気にはならず、そのままオーストラリアに来ました。ただ語学学校に実際に通ってみて、思いっきり自分の英語力の低さを嫌でも思い知らされました。でもそこは開き直るのが一番。“私は英語ができないからみんな教えてね♪”くらいの気持ちです。できるふりや、間違える恥ずかしさを持つほど成長の妨げになるものはありません。できないからと言って日本語に逃げないように心掛けました。でもそんなレベルの私でも何故か外人の友達ができ、何だかんだ、意志疎通ができました。これは自分でも不思議でしたが“話がしたい”“友達になりたい”と思えばお互い分かり合おうとします。すると自ずと友達もできる。英語力も伸びていきます。そしてだんだんと簡単なことが伝えられないことが悔しくなり、自ら学びたいとも思うようになりました。
ファームステイ体験
私はセカンドワーキングホリデービザの資格を取るために3か月Albanyの野菜農家にファームステイをしました。この農家はWWOOFという機関に登録するともらえる様々な種類のファームの情報が載った本の中から探しました。仕事内容は豆・苺の収穫、パッキング、次の収穫に備えてパプシカンの苗植え、ウィーディングなどでした。私の滞在していた部屋は4人で1部屋をシェアです。全員で6~9人で国籍は台湾・イタリア・フランス・ドイツ・韓国と様々。シェア生活をしたことがなく、また苦手意識を持っていた私にとっては苦痛になるとしか思っていなかたのですが、その逆でした。シェアルームで暮らしていたからこそ嫌でも英語で会話をする、全てが見えるからお互いを分かり合いやすい、仕事中は協力することが多かったので大変な事、楽しいこと、全部みんなと共有でき、部活の合宿のようでした。オーストラリアのファームでの生活から得られたことが沢山ありました。信頼できて分かり合える友達。英語力。忍耐。Albanyの自然の楽しみ方。日本やCityのPerthでは見られない満天の星空。こんなにいくつもの流れ星やくっきりと見えるミルキーウェイを見たのは初めてでした。休日はみんなでBeachへ行ったり、泊りがけで他の町に観光に行ったり、極めつけは朝の2時に起きて朝日だけを見るために出かけるなど、自由気ままにみんなと楽しく過ごしました。今でもその友達と遊んだり、色んな情報を交換し合ったり、一緒にシェアハウスで暮らしたりしています。仕事探しのコツ
ここへ来て感じたことは人脈の大切さです。シェアハウスも今のバイト先もそれぞれ友達に紹介してもらいました。もちろんいくつかのウェブサイトを使って探したり、レジュメを送ってみたりもしましたが返事が返ってこない、興味のある仕事がないなどもありました。私はバイトを急いで探していなかったので、仕事探しは私にとって日本では出来なかった事が体験できるトコロ探し、という感覚でした。ウェディング業界にしてみようか、旅行関係にしてみようか、留学でお世話になっていたようなエージェントの仕事をしてみようか、興味のあるパン屋さんで就業してみようか、定番の日本食レストランで寿司でもまいてみるか?など私の興味は膨らむばかり。何度、自分が二人いればな~と考えたことか。
今後の予定や将来の夢
今後の予定は未定ですが、だからこそ今後の可能性のために何でもやろうと思っています。
スタッフより
いつも明るくて色んなことにチャレンジしている上藤さん。このワーキングホリデーの経験をいかしてこれからも頑張ってくださいね!