カーティン・イングリッシュ(カーティン大学付属英語学校)

CRICOS:00301J

【体験談】Curtin University of Technology ( English Language Bridgingコース )

桑原 和永さん 1970年1月1日

コースでは、どんな勉強をしましたか?

4つのユニット(Academic Writing、English Communication、Tertiary Study Skills、English for Specific Purposes)があります。
Academic Writingでは、大学で必要になるライティングテクニック(リファレンスの書き方、文章の組み立て方など)を勉強しました。初めは500〜600文字、そしてコース半ばには700〜800文字、最終的には1000〜1200文字を、2時間のテストの中で書かなければなりません。それ以外に、1500文字以上のアサイメントもありました。

Tertiary Study Skillsのテストは、リーディング、サマリー、ボキャブラリーで構成されていて、3回くらいありました。サマリーが苦労しましたね。文章を理解して、自分の言葉で要約していく訓練をします。Critical Reviewは、700〜800字程度の記事を渡され、サマリーを書き、評論(記事がタイムリーかどうか、客観性を持っているか、バックグラウンドの知識を持っているかどうか等)を書きます。これら全部を2時間のテストでするのが、かなり大変です。ボキャの無い人は、ここで困ります。このコースに入るなら、単語力が必要だと思います。

English for Specific Purposesでは、Data Analysis(表やグラフを見て、その特徴や意味の解釈、分析の仕方、どう書き表すか等)と、グループプロジェクトが主な勉強内容です。ケーススタディや、アサイメントをこなしていく為のリサーチの仕方、レポートの書き方、サーベイ等のhow toを習い、グループでパワーポイントを用いたプレゼンテーションをしました。

English Communicationでは、プレゼンテーションと、ノートテーキングの勉強をしました。プレゼンは、15分です。英語学校では、せいぜい5〜8分だったので、面食らいましたが、注意事項をプリントでもらい、アウトラインもチェックしてくれるので、必ずできるようになります。ノートテーキングは、Abbreviationなどのテクニックを習いました。3回くらい試験がありましたね。最初は15分だったのが、最後は30分になり、省略記号を使って、ノートに書きとっていきます。そして、書いた情報に基づき質問に答えていきます。WhyとHowの質問が多いので、きちんと書き取っていないと難しいです。このユニットを受ければ、確実にプレゼンとノートテーキングスキルは伸びると確信しましたね。

先生や学校の設備は、どうでしたか?

良い先生が多かったと思います。50歳以上くらいの先生が多く、親切でした。生徒全員を大学や大学院へ入学させたいと、心から思っているので、熱心に教えてくれ、フォローもしてくれます。教室移動が多いのが少しキツかったですが、パソコンがいくらでもあるし、設備は最高だと思います。

クラスの雰囲気は、どうでしたか?

私のクラスは15〜16人で、アジア人とヨーロッパ人が半々でした。日本人は4人いましたが、他のクラスにはだいたい日本人は1人だそうです。スタンダードブリッジングのクラスは、8つありました。全員進学希望なので、とても真面目です。一般の英語学校とは、目的意識が全然違うと思いましたね。日本語を話す環境にはありませんでした。

このコースの良い点は、どんなところでしたか?

IETLSが5や5.5から、大学(院)入学レベルにまで英語力を引き上げられ、そして大学(院)での勉強が始まったときに、スムーズに入っていけることです。新しい環境に放り込まれたときに、留学生だったら、絶対にストレスを感じるはず。英語力に対する不安を抑えられるのが、メリットだと思います。また、ブリッジングコースで友達ができ、上に進んだときに事前に顔見知りがいて、情報交換などもできますね。

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