【体験談】初海外から6年の月日を経て、ワーホリで渡航された亜希菜さんのワーホリ体験談です
林 亜希菜さん 2014年12月12日
ワーホリで再渡航されたきっかけを教えてください
初海外は観光ビザで3ヶ月、ゴールドコーストに滞在しました。この初海外がとても充実した楽しいものだったので、すぐに絶対にワーホリでオーストラリアに戻ってこようと思いました。
6年後に戻られた訳は?
ワーホリの資金を貯めるために日本で仕事を始めたのですが、思うように資金が貯められなかったのと、日本で生活していると、だんだん海外の生活が遠いもののように思えてきて、途中でワーホリはあきらめたこともありました。でもこの6年間の中で色々なことがあって、最終的には30歳前に戻ってこようと思い、ぎりぎりで戻ってくる事ができました。
レクシスパースキャンパス
レクシスは国籍割合のバランスがよく、色々な国の人たちと友達になることができました。
先生も非常に良い先生ばかりで、気軽に相談したり、レベルアップのテストを受ける事もできました。アクティビティでもビーチに行ったり、BBQをしたり、本当に楽しかったです。資金に余裕があったら、もっと長期でレクシスに通いたかったのが心残りです。
セカンド取得のため、ファームへ
セカンドワーホリを取得したいと思い、※1wwoofを通してファームに滞在しました。ファームはオーナー夫婦と家とは別に部屋が提供され、イギリス人、ドイツ人、日本人の4人部屋での共同生活でした。1日中、暑い中で草むしりをしたり、苗の植え付け、収穫をしたり、また、一番きつかった作業はブタの世話でした。ブタ小屋の掃除はブタを檻から出すだけでも大変で、最初はかなりめげましたが、何度かやっていくうちに慣れていきました。ファームは、ハエがとにかく多く、またトイレがつまったり、近くにはお店など1軒もないので、ある食材で料理をしたり協力し合い、励まし合いながらの生活でした。つらい仕事の中でも、朝日の綺麗さや、野生のカンガルーに遭遇したりして、大自然を満喫できるようになり、このファームでの体験が自分を強くさせてくれました。
シドニーへ移動
6年前から、シドニーにも住みたいと思っていて移動したのですが、最初は仕事が全然見つからず、とにかく履歴書を配りまくっていました。最終的に日本食レストランでバイトが決まったのですが、ここでの生活はいごごちは良かったです。しかしあるとき、日本語環境でいごごちの良い生活にこれでいいのかと疑問を感じ、このままではいけないと思うようになり、ヌーサへ移動を決めました。
ヌーサでの生活
※2ヌーサでの生活は日本人がいなかったので完全英語環境でとてもいい勉強になりました。おかげで一気に英語も伸びました。ヌーサにはもっと滞在したかったのですが、冬にさしかかり仕事がなくなってしまったのでゴールドコーストへの移動を決めました。ヌーサはのんびりしていて自分に合った環境でしたが、もっと英語ができれば仕事の幅が広がったのにと思います。
ゴールドコーストへ移動、帰国へ
ゴールドコーストは日系の求人が多く、すぐにバイトが決まりました。日本語環境ではありますが、シェアメートはオージーで英語を使う機会もあり、やはりゴールドコーストはワーホリで滞在するには非常に良い環境だと改めて思いました。初海外がゴールドコーストで、今回のワーホリ生活もここ、ゴールドコーストで終えることになりました。ゴールドコーストでは最後になにか残したくて、J-shineを取ることを決め、働いて学費を貯めて資格を取得できたので、自分なりに納得のいくものになりました。
ワーホリを終えられる亜希菜さんの感想を教えてください
このワーホリ、セカンドワーホリを通して一番学んだものは英語やサーフィンなどやりたかったことはもちろんのこと、(もっともっと英語の勉強が必要ですが。)家族を大事にすること、家族の支えがあったからここまで頑張れたと思っています。そして沢山の仲間に出会えたこと、いろんな人のいろんな人生を見てきて勉強になりました。それらを糧にこれからも頑張っていきたいです。そして今後は精一杯恩返しをしていきたいと思っています。
※1WWOOFとは、ファームで労働するかわりに食事・宿が提供されるシステムでお給料は発生しません。
※2ヌーサとはクィーンズランド州、ブリスベンから北140キロほどの所に位置するリゾート地です。