レクシス・イングリッシュ(スカボロー校)

CRICOS:03274E

【体験談】留学経験を活かし日本の医療に貢献したい!医療英語とケンブリッジコースで勉強!

小出 祐子さん 2020年6月5日

パースのレクシス・イングリッシュで一般英語コース→ケンブリッジ英検準備コース→医療英語コースで学ばれた小出さんの体験談です。

小出さんの留学プラン

ワーキングホリデービザ一般英語コース17週間
学生ビザ一般英語コース12週間

ケンブリッジ英検準備FCEコース12週間

医療英語コース12週間

留学を決心した理由

オーストラリア留学前、病院で9年働いていたのですが、勤続10年を迎えるにあたり、このままでいいのかなぁと意識するようになりました。もっと自分のスキルを活かせる職場があるんじゃないかと転職を考え、退職することを決断しました。

幸い、専門職だったので、転職先に困ることはなさそうでしたが、「せっかく退職したんだから、仕事をしていたら難しそうな事にチャレンジしよう!」と思い立ちました。

そんな時、当時知り合ったグループが偶然にも、ほとんど全員オーストラリアのワーキングホリデー経験者で、彼らのオーストラリアでの思い出を聞くたびに憧れが増し、長期で海外に行ってみようと思うようになりました。

また、当時仕事でもたまに、日本語がわからない外国人の患者さん、ご家族にいろいろ説明しないといけない場面もあり、もっと英語が話せたらいいのに・・・という気持ちもありました。

そこから、ネットでオーストラリアのワーキングホリデーをいろいろ調べ、「この国なら大丈夫だ!」と確信しました。(笑)


バスの乗客とスピーキングの練習ができちゃったパース!

実は、留学の説明会に行くまでパースという都市を知りませんでした。(笑)

オーストラリアで留学と言えば、シドニー、ゴールドコースト、メルボルンのイメージが強かったのですが、留学先を決めるにあたって、私としては絶対に譲れないポイントがありました。

それは、

①英語生活にどっぷり浸かるために日本人が少ないこと

②景色がきれいなこと

③ご近所同士が挨拶するような地域性であること

④逃げ帰ってしまわないよう日本からの直行便がないこと


の4つでした。


実際、パースに住んでみた結果としては、、、、、住みやすい街です!

ほどよく田舎、ほどよく都会。

ショッピングモールやDFOもあり、日常生活に困ることはないけど、街中がごちゃついてない。

ちょっと歩けば、ビーチに公園、リバーサイドは景色が綺麗で緑いっぱいの美しい街です。

歴史的な建物とモダンなビルがうまく融合している、本当に素敵な街並みです。

また、親切でフレンドリーな人たちが多く、バスに乗っていると話しかけられることも多々あります。

バスの中で見知らぬおじさんにFCEのスピーキングの練習に付き合ってもらったこともあるくらいです!


私の学校選びのポイント


学校選びのポイントは初め、

①日本人生徒が少ない

②生徒の国籍割合

③ENGLISH ONLY

④近くに広い公園またはビーチがある


の4点を重視しました。

「英語が使えるようになる」を目標にしていたので、私的にはできるだけ日本語が使えない状況がよかったんです。

また、「英語」と同じくらい大切にしたかったのが「コミュニケーション」で、できるだけ多国籍・多地域の人たちと一緒に勉強して、放課後過ごして、という環境を探していました。

そういった点で、Lexis Englishは私にはぴったりだったと思います。

クラスメイトはブラジル、コロンビアといった南米人から、イタリア、スペイン、スイスといったヨーロピアン、もちろん韓国、台湾といったアジア人まで・・・まさにインターナショナルな雰囲気でした。



留学延長へ向けて準備

初めて渡豪した年、私はワーキングホリデービザだったので、学校は一般英語コースを4か月しか受講できませんでしたが、「やっぱりもっと学びたい」という気持ちが強くなり、その次の年、ワーホリから学生ビザに変えてさらに9か月、再びLEXISに通いました。

Lexis Englishはパースで唯一医療英語コースがあり、校風も大好きだったので、もう一度Lexis Englishに通うことには何の迷いもありませんでした。一般英語で英語の基礎を築いて、FCEで応用編、医療英語コースで仕事シーンを想定した英語の使い方を学ぶといった計画です。

ワーキングホリデーで在学中は、医療英語コースを受講している人は英語の基礎力が高く、憧れの存在だったんです。なので、次の学費のためにワーキングホリデー中のアルバイトはとっても頑張ることができました。

明確な目標があるっていいですね!

一般英語コースの授業内容


午前のクラスでは文法や発音、単語といった基礎を中心に広く学びます。

特に文法を重視している印象で一週間でテキストブックの1章を終え、次の週の月曜日に先週学んだ範囲のテストをするといった流れです。

テストはクラスによりますが、文法、ライティング、リスニングがあります。真面目に授業を受け、宿題をしていればテストで苦労することはそんなに無かったです。

午後は、各生徒ごとに強化したい分野、興味がある分野に分かれて選択式のクラスを受講します。

選択できるクラスは「グラマー」「スピーキング」といった定番のものから「ミュージック」「ブレイキングニュース」といったユニークなものまでありました。



FCEコースの授業内容


FCEコースを受講するためには先ず、テストを受ける必要があり、実力を試されます。

なので、コースは文法のおさらいはするものの、一般英語コースの時ほど手取り足取りという訳ではありません。

文法・リーディングは過去問を中心に、問題を解いて、解いて、解いて、、、、といった具合に進みます。

スピーキングとリスニングは何度も何度も練習して感覚をつかんでいくような進め方でした。

試験前は模擬テストを何度も繰り返し解きました。

FCEコースで伸びたスキルは圧倒的にスピーキングです。

出されたテーマに対し、その場で考え、自分の意見を相手に伝わりやすいよう英語で伝える練習は一般英語コースではあまりやって来なかったので。

特に助動詞と副詞の使い方は上手になったんじゃないかと思います。

またパートナーの意見をしっかり踏まえて話さないといけないので、聞く力も伸びたと思います。

FCEでのスピーキングはその後の医療英語コースでも大いに役に立ちました!

医療英語コース


このコースは、OET試験対策コースになりますが、FCEと大きく違うのは医療専門用語について学ぶことと、患者さん相手を意識したスピーキングの練習をすることです。OETは職種によってライティングとスピーキングの問題が異なるので、より実践型の授業内容となります。

医療英語コースに在籍している生徒の多くはアドバンスやCAEコース修了者なので、最低でもFCE以上の英語力が求められます。実際、リスニングやライティングに使われる文法は難しめでした。

授業中もテキストの他に医療専門誌の記事を読んで、意見を言い合うなど、難しいけれど「為になる」。濃い内容の授業でした。

ちなみに、クラスの人数は時期にもよると思いますが、最大5人くらいで少数制。話す機会が桁違いに多かったです。


フレンドリーで熱心なレクシス・イングリッシュの先生


もちろん先生のキャラクターにもよりますが、すべてのコースを通してフレンドリーな先生が多かったです。

授業中も冗談言ったりと、みんなで和気あいあいとした雰囲気から真面目になったりと。。。。かなりメリハリの利いた授業だったので、あっという間に時間が過ぎている事が多かったです。

とても熱心な先生たちが多かったので、休憩時間やランチタイム、放課後も質問があれば気軽に応じてくれました。

「ここの文法やテーマをもっと勉強したい」と言うと、追加でプリントをくれたり、解説してくれたり、とても親切にしていただいたと思います。


留学をより楽しくしてくれるクラスメートたち!


毎日のランチタイムはもちろん、休日にも一緒に観光に出かけたり、だれかの誕生日を祝ったり、かなり親しくしていました。

毎週水曜日は学生サービスでバーが安くなったりしたので、アルバイトがない時はみんなでビール飲んだり、踊ったりしていました。(笑)

学生寮やシェアハウスに住んでいる友人宅に遊びに行ったこともあります。みんなで料理したり、楽しかった!

私の誕生日にはサプライズでケーキを用意してくれて、バースデーソングも歌ってくれたりととっても嬉しかったです!今でもいい思い出です。

卒業した後もSNSで互いに近況報告をしています。



パースでの留学生活


放課後は宿題をした後、カフェでお茶したり、ビーチでのんびりしたり、友人たちとゆっくり過ごすことが多かったです。アルバイト仲間と買い物したりご飯食べにいったりするものいい気晴らしでした。

そして、オーストラリアといえばやっぱりBBQ!お肉食べる=BBQになっています。日本では食べなかったラムが大好きになってしまいました。

体重計に乗るのが怖いです。(笑)

また、人生で初めてサーフィンに挑戦しました。結果は惨敗でしたが。。。。スカボロービーチでサーフィンするには早すきました。

休日はドライブがてらピクニックに出かけることが多いです。お弁当つくって、芝生の上で食べるのは気持ちがいいです。3連休の時はキャンプに出かけたり。

小学生以来のキャンプは気持ちよかったです!

レクシス・イングリッシュ卒業後はビジネスコースに入学!


私の前職は医療系ながら医療行為を行う職種ではなく、事務で、医療記録から情報を引き出し、データ化して利用する事がメイン業務でした。

医療記録の情報を活かす先はもちろん医療発展も含まれますが、実は病院の経営戦略にも使えるのではないか、というのが最近の考え方で、新たに活躍できるステージでもあります。

なので、どういったデータがどのように経営に活かせるのか、について実践的な知識がほしかったので、TAFEのビジネススクールに進学することを決心しました。

TAFEだったらすぐに活用できるスキルが比較的安い学費で学べ、熱心が教員が多い、という事で進学を決めましたが、英語学校とは違うビジネスの勉強を楽しみにしています。

将来のプランを教えてください

日本に帰国後、これまでの経験が活かせる場所で働きたいと思っています。「やりがい」が感じられるような職場が理想ですが、オーストラリア留学で培ったスキルを活かし、現場の医師をはじめ「日本の医療」に少なからず貢献したいと思います。

その上でプライベートな時間を有意義に過ごせれば満点ですね。


いろんな事、人に触れ、生きることについて考える

私は30歳過ぎての留学でしたが、正直もっと早くに行っていれば良かったと思いました。

早ければ早いほど選択肢はあると思います。

なので、少しでも留学に興味があれば是非行ってみてください。留学して損した~という人は私の周りにはいないので。

留学はある意味、自分との闘いでもあります。

文化も言葉も違うので正直慣れるまで、辛く感じる時期もあるかもしれません。留学後も日本人同士でつるんでる方が楽に感じるかもしれません。

でも、せっかく来たのだから、海外生活を留学を、英語を楽しんでほしいと思います。

国際的な感覚を身に着けることは必ず将来役に立つはずです。

若いうちにいろんな事・人に触れ、感じ、考え、「生きること」について考えてほしいと思います。

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