インパクト・イングリッシュ・カレッジ(メルボルン校)

CRICOS:02995B

【体験談】"生きた英語"を教えられる英語教師になりたい!

井上 恵里さん 2016年10月19日

日本では中学校の英語講師をされていた恵里さん。現在はインパクトイングリッシュカレッジにて一般英語コースを終え、エクストリームイングリッシュコースにレベルアップされています。今後は更にケンブリッジ英語力検定(FCE)にコースを移動し、試験合格を目指されます。
帰国し復職後したら、自身の英語力を活かし更に良い英語教育を現場でしていきたいと考えている恵里さんにオーストラリアでの留学生活を聞いてみました!


高校2年生、初めての海外経験!




高校では国際交流授業に関わり、1年生の時に一週間オーストラリア人の同い年の子のホームステイを受け入れました。2年生に進級し、今度は私がその子のメルボルンの家にホームステイに行くことになりました!
一週間の短期留学は私にとって初めての海外経験でした。オーストラリアの高校の授業を受けたり、卒業パーティーのプロムに参加したり‥目に映る色んな事が新鮮でした。ホストファミリーとはショッピングに行ったりルナパークという遊園地に連れて行ってもらったり、毎日が楽しく、心に残っています!
私にとって、離れていても近くにいても第二の家族のような存在です。

私の大切なオーストラリアの家族‼




ホストファミリーはとても日本が好きです。
ポジティブで明るいお母さんは日本食が好きで、私が作り方を教えたり、一緒にキッチンに並んで作ったりします。私と同い年と2歳上のお姉さんは、姉妹二人とも日本語に興味があります。同い年のホストシスターは日本語を織り交ぜて話したりするので新しい言葉を教えてあげたりします。家でランゲージ・エクスチェンジができてしまうのが楽しいです!お姉さんは他のシェアハウスに友達と住んでいますが週1−2回遊びに来てくれます。日系企業に努めているお姉さんは大学時代日本語を勉強していて留学経験もあるんです!

8年続く家族の絆

オーストラリアと日本とで距離はあっても、高校1年生で出逢ってから8年間、メッセージをやり取りしたり、テレビ電話をしたり連絡を取り合っていました。クリスマスには母がプレゼントを用意し、私がカードを準備して送ったり、お誕生日のお祝いも毎年送り合っています。

留学に行くのは難しいと思っていた大学3年の時、メルボルンに遊びに行き4年ぶりに再会しました。一週間だけだったけれど本当に楽しかったです。ホストシスターは姉妹のようでも、友達のようでもあります。実は今回の留学でも再び同じ家にステイさせてもらっています。”メルボルンに留学を決めたよ!また一緒に住みたい!”と連絡をしたら快く受け入れてくれて…。今回そのような存在のファミリーがメルボルンで待っていてくれたので安心して留学に来れたなと感謝しています。4月までメルボルンにいる予定なので、長い時間一緒にいられるのがとても幸せです!


日本での中学英語の講師としての経験

中学に上がるころには先生になりたいという夢をもっていました。人に何か教えること、お世話を焼いてあげたりするのが好きだったんです。日本の大学に進学し、小学校、中学、高校のどこでも教えられるよう、教職課程を取りました。
留学したいという気持ちはその頃も強くあったのですが、在学中は教職課程のカリキュラムもあり、行くのは難しいと諦めていました。
教育実習に行った中学校から声をかけて頂き晴れて講師として勤務することになり、中学1年生の英語の授業を受け持つことになりました。みんな英語の授業は初めてなので、最初はアルファベットの書き方や自己紹介の仕方などからスタートし、次第に文法の勉強も始まっていきます。



英語に対しての苦手意識がつかないようにアクティビティを織り交ぜて授業を楽しくする工夫をしました。自分で内容を考えたり調べてみたり、先輩の先生に聞いたりします。その授業を生徒たちが楽しそうにやっている姿をみるととっても嬉しくなるんです!

でも、実際社会に出て教壇に上がり教えていくうちに、もっと 生きた英語 を生徒たちに伝えたいと考えるようになりました。ますます海外留学をして自分の英語を磨き、教え方のスキルアップもしたいと思うようになったんです。
さらにそれを強く考えさせられた出来事がありました。月に一度授業にアメリカ人のネイティブの先生が授業しに来てくれるのですが、その先生と話していても半分程しか理解できないこともありました。そして私の文法や前置詞の使い方など直してくれたりするのですが、間違った英語をしゃべってしまっている自分、思ったことをスラスラと伝えられない自分を見つめ直すと、もっとネイティブが周りにいる環境で、英語を使う機会や時間を増やしたいという気持ちがどんどん大きくなりました。

2年間勤めてお金もしっかり貯めることができていたし、私の周りの先生方も私の留学したいという気持ちを大事にしてくれたので、これがタイミング!と思い切ってオーストラリア行きを決めることができました。


インパクトイングリッシュカレッジで英語の基礎をしっかり固める!

オーストラリア留学センターのウェブサイトを見ていてケンブリッジ英語力検定試験のことを知り、せっかくなのでしっかり勉強して資格を取ろうと決めました。インパクトイングリッシュカレッジはその試験会場にもなっていて便利だったのと、イングリッシュオンリーポリシーがしっかりとしていて、英語に触れる時間を増やせる良い環境だと思いました。

一般英語コース(12週間)

初めて受け持ってくれたリチャード先生の授業がすごくわかりやすく印象に残っています。先生は昔日本に住んでいたこともあって、日本の文化を知っていたり分かっていたので身近に感じられる例を出してくれたりしながら説明してくれました。生徒がわからないことが出てくると時間をかけて教えてくれたり、アクティビティで楽しく英語を学ぶ時間が多いです。

エクストリーム ・イングリッシュ (10週間)

一般英語コースに比べ授業進度が速く内容もアカデミックなものを扱うことが増えてきます。どんどんと難しい単語も出てきてボキャブラリー力が上がりました。また、授業で扱う”単語の品詞の変化”は正しい英語を使うために重要だと思いました。まだまだ苦手ですが頑張って勉強していきたいと思います。
毎日宿題はありますが、宿題をやるとその日に扱ったテーマに関するリーディングや文法ができるようになっています。先生は宿題以外にも補足課題を用意してくれたりするのでそれも頑張っていきたいです!週に1度は宿題や授業内で英作文を書き、先生に提出します。最初の1−2週目は苦手意識がありましたが、どんどんやっていくうちに力がついてきた気がします。今では苦手意識もなくなり、宿題を出されても平気です♪
今受け持ってくれている先生は授業のはじめに、週末になまったみんなの英語を戻すのに短いスピーキングの時間を作ったり、そしてそれが今日勉強するテーマにかぶっていたりと工夫を色々してくれてみんなの意識が集中しやすいように工夫してくれます。
クラスには日本人の他にコロンビア、ブラジル、タイ人のクラスメイトがいます。今私が通っているエクストリーム・イングリッシュはコース終了後IELTS試験やケンブリッジ英語検定コースに進む子が多いのでみんなモチベーションが高いです!


仲良しのクラスメイトたちと♪

ケンブリッジ試験対策コース(10週間)

次はいよいよ資格をとるためにケンブリッジ試験対策コースに進む予定です。品詞の変化やスピーキングなど伸ばしていかなければならないところがいっぱいあります。これから更に英語を使う機会をもっと増やしていきたいです!家でも素敵なホストファミリーともっと話していきたいですし、これからコースが始まるまでホリデー期間にに入るので、その間にアルバイトも見つけていきたいです。ホストシスターの2人がルナパークでも仕事をしていたので、私もやってみたいと思っているところです。お客様に接客をしたり軽食やグッズの販売をしたり…英語力も楽しく上げられそうな気がしています!


日本の英語教育をもっと楽しくしたい!

これから英語を母国語としない人へ、「英語で英語を教える方法」を勉強する予定です。将来的にオールイングリッシュの授業が日本でも導入されるという話も聞いたりするので、日本に帰ってまた職場に復帰してからも活かせる内容だと思っています。帰国までに正しい文法を習得するのももちろんですが、より日本の生徒たちが楽しんで英語に取り組めるようにアクティビティの新しいヒントも見つけたいと思っています。
通っている語学学校でも感じますが、日本人は文法はとっても強いけれどスピーキングが弱いと思います。南米出身の子は文法は滅茶苦茶でもよく喋り、どんどん上達していきます。そんなクラスメイトたちに囲まれ、もっとスピーキングの練習をしなければと感じています。
日本での英語の授業では教科書の中でスピーキングの項目があると少し触れますが、受験などを見据えた勉強になるので文法やリーディングなどに重点が置かれます。スピーキングはコミュニケーションに必須になるのでそんな所を変えていきたいです。授業でゲームなども取り入れつつ自然に、楽しく英語を話すチャンスを作って行ってあげたいです。
教育に興味がある世界各国の学生たちにこれから出逢いたいです!

恵里さんからのメッセージ

留学したいと思ったらした方が絶対に良いと思います。お金や時間など考えなければいけないこともありますが、その気持ちを持ったままで行動しなかったら将来後悔するんじゃないかと思ったんです。
日本では触れられない様々な文化に触れ、ごはんや生活、身近なことでも毎日色んな発見があって楽しいです。海外に長期で住むことで色んな出逢いや文化に触れ、英語力以外にも得られたことがいっぱいあります!

スタッフより

小さな頃からの夢を実現させ、"生きた英語の環境下"に自身の身を置きさらに良い英語教育をするために頑張る恵里さん。確固たる目標があり、そのためにひたむきに努力する姿は素晴らしいと思いました。今後恵里さんが考えた素敵な英語の授業で英語を学ぶことに対して楽しい!と感じる生徒が増えていきますように‥!メルボルンスタッフ一同今後も恵里さんのことを応援していきたいと思います!

オーストラリア留学に関するご相談は、下記のフォームをご利用ください。

無料メール相談

お電話でのオーストラリア留学相談はこちら