【体験談】英語ができるプログラマーを目指して!社会人語学留学
横島 健一さん 2016年5月9日
日本でプログラマーとして働いていた横島健一さんが、キャリアップのためにオーストラリアのゴールドコーストで半年間の語学留学をされた体験談です。
留学をしようと思った理由
「とにかく英語を覚えたい」というのが一番の理由です。日本でプログラミングの仕事をしていたのですが、プログラミングは元々海外が本場。プログラミングのコード自体は世界共通ですが、海外の仕事の依頼やプロジェクトに関することはすべて英語で入ってきて、日本語に翻訳されます。
ただ最近はグローバル化が進み、英語ができるプログラマーがより仕事を取りやすい時代になっています。
英語ができれば仕事の幅が広がり、最先端の仕事に携わることができ、プログラマーとしてのキャリアアップにつながると思って、語学留学を決意しました。
オーストラリアを選んだ理由
留学地を選ぶ際にまず費用を抑えたいと考えていて、フィリピンとオーストラリアの2カ国で迷っていました。表面的な費用を見るとフィリピンの方が安いですが、オーストラリアでは学生ビザでアルバイトができるので、実際にかかる費用はそこまで大きく変わらないかなと考えました。
また留学センターに「どちらに留学をした方が良いか」と相談をしたところ、「英語が公用語ではなく、英語が母国語(ネイティブ)の国に留学したい方が良い」と勧めてもらったので、オーストラリアを選びました。
実際に留学を終え、オーストラリアを選んで良かったと思っています。
ゴールドコースト・ラングポーツを選んだ理由
日本人が少ないような都市も視野に入れていたのですが、全く英語ができない状態でのスタートだったので日本語での助けがないと厳しいと思い、最初の入国地としてはある程度の日本人環境があるゴールドコーストを選びました。ラングポーツを選んだ理由は、オーストラリア留学センターの語学学校ランキングでラングポーツが上位になっていて、評判が良かったという点です。学校を選んだ時点ではカリキュラムなどそこまで気にしていませんでしたが、科目によってレベルが分かれるUFOのシステムは、結果的に凄く自分に合っていたなと感じています。
ラングポーツでは、TOEIC(トイック)コースを取っていましたね。
はい。一般英語コースを学んだ後、実はTOEICコースを2回リピートしました!最初はTOEICコースにあまり興味がなかったのですが、周りから「TOEICコースがいいよ!」と評判を聞き、一般英語で基礎を学んだ後にTOEICに進むことにしました。
その時のクラスが本当に最高だったんです!
一般英語では毎日3回クラスが変わるのに対し、TOEICコースは試験対策コースのため5週間・朝から晩まで同じメンバーで学びます。なので団結力も高まり、目標に向かってみんなで頑張ることができました。また先生も本当に良い先生で、非常に恵まれた環境でした。
ただ5週間のTOEICコースを終えた後、自分の中で「本当に理解を深めることができただろうか?」という疑問が残ったので、学校にお願いをして、もう一度TOEICコースに入らせてもらうことにしました。
ちょうど先生も変わり、先生によって教え方やテクニックも異なるため、2回受けても飽きることなく勉強することができました。
肝心のTOEICの点数はと言うと、430点からスタートし、710点まで上がりました!特にリスニングの点数が大幅にアップしたのに驚きましたね。これは海外に住んで英語を勉強をしたからこその結果だと思います。
放課後・週末はどのように過ごしましたか?
最初に来た頃は、サーファーズパラダイス内にあるパブに良く行ったりしていました。定番のテーマパークや動物園などは、週末を利用して行っていました。あと毎週金曜日には必ず誰かが主催のBBQがあるので、ほぼ毎週参加して、飽きるぐらい食べました(笑)。サーファーズパラダイス内にあるシェアハウスにはBBQエリアが付属ところが多いので、大体友達の家か、またビーチ横にBBQができるスペースがあるので、そこで行うこともありました。
もちろん食パンにソーセージを挟むオージースタイルです。
また、留学していたのが夏〜秋(11月〜5月まで)だったので、サーフボード買ってサーフィンもしました。以前少しだけやっていたことがあるのですが、せっかくゴールドコーストにいるので再開しました。放課後だけなく、学校が午前9時からなので朝5時に起きて海でサーフィンをしてから学校に行ったりしていましたね。バスにサーフボードを乗せて、クーランガッタやバーレーヘッズなどのサーフスポットにも行きました。
ラングポーツにはサーフィンをする学生も多かったので、たまに一緒に行くこともありました。
ゴールドコーストを大満喫した生活だったと思います。
社会人として留学をして感じたこと
自分はもうワーキングホリデーを取得できない年齢なので、周りを見ていて羨ましいなと思いました。海外で学校に通って、その後にバイトしたり旅行したりファーム行ったりと自分の好きな選択をしていけるのは面白そうだなと思いました。時間を戻せるのなら、ワーキングホリデーに挑戦してみたいですね。年齢層の違い
学校にいる学生の多くは自分と比べて半分くらいの年齢だったけれど、年齢層が違うことでの不便はあまり感じませんでした。これは性格もあるのかもしれないですが、個人的には抵抗なく馴染むことができました。
まず外国人から見るとそこまで年齢は分からないようだったし、日本人同士でも変な気を使われることはなかったです。
留学期間中に自分が成長したと思うところ
実はこの半年間で、”英語の神”が降りてきたことが2回あったんです。まず最初は到着して2ヶ月後。サーファーズパラダイスの街を歩いていたのですが、今までは「記号」に見えていた街中の英語表記が、ふと「言語」として意味が頭に入ってくることがありました。その時は気のせいだと思っていたのですが、次の日の授業から、いきなり英語が読めるようになったのです!
2回目は友達と話をしているとき、ふと”英語のリズム”が降りてきて、そのリズム通りに英語を話してしてみると、格段に英語が通じるようになったんです。
日々の積み重ねが、こんな風に突然結果として現れたのだと思いますが、自分の成長したターニングポイントして捉えています。
あともう半年いれば、あと数回神が降りてきていたのになぁ・・・と少しだけ悔しいですね。
今後の予定
オーストラリア滞在中に、仕事が決まりました。フィリピン(セブ)の語学学校で英語とITを学ぶプログラムがあり、そこでITスキルを教える講師を担当します。周りが英語教師の環境なので、どのくらい英語が使えるか楽しみです。
そこでの契約が終わった後はまだわかりませんが、プログラミングの本場であるアメリカ・シリコンバレーでの仕事に携われるようなアクションも起こしていきたいと思っています。
一発奮起して身につけた英語を、最大限仕事に生かしていきたいと思っています。
留学を考えている皆さんにアドバイス
日本人留学生、特に社会人経験がある方は「恥をかきたくない」「間違いたくない」という気持ちがあってなかなか喋れないと思うのですが、それはやめた方が良いです。同じクラスの学生はみんな同じくらいの英語レベルの人たちなので、間違っていても気にせずにとにかく喋り、色々な人に話しかけて、フレンドリーに接することが英語が上達する秘訣だと思います。
スタッフより
プログラマーとして日本で多忙な日々を送られていた横島さんには、ゴールドコーストのようなリゾーチ地でのご留学はぴったりだったのではないかと思います。
今後はオーストラリアで培った本場の英語力を生かして、世界中で活躍されることを願っております!