グリニッジ・イングリッシュ・カレッジ(シドニー校)

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【体験談】良い先生との出会いが鍵!英語の伸びが感じられた、ケンブリッジFCEコース

田丸 萌さん 2021年9月23日

シドニーの英語学校「グリニッジ・イングリッシュ・カレッジ」で、楽しくも様々な経験をして、英語力に自信をつけた萌さんに、ケンブリッジFCEコース受講について伺いました。



「オーストラリアに行こう!」と思ったきっかけは何ですか?

日本で大学を卒業後、通販会社で企画の仕事をしていたのですが、とにかく忙しい会社だったことや、企画が自分に合っているかわからなくなってしまったことから、学生時代にやってみたかった海外生活や英語の勉強にチャレンジしようと、オーストラリアへの渡航を決めました。

グリニッジを選んだ理由を教えて下さい。



国籍のバランスが良い、ということが一番の理由で、

・毎週金曜日の遠足や毎日のアクティビティ(ヨガ・映画鑑賞・折り紙…等)が多く、友達を作りやすい環境がある。

・学校の周りにワールドスクエアというショッピングセンターやバー、レストラン等、色々な場所へのアクセスが良い。

・学校内の壁はガラスで閉鎖感も無く、非常に綺麗で過ごしやすく快適。

といったこともグリニッジを選んだ理由です。

最初の時にグリニッジの印象が良かったので、ケンブリッジFCEコースの受講でも、グリニッジに通うことにしました。

ケンブリッジFCEコースを受講しようと思った理由は何ですか?

オーストラリアに来ることを決めた時、帰国後の就活時に”遊びに行った”と見られないよう「英語を勉強しにオーストラリアに行った証明」を持って帰ると決めていました。

色々と調べてみると、一般英語コースに比べケンブリッジ試験準備コースでは、下記のようなメリットがあると知り、受講を決めました。

・コース終了後に行うケンブリッジテスト合格に向けての目標が明確なコースで、一般英語コースよりも実践的でバランス良く、4つのスキル(Reading・Writing・Speaking・Listening)を伸ばすことが出来る。

・コース終了後のテストに合格するとCertificate(合格証)が貰える為、英語力の証明や自分の成長を実感出来る。

・コースに参加する学生は勉強意欲も高く、共通目標があるので英語を勉強しやすい環境。

・3か月間の集中コースの為、クラス替えが無く必然的にみんなと仲良くなる。

当初、英語力はあまり高くなかったので、最初に通った時は、ケンブリッジ検定PETコースを受講しました。

しかし、終わった後「まだまだ英語の勉強が足りない」と思ったことと、ケンブリッジFCEの試験を合格すると、「ビジネスで通じるレベルのスキルを身に着けていると言える」ということだったので、次はPETの1つ上のレベルであるFCEコースを受講しようと決めていました。

FCEコースではどんなことを勉強しましたか?

FCEコースでは、一般英語と同様、毎授業「ファッション」、「環境問題」、「人間関係」などの、トピックに関する単語や言い回し、文法等を勉強したのですが、FCEではそれらを更に、ケンブリッジ検定試験の問題形式に沿って学びました。

例えば、リーディングは、トピックに関する英語+答えを探す為のノウハウ、リスニングでも同じように、トピックに関する英語+答えを探す為のノウハウ、更に、素早く問題文を先に読んで重要な言葉を見つけ出す練習などもしました。

スピーキングやライティング等のアウトプット系は、リーディングやリスニングで、先に単語や言い回しをインプットしたあとに行ったので、学んだことがより頭に入りやすかったです。

先生について教えて下さい。


真ん中がロブ先生

ロブ先生は旅行好きらしく、いろいろな国に興味がある先生でとてもユーモアがある方でした。
他の先生と比べると、遅刻や携帯に関して少し厳しい方でしたが、そのちょっとした緊張感のおかげで、最後まで気が緩まず勉強することが出来ました。

ロブ先生の良かったところは、自分の改善すべきところをしっかり伝えてくれたことです。

グリニッジの先生は、とても熱心で優しく、フレンドリーな先生が多いですが、ロブ先生は優しく教えてくれるというよりは、直すべきところはうやむやにせず、はっきりと指摘してくれる厳しさを持つ先生でした。

そのため、弱点ををしっかりと練習することができたので、最終的に振り返ってみると、ロブ先生のクラスが一番英語力が伸びたと思います。

クラスメートについて教えて下さい。

 

クラスメイトの国籍はフランス・コロンビア・モンゴル・中国・日本・韓国・タイ・トルコ・ネパールと国際色豊でした。

23歳~40歳と年齢層は幅広く、質問や意見が飛び交う、それぞれのモチベーションの高いクラスだったので、「とにかく楽しく勉強をした」というよりは、「しっかり勉強をした」という印象が残ってます。

一人ひとり個性的で、全体的にほのぼのした人が多い、平和なクラスでした。

テストはどのように行われましたか?



グリニッジの場合、ケンブリッジのテストは学校で行われるのですが、テストは紙ベースでマークシート&一部記述式のものでした。

スピーキングについてはペアで受験をするのですが、自分のペアはコース中頃に先生から発表があり、スピーキングのペアは、「なるべく同じクラスの受験者から、異なる国籍で組まれるようになっている」と聞きました。

私はとても親しい友人とのペアだったので、学校後も公園で教科書の問題を出し合い、沢山スピーキング練習がすることが出来ました。

リスニングは一人ずつヘッドホンが渡されるのでハウリングの心配はありませんでした。

スピーキングも含め、いつもと同じ校舎なので試験会場の場所や到着時間にも焦らず、普段の自分のまま落ち着いて試験が受けられるということが、小さいようで大きなメリットだったと思います。

勿論緊張はしましたが、いつも一緒に勉強している仲間と試験を受けるので「一緒に頑張ろう!」とモチベーションをお互いに高め合うことが出来ました。

テスト日程については、コース開始初日のスケージュール共有でおおよその受験日を伝えられ、明確な日付はコーススタート2週目ごろにテストの申し込みをするタイミングで分かりました。スピーキングのみ別日で、筆記テストの前後2日にありました。

(スタッフ注:テストの時期によりスケジュールは変わる可能性があります。)

ケンブリッジFCEを受講し、英語力は伸びましたか?

ボキャブラリーはまだまだ足りないと感じますが、FCEで勉強した文法は8割以上は吸収し、使えるようになったと思います。また、文法と話しをする時の瞬発力がついたと思います。

FCEコースを通して一番伸びたのがリスニングで、特に洋画を見たり音楽を聞く時に、以前は殆ど理解出来なかったことがすんなり理解出来るようになったことで、英語力が伸びたと実感しました。


グリニッジはどんな学校でしたか?



私はグリニッジでケンブリッジ以外のコースも含め、6人の先生に英語を教わりましたが、どの先生もフレンドリーである一方、質問したことは分かるまで教えてくれる熱心な先生たちだったので、勉強にも友達づくりにも集中出来る良い学校でした。

最初にグリニッジに通った時は、まだ国境封鎖前だったので、様々な国籍の学生がいて、放課後に友達とでかけたり、お昼休憩ではそれぞれの国の昼ごはんをみんなで紹介して食べたり、本当に楽しい思い出が沢山出来ました!

クラスの友達と、授業後にボンダイビーチに行って泳いだのは本当に楽しくて、「これが英語学校でできた多国籍な友達と遊ぶっていうことなんだ!」って嬉しく思ったことを、今でも覚えています。

シドニーで生活・勉強して良かったこと、オススメがあれば是非教えて下さい。



シドニーは都会ですが、緑や海などの自然と共存している素敵な都市です。ショッピングを楽しめる一方、バスや電車に少し乗れば気軽にビーチや山に行ってリフレッシュ出来るのが、とても良いポイントです。

休日は友達とサップやサーフィン、カヤックなどのマリンアクティビティから、ブルーマウンテンに登山したりアンナベイ(砂漠)でラクダに乗ったり、お出かけ好きな方には特にオススメです。

又、様々な国籍の学生が集まる場所でもあるので、馴染みのなかった国の文化や言語に触れ、世界を広げることが出来ます。

留学中の一番の思い出は何ですか?

FCEのコース中、ロブ先生に認めてもらえた事と先生の言葉です。

ロブ先生は、適当に褒めるということがない先生なので、時には厳しい指摘がありますが、それをしっかり練習したり、努力をして改善されたことがわかると、ちゃんと褒めてくれます。

私がケンブリッジ試験のスピーキングをペアで練習していた際、「瞬発的に答えなければ!」という気持ちと緊張、「難しい英語で文法を間違えたくない」という恐れから、練習相手の言ったことに対して気づかぬ内に底の浅い返答をしてしまっていたことを、聞いていたロブ先生に指摘されました。その時先生は、指摘だけではなく「練習だからどんなに間違えても良い、日々意識して生活すれば必ず良くなる」と言ってくれました。

スピーキングは自分の中でも苦手意識があったのですが、その先生の言葉で自分の改善点をしっかり見つめ直し、スピーキングのパートナーに伝えて、毎日放課後に何度も何度も練習をしました。その後、スピーキングのクラスで先生に褒められた時は本当に嬉しかったです。

英語学校に行ってる間は、意外と自分がどのくらい伸びたかわからないので、「できるようになっている、改善されている」ということを先生に言ってもらえることで、成長できている、英語が伸びていると実感でき、本当にやって良かったと思いました。

今後のプランやこれから留学をされる方へのメッセージをお願いします。



まず、英語を真剣に勉強したいと考えているなら、私はケンブリッジコースをオススメします!

一般英語コースとケンブリッジコースを経験しましたが、やはり、学生の積極性とやる気、それに伴って先生の本気度が全く違うと心底実感したからです。

そして、これはケンブリッジに限りませんが、少しでもやりたいと思ったことは、結果はどうであれ一度挑戦してみてください!今まで無理だと思ったことでも、やってみれば意外と出来ることがたくさんあります。

私の場合、そのうちの一つは、ケンブリッジFCEのクラス入るための努力でした。最初のレベルチェックテストではケンブリッジFCE1(グリニッジのケンブリッジコースで下位レベル)への入学と言われていたのですが、ケンブリッジの入学までに必死に勉強をして、最終的にはケンブリッジFCE2(上位レベル)のクラスに入学をすることができました。そして、その先にロブ先生のクラスがあり、苦手なスピーキングを克服することもできました。

留学をするといろいろなことがありますが、無理だと思ったことが出来ると、自分に自信をつけることができます。

来る前には、帰国時の就職を有利にするために、ケンブリッジを受講しようと思っていましたが、実際、ケンブリッジを受講し英語力を上げ、オーストラリアで生活しながら、様々な国の友達と話をしたりするうちに、看護師の仕事に興味を持つようになりました。

多くの仕事があるけれど、その中でも人の役に立て、世界中のどこでもそのスキルを活かすことができ、かつ、「自分だからこそ、できることがある仕事」だと思うからです。

もちろん、大学入学の英語力は高いし、仕事も大変だと思います。しかしやる前に諦めず、まずは更に英語力を磨いて、次回はオーストラリアの看護師にチャレンジしたいと考えています。

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