【体験談】【動画あり】10ヶ月、ケンブリッジCAEまで集中‼︎結果を出すブリスベン留学
金榮 慶佑さん 2024年2月23日
将来は海外で仕事をするということも見据え、世界英検であり、生涯資格であるケンブリッジ検定試験FCE(中上級レベル)はもちろん、CAE(上級レベル)までの取得を目指し、留学をされた慶佑さん。
留学中、FCEも無事ご取得され、その後もメキメキと英語力をあげて、帰国後に受験したTOEICでは900点台を突破!10ヶ月という限られた期間で武器にできる英語力を身につけられました。
慶佑さんに”しっかり結果を出せた”ブリスベンでの留学を振り返ってもらいました!
動画ではリアルな留学前の英語力や、留学中の英語力の伸び、勉強方法や授業、ケンブリッジ検定試験コースについてもお話してもらいました!
留学しようと思った理由を教えてください!
理由は2つあります。1つ目は大学の難易度の高い英語の授業についていけなかったことです。講義内でのディスカッションで、話す内容がわかっていても英語が出てこず発言が出来ないことがありました。その原因は自身のスピーキング力不足だと考えたので、海外留学をしてそのスキルを伸ばしたいなと考えました。
2つ目は、高校1年生の時に、ブリスベンの現地の高校に短期交換留学をしていた経験です。その際にホストファミリーや友人の暖かさや文化に感動し、もう一度海外の方とのコミュニケーションや共同生活の経験をしたいと考えました。
ラングポーツに学校を決めた理由を教えてください!
一般英語のカリキュラムで、スキル別で学べるUFOというシステムがあったからです。私はReadingとWritingには自信があったのですが、ListeningやSpeakingに不安がありました。ラングポーツであればFocus(スキル別授業)やOption(選択授業)で苦手なスキルを伸ばすことが出来ると、ブリスベンオフィスの小林さんに伺い、スキルの差が気になっている自分にはピッタリな学校なのではないかと考え、ラングポーツに決めました。
留学中に目標にしようと思っていたことはありますか?
ケンブリッジ英語検定のFCEとCAEレベルの合格を目標にしました。40週という長い期間での語学留学である以上、自分から目標を決めて動かなければ途中で中だるみしてしまうと思い、6月と11月に行われるケンブリッジ英語検定の合格に向けて日々勉強しようと決めていました。また、この検定は4技能全てが一定のレベルに達していることが求められるので、留学中に偏りなくすべてのスキルを伸ばすために最適な試験だと考えました。留学開始時の英語力について教えてください
数字の面で言うと、TOEIC800点台でした。ただ話すとなると、定型文を使って買い物が出来る程度というイメージです。
TOEICの点数と比較して話すことが出来ないので、特に英語で自分の意見を述べるという点において苦手意識を持っていました。
留学中のコーススケジュールや英語力レベルがどのように上がったかを教えてください
■慶佑さんの留学中のコース変遷
Lv4 一般英語コースUFO :5週間
Lv5 ケンブリッジ検定試験対策コースFCE /Closedクラス:12週間
Lv6 ケンブリッジ Flexi :11週間
Lv7 ケンブリッジ検定試験対策コースCAE /Closedクラス :12週間
Lv4 一般英語コースUFO :5週間
Lv5 ケンブリッジ検定試験対策コースFCE /Closedクラス:12週間
Lv6 ケンブリッジ Flexi :11週間
Lv7 ケンブリッジ検定試験対策コースCAE /Closedクラス :12週間
最初の5週間はブリスベンでの生活に慣れる、といった意味が大きかったかなと思います。最初のUFOクラスの担任の先生はFatemahというイラン人の先生で、授業内でゲームなども織り交ぜながら楽しんで英語を学ばせてくれました。
クラス内でミュージアムに。ただの遠足ではなく、1人1つ展示を英語でプレゼンしないといけません
その後、FCE Closedに12週間参加し、ケンブリッジFlexiに11週間参加しました。Richardというオーストラリア人の先生が、映画などを用いて、ケンブリッジのClosedコースに向けて橋渡しのような授業をしてくださいました。そして最後にCAE Closedに参加するという流れです。
■レベルはどう上がっていきましたか?
※ラングポーツの英語力レベル表
留学当初はLevel4(中級)でした。Speakingはレベル3(初中級)スタートだったので頑張りました。
FCE CLosedはLevel5(中上級)以上にいれば無試験で受講できますが、Level4(中級)だったためPre-Testが必要でした。レベル感的には〜Level6(上級)くらいだと思います。
FlexiはLevel6(上級)という扱いでした。FlexiはClosedに比べて雰囲気が緩いので、ケンブリッジ英語検定に興味がある方はここをまず受けてみるのもありかもしれません。
CAE ClosedはありませんがLevel7くらいだと思います(Level6が最高なので...)。FCEに合格していたためPre-Testは不要でしたが、Level6にいなければPre-Testが必須です。
ケンブリッジFCEコースについて教えて!
授業はどうでしたか?
UFOとは異なり、基本的にChris先生の裁量(気分?笑)でその日の授業内容が決まります。Chrisは簡単すぎると言って教科書を宿題に使うことが多く、もっと難しいテキストからコピーしてきたり、授業内でみんなでディスカッションしたり、ペアでプレゼンテーションをしたりとその日やることが全く予測できません。South BankのMuseumにいって調べたことをプレゼンすることもあります!
また、毎週水曜日は1日使ってWriting、Reading、ListeningのMock Test(模擬テスト)をやるので、試験問題にもしっかり慣れることができます。また試験直前には、Speakingのテスト対策を個別でしてくれます。
ライティングに必須のパラグラフの構造を解説してくれました。
忘れられないエピソードはありますか?
2つあります。一つ目が、この授業がCAEレベルと合同クラスだったことです。FCEレベルを受験する人数が5人だったので、一つ上のレベルのCAEレベルの子たちと合同の授業でした。彼らは英語を勉強しに来ているというよりは、ケンブリッジ英語検定の資格を取りに来ているので、クラスメートは喋れるし書けるし読めるし聞けるしという感じで最初の授業で完全に圧倒されてしまったことを今でも忘れられません。
二つ目が、Chris先生との初めての出会いです。ChrisはThe Aussieという感じで話すのがとても早くスラングも多用するため、初めての授業では言っていることが全く分からず焦りに焦りました…!!ただ、Chrisは日本が大好きなので、その日の日本のニュースを日本人の自分に解説してくれたり(笑)、自分が全く知らないような日本の知識を教えてくれたりと本当に親しみやすい先生です。Chrisは本当に明るくて面白くて生徒想いの素晴らしい先生なので、ぜひ受けてみて下さい!
英語力を伸ばすのに努力したことを教えて!
自分の課題はスピーキングだったので、特にスピーキングを伸ばすためにいろんなことにチャレンジしました。例えば、FCEのスピーキングの練習を録音してChrisにチェックしてもらい発音や話すときの癖を指摘して貰ったり、試験前にはペアになるスイス人の子と毎日寮でスピーキングの練習をしたりしました。
ケンブリッジFCEに合格した時の気持ちを教えてください!
オーストラリアで達成したいことを1つ叶え、言葉で言い表せないほど嬉しかったことをよく覚えています。特にスピーキングは4技能の中でスコアが一番高かったので、驚きとともに嬉しい気持ちでいっぱいでした。
次の日学校に行くとChrisだけでなくいろんな先生やRaz(Study Directorの先生)も呼び止めて一緒に喜んでくれて最高でした!
ケンブリッジCAEについても、詳しく教えて!
6ヶ月のケンブリッジコースで使った全ての教科書、ノート、プリント
FCEとの違いを教えてください
当たり前かもしれませんが、試験の難しさが全然違うと感じました。Readingの語彙、Listeningの複雑さ、Writingのテーマ、Speakingのペアコミュニケーションにおいて求められるものがかなり高いものになります。FCEを経験したからこそ、その難しさがよくわかりました。クラス的にはLevel 6と同じとされていましたが、全く違うと思います。
クラスメイトはどんな国籍の人たちでしたか?
スイス6名、ブラジル2名、コロンビア2名、スペイン1名、チリ1名、ニューカレドニア1名という国籍で、ヨーロッパの子たちが多い印象でした。
大変だったことはありますか?
日本人が1人ということです。自身の英語力を伸ばすうえで本当に貴重な環境だと思う反面、授業が難しかったり、Mock test(模擬試験)で点数が伸びなかったりして、他の国のクラスメイトとのレベル差を痛感し辛かった時期が何回かありました。ただ、クラスメイトが本当に優しくて、自分のスピーキングの練習に付き合ってくれたり、ライティングのアドバイスをくれたことがとても印象に残っています。彼らを見習って自分も頑張ろうと気を引き締めることができました。特に日本に積極的に興味を持って、仲良くしてくれていたスイスとニューカレドニアの子たちには本当に感謝しています。
CAEコースを終えて…英語力は伸びたと感じますか?
英語力は更に伸びたと感じます。特に今回はFCEの結果を踏まえ、Listeningを中心に大問ごとにしっかり勉強をしたので、その点を改善できたのではと思います。
オーストラリアでお父さんと思える存在、Chris先生について
慶佑さんの英語力アップに大きな影響を与えてくれたのがChris先生。良い先生との出会いが留学中大きなサポートとなっていたようです。
どんな先生だったんですか?
どんな先生だったんですか?
彼のコースにいたからこそ今の自分があると思います。面白くて優しくてスマートな最高の先生で、オーストラリアでのお父さんです。
先生とのエピソードを教えてください!
2つあります。1つ目は、FCEとCAEの6ヶ月間、Chris にライティングタスクを添削し続けてもらったことです。写真から見てわかるように、Chrisが毎回全て丁寧に添削をしてくれました。時には冗談を織り交ぜながら、自分にとって足りないところを指摘し続けてくれました。
6ヶ月Chris に添削してもらった全てのライティングタスクです。全て丁寧に添削してくれました。
2つ目は、自分でやったSpeakingテストの練習の録音を、Chrisが聞いてチェックし続けてくれたことです。生徒にここまで寄り添ってくれる先生はChrisが初めてで、本当に素晴らしい先生であることが分かると思います。
スピーキングが苦手だったので、Chrisのアドバイスを踏まえて教科書の全てのスピーキングのページにふせんをはり、たくさん練習しました。
CAEのクラスの最後にみんなでChrisにペンケースと手紙をプレゼント。もともと持っているケースがボロボロだったので!笑
今の英語力について教えてください。留学前と比べてどう変わりましたか?
先日TOEICを受験したのですが、ReadingとListeningがしっかり伸びており、留学終了後の目標である900点台というものをしっかり達成することが出来ました。
CAEの結果待ちではあるのですが、しっかりWritingもSpeakingも伸びていてほしいです。きっと伸びてます!笑
また、例えばレストランやカフェに行った際にも、おすすめを聞いたり、空いている時間にオーナーと日本について話してみたりと、自分が憧れていた海外での生活をしっかり実現できるようになりました。サンシャインコーストのBillabongのお店で、ネイティブのスタッフの方に自分の英語を沢山ほめてもらえたときは嬉しくて一生忘れられません!
クラスメイトとのエピソードを教えてください!
CAEコースでのクラスメイトたち
彼らは本当に様々なバックグラウンドをもってオーストラリアに来ているので、彼らと少し話をするだけで新しい世界を知ることが出来ます。それがクラスに行く楽しみでもありました。
例えば、授業でGoogleやAppleのオフィスについて学ぶと、各国を代表する会社(私は任天堂を挙げてクラスメイトが盛り上がってくれました!笑)→その会社の歴史(最初は花札を作っていて~のような。)→世界最古の会社は?カフェは?レストランは?と、どんどん話題が広がっていきます。(世界最古の会社は日本の「金剛組」という会社なのをご存じですか??私はこれをChrisに教わりました...)そのたびに、自分が聞いたことがなかった会社やその国の文化などを学ぶことができるので、毎日がワクワクでした。
自分の国の「変な法律」を探します。外でタバコが吸えないこと、海外のクラスメートからすると奇妙みたいです!
特に最高だったのが、各国の観光名所の授業の時です。スイスのベルニナ・エクスプレス(有名な鉄道)やコロンビアのカーニョ・クリスタレス(虹色の川)など、現地人おすすめの観光スポットをたくさん知ることが出来ました。その中で今1番行きたい国はスイスです。このクラスで出会った素晴らしいクラスメイトと再会しながら、自然豊かな美しいスポットをたくさん回りたいです!
留学中、オーストラリア旅行もされましたね!どうでしたか?
✴︎Gold Coast
ゴールドコーストは、滞在中何度も行った思い出の場所です。友達とたくさん喋りながら電車に乗ったり、ケンブリッジコースが始まった際のリトリートでカヤックやSUPをしたり、友達とビーチでのんびりしたり、、、留学中の遊びの思い出はゴールドコーストに詰まっていると言っても過言ではないと思います。そのくらいゴールドコーストではたくさんのいい思い出が作れました。
✴︎Melbourne
夢だったテニスの全豪オープンのコートに。コートに少しだけ入らせてもらえました!
最初のケンブリッジ終了後、ホリデーをとって初めて訪れた思い出の旅行先です。Brighton Bathing Boxes、全豪オープン会場、Puffing Billy Railwayなど、行きたかった場所全てを訪れることが出来て幸せでした。ブリスベンとはまた異なり、歴史ある建物や風景が見られるすばらしい都市だと感じました。個人的にメルボルンが1番楽しかったと思っているので、次回は時間が無く断念したGreat Ocean Roadにぜひ行きたいです!
✴︎Sydney
自分自身への誕生日プレゼントでメルボルンの1ヶ月後にシドニーを訪れました。特に思い出に残っているのは、世界遺産であるブルーマウンテンのツアーです。予約をしておらず焦って直前に取ったものではあったのですが、ツアーガイドさんの面白い解説付きでブルーマウンテンの名所をたくさん訪れることが出来ました。また、ルーラという街で食べたビーフパイは絶品で、あの場所にもう一度戻りたいです!
留学中大変だと感じたことはある?
初めての1人暮らしだったので、料理や掃除、洗濯を全部1人でやることが思っていたより大変でした。上京してきている大学の友達の気持ちが、やっと分かった気がします!笑Woolworthにいって1週間のご飯について考えたり、溜まった洗濯をしたりということを通して、日々の生活の両親の凄さを目の当たりにしました。社会人になってまた1人暮らしを始める前に、しっかりと両親に日々の感謝を伝えるようにしたいと思えるようになりました。
留学で学び得たこと
それは、自身の課題を踏まえて、その原因をしっかりと考え改善に取り組むことの大切さです。例えば、スピーキングが出来ないと一口に言っても、それはそもそも文法や単語といった基礎が足りないのか、話すというアウトプットの量が足りないのかでやるべきことは全く違うと思います。自分は後者の方だったため、アウトプットが出来る環境でありかつ全く違う環境で異文化を肌で感じることが出来る長期語学留学という選択を取りました。実際にオーストラリアに来て初めて、自分の英語の癖(Repetitionや発音など)に気付かされる場面が多かったです。このように、自分の課題の原因を自分自身でしっかり考えて、そのために必要なことを選択し実践する経験を出来たことが、大きな学びだったなと感じました。今後オーストラリア留学する方へ何かアドバイスがあれば是非お願いします!
留学する前に、「オーストラリアで達成したいことリスト」を作ってみてください。ケンブリッジに合格する、メルボルンに行く、お気に入りのカフェを見つける、世界各国の料理を食べるなど、、、なんでも大丈夫なのでリストアップして優先順位付けをします。このリストは、留学中なにか迷った時に自分の中の軸になります。自分の例でいうと、ケンブリッジの試験の前に友達がByron Bayに行こうよと誘ってくれたことがありました。Byron Bayは1度行ってみたい場所だったため、試験までまだ時間があったこともあり行くかどうか悩みました。ケンブリッジに合格することとByron Bayに行くことは両方とも自分のリストに入っていました。ただ、リストの1番上にケンブリッジ合格をおいていたことを踏まえ、自分にいま必要なのは翌週に控えた試験勉強であることを言い聞かせ、なんとか冷静になって誘いを断りました。
当たり前ですが、オーストラリアにずっといれるわけではありません。限られた時間の中で、誰かのためではなく自分のための留学にするためには、自分で考えて行動することが必要だと考えます。そのための明確な軸として、このリストは留学生活の支えになってくれるはずです。
何か他に伝えたいエピソードや体験などあれば是非教えてください!
留学を考えているみなさん、留学エージェントをどうやって選べばいいか迷いませんか?
どこかのサイトで、エージェントは提携している評判の良くない語学学校を紹介されたり、ぼったくりをされるから気をつけてと書いてあり、「見分け方が書いてあるわけじゃないし、どうすればいいんだ!!」と思っていた時期がありました。
現地で友人と、いいエージェントと避けた方がいいエージェントの見分け方を編み出したので、最後に紹介させてください。(あくまで個人的な考えです!笑)
それは、「現地にスタッフの方がいるかどうか」です。現地にスタッフの方がいない場合、その土地や学校のことをよく理解していないことが多いです。
実際に友人は、エージェントのスタッフの方から「Langportsの近くには寮がなく、ホームステイしか選択肢がない」と言われたそうです。しかし実際には自分が滞在したstudent oneだけでなく様々な寮があります。
その一方で、担当して下さった小林さんは、実際にブリスベンにいらっしゃるので、私がオーストラリアでしたいことや希望などを踏まえてLangportsだけでなく自分に合いそうな学校と寮を提案して下さり、わからないことには最後まで丁寧に対応していただきました。エージェントと一口に言っても、かなり違うんです。
ここまで書くと胡散臭い気がするかもしれませんが、全て本当なんです。オーストラリアに留学したいなら、ぜひエージェントをオーストラリア留学センターにしてみてください。小林さん、長い間いろんな場面で沢山サポートして下さり、ありがとうございました!!
スタッフより
慶佑さんとは留学前から、留学中にどこを目指していくべきか、プランについてオンラインカウンセリングでたくさんお話をしました。
今回のご留学でしっかりと英語力をあげていきたい熱意もとても伝わってきていました。
ご留学中は有言実行で、本当にたくさんの努力と勉強をされて、何より楽しんで結果を残され本当に素晴らしい姿を見せてくれました。
良い仲間、そして先生に出会えたこともきっと大きかったと思います。
上級レベルの英語力が身につけば、今後、将来のキャリアもどんどん選択肢が広がっていきますね。とっても楽しみです。
今後の慶佑さんのご活躍も、変わらず応援しております!:)