【体験談】「行くなら今だ！」思い切って休職！長期留学体験談と留学のその後・・・

航空会社に勤務をされている溝田恵利さんは、2014年9月から2015年9月までの約1年間、会社の休職制度を利用しブリスベンに滞在されました。

レクシス・イングリッシュのブリスベンキャンパスで一般英語コース、ヌーサキャンパスでケンブリッジ英語検定FCEコースを受講され、ご帰国をされてから1年が経過しようとしています。

恵利さんの1年間の語学留学体験記、そして留学後に復職をされたお仕事ついてもお話を頂いた体験談です。

留学のきっかけを教えて下さい

決めたきっかけは仕事をしていく上で、英語の必要性を感じた事が第一です。
もともと留学経験豊富な姉の影響で留学には興味がありましたが、大学の専攻も全く違いましたし、大学卒業後すぐ仕事を始めたので、自分には留学とは縁がなかったのだと思い諦めていました。

仕事を辞めて行くほどの思いきりや強い決心・決断力もなかったのも事実です…
ただ私の勤めていた会社に休職留学の制度があり、ちょうどタイミングよく募集が掛かりました。「行くなら今だ！！」と募集を見た際に思い、諦めかけていた留学を決断しました。

レクシスでのレベルアップの流れを教えて下さい

ブリスベンキャンパスでは、読む、書く、聞く、話すの4技能を中心に学ぶ一般英語コース、ヌーサキャンパスでは、ケンブリッジ英語検定FCEコースを受講しました。

期間	レベル名
2014年9月〜10月(5週間）	Elementary（初級レベル）
2014年11月〜1月(10週間）	Pre Intermediate(初中級レベル）
2015年2月〜4月(9週間）	Intermediate（中級レベル）
2015年4月〜6月(8週間）	Upper Intermediate(中上級レベル）
2015年6月〜8月(8週間）	ケンブリッジ英語検定コース(FCEレベル）

ブリスベンキャンパスで受講した一般英語コース、学校の雰囲気などについて教えて下さい

一般英語コースでは分法、ボキャブラリー、スピーキング、リスニング等ゲームを交えながら、皆で楽しみながら英語の勉強を行いました。また、1週間に1回、テキストのユニットに沿った確認テストも行いました。

Lexisの授業は、午前9:00〜12:15(休憩15分)と午後13:00〜14:00間行われます。一般英語コースは、初級レベルから上級レベルまで設定されており、初日のレベルチェックテスト後に自分のレベルに合ったクラスが決定します。

午前中は、全てのスキルを満遍なく勉強することが出来る総合クラスを受講し、午後は自分の弱点を強化するためのクラス（オプションクラス)を受講することが出来ました。

オプションクラスでは、留学前半はスピーキングコース、後半はリスニングコースを選択していました。スピーキングのクラスも初級から上級レベルまであり自分の実力にあったコースを選択することが出来ました。

ブリスベンキャンパスはビルの6階にある学校で、規模はあまり大きくありません。そのため、先生や学生との距離が近くとてもアットホームな雰囲気の学校でした。

エレベーターを降りると受付が目の前にあり、受付のスタッフがとても元気よく名前を呼んで挨拶してくれるので、毎朝気持ちよく一日をスタートさせることが出来ました。

放課後のアクティビティは、シティ見学ツアー、たまに学校のテラスでBBQ等、皆で楽しめるアクティビティが充実しています。

また、楽しいだけのアクティビティだけではなく、文法の補強やもっと勉強したい人用のワークショップ、仕事探しのアドバイスをくれるジョブヘルプもありました。

ヌーサキャンパスで受講をしたFCEコース、学校の雰囲気などについて教えて下さい

ヌーサキャンパスで受講をしたFCEコースは試験対策のコースの為、楽しむと言うよりはみんなが真剣にゴールを目指して取り組む、という感じでした。

午前も午後も同じメンバーで受講し、コース期間ずっと同じ先生が指導をしてくれます。授業内容は一般英語コースと同じように文法、ボキャブラリー、スピーキング、リスニングに加え、ライティングの授業も非常に多く設定されていました。スピーキングも一般英語コースとは異なり、試験内容に沿った練習を多く行いました。

定期的に模擬テストが行われ、自身のレベルや弱点を見出し、集中的に勉強する事も出来ました。個人的にはFCEコースの方が一般英語コースよりもクラスの団結力も深まりますし、目標を持って励んだため英語の伸びも感じることが出来ました。

ヌーサキャンパスは大きく戸建のため、学校！という感じがしました。ほとんどのクラスに窓があり、強い日差しがクラスルームを明るく照らしてくれるのでとても開放的です。クラス数も多く、広々としていました。

ヌーサの先生方もとてもフレンドリーで、クラスが違っていても、すれ違う度に挨拶を交わすことが出来ました。

ヌーサに滞在して感じたヌーサの魅力を教えて下さい

ヌーサには、ただ自然しかありません。なので存分にリラックスしたほのぼのした生活を送ることが出来ました。学校から徒歩10分程度に海もあるし国立公園もあるし、国立公園では自然のコアラを見ることだって出来ます。近くのゴルフ場では野生のカンガルーの集団を見ることも出来ます。

綺麗な海とたくさん自然と触れ合うことが出来たので、オーストラリアにいる！！！と実感することが出来ました。何もないと言っても学校の横にはスーパーはありますし、バスに乗ればショッピングセンターにも行くことが出来ました。

留学を考えている方へのメッセージをお願いします

留学に来るのであればただ授業に参加するのではなく、何か目標を持って渡航をする事をおすすめします。例えば、TOEIC何点以上、ケンブリッジ検定FCEコース受講＆FCE合格、IELTS何ポイント等々です。目標を設定する事で自身のモチベーションも上がりますし、自然と同じ目標を持った友達と仲良くなることが出来ます。

また長期滞在をされる方は、都市を移動することをお勧めします。実際に私も最後の最後に悩んだ結果、2ヶ月だけ都市を変えて勉強しました。その結果、新しい友達も出来ましたし、学校の雰囲気が変わることによって気持ちを入れ替え勉強に励むことが出来ました。

確かに移動するには荷物もたくさんあるし面倒な気持ちもありますが、間違いなく新しい都市でも違った楽しみを経験することが出来るかと思います。

現在はどのようなお仕事をされていらっしゃいますか

航空会社のグラウンドスタッフとして勤務をしています。仕事内容は、空港の国際乗り継ぎ線カウンターでのお客様対応とそのカウンターに入る係員の育成です。

留学経験がどのように生きていると思いますか

私の住んでいる北海道は、冬には雪の影響で飛行機が欠航になったり遅延したり乗り継ぎができないお客様が多数いらっしゃいます。

近年は外国籍の方の利用が大幅に増えており、留学前と比較をするとその方々の対応がスムーズに出来るようになったと実感しています。留学のきっかけも実はここにあって、留学前は私の英語力では外国籍の方の対応を一人で行うことが出来ませんでした。

よく「英語が話せるものを呼んでこい！」と言われ、その度に悔しい想いを何度も繰り返していました。

ただ留学後はそう言われることが今のところ一度もありません。お客様がお話になる内容も理解できます。時にはスピーキングはやっぱり難しいなと思うこともありますが、、、でも、また完璧ではありませんが、電話対応も行うことが出来るようになったことは、成長した点だと思います。

私生活で変わったことはありますか

街中で外国籍の方が道を探してたり困っていると話しかけるようになりました！その他には留学中に出会った友達と会い、現状報告をし合いながら刺激をもらいモチベーションアップに繋げています。

現在の目標を教えて下さい

仕事に関しては現状維持ですが、また海外にいくことを考えています。今回の留学は休職して行ったため、海外で働くことが出来ませんでした。なので、次回は思いっきり働いてみたいと思っています。まだまだ中途半端な英語力なので、英語力に関してもさらに極めていきたいなと思ってます！

スタッフより

留学中いつも前向きに勉強をされていらっしゃった恵利さん。勤務中、一人で「英語」を使いながらお客様対応が出来るようになったことは、留学の成果が表れている証だと思います。

今後も来日されたお客様のために、おもてなしの心を持って英語での対応を頑張って欲しいと思います！