【体験談】楽しむことが大前提!勉強も遊びも全力!
手塚 雄斗さん 2014年12月30日
今回「留学する!」と思い立ったキッカケを教えて下さい。
この留学に行くキッカケとなったのは、大学での短期語学留学でした。一昨年の春に、カリフォルニアに1ヶ月語学留学に行ったのですが(ほぼ遊びの旅行です。笑)、もちろん1ヶ月という短い期間では英語の伸び、また体験できることも限られていました。
もっと英語を喋れるようになりたい!もっと外人の友達を作りたい!という単純な理由で、留学をすることを決めました。海外に留学している友達がたくさんいることも、後押しになったと思います。
語学学校の授業とコース、先生のサポートや学校の設備はどうでしたか?
僕はアデレードのSouth Australian College of English(SACE)に通学しました。
General English CourseとIELTS Courseを受講しました。
どちらのコースも、先生たちはとてもフレンドリーで、笑いあり、ジョークありの日本とは違ったカジュアルな授業です。もちろん授業の時間以外でも、質問すれば、先生たちは親切に受け答えしてくれます。
スタッフの方々も、親切で、可能な限り十分に助けてくれます。シャイにならずに、こちらから助けを求めれば求めるほど、お得ですね(笑)。
まずは仲良くなることが大事です。
最初と最後の英語クラスのレベルを教えてください。
SACEに来た当初は、Intermediate(中級)に入りました。IELTSのクラスを経由して最終的にはAdvancedで終えました。
各クラスレベルをそれぞれ3ヶ月という感じです。
SACEのクラスの雰囲気を教えて下さい。(モチベーションなど)
クラスには色々な目的でアデレードに来た人たちがいます。
学校の休みを利用して短期留学を目的に来た人たち、大学などへの進学を目的に来た人たち、単純に英語を勉強することを目的に来た人たち。
つまり、人それぞれアデレードに来た理由は違いますが、その話を聞くだけでも自分にとっては刺激があり楽しいです。SACEは、クラスによって雰囲気は全く違います。IELTS Courseの上のクラスにいれば大学進学を目標にしている人たちがいるので、クラスはよりシリアスです。
その一方、General English Courseはよりカジュアル。アドバンスはスピーキングがメインですが、インターメディエイトでは文法などもしっかりこなします。
最初の英語力が低いうちは学校の指導もありますが、徐々に自分の目的に沿ったクラスを選択することも重要だと思います。
学校生活・留学生活・友人との思い出に残るエピソードは?
この質問については語り切れません(笑)。ただ、SACEは色々な国から英語を学びに来ています。それらの人と話す中で、いい意味でも悪い意味でも、お酒は大きな役割を果たしました。
良くも悪くも、僕の中のいい友達は酒飲みばかりです(笑)。
机に向かって勉強するというよりかは、友達と出かけて色々なことを学んで気がします。もちろん机に向かって勉強することも大切だと思います。それでも友達と朝までお酒を飲んだり、お茶したり、サッカーなどスポーツしたり、授業以外の思い出がたくさんあり、その全てが大切な経験です。
英語を伸ばすためにやったこと・努力したことはなんですか?
リアルな英語に接する機会を増やすことです。
勉強することは重要ですが、部屋に引きこもっているだけなら、日本でもできます。
僕は、楽しむことを、まず大前提にしていたので、友達と遊ぶことには全力でした(いや、勉強しろよ、と言われると耳が痛いですが・・勉強もちゃんとやったつもりです!笑)
あとは、映画をオーストラリア人のシェアメイトと見ていました。映画の最中にわからなかったワードだったり、言葉の使い回しだったりをメモして、映画が見終わったあとに説明してもらってました。ビールを飲みながら(笑)そして、映画のDVDは図書館でタダで借りれますよ!
学校以外で挑戦したことがあれば教えてください
一番大きな挑戦は、アデレードに来て1ヶ月ほど経った頃から、Adelaide City FCというサッカーのチームに入りました。サウスオーストラリアのセミプロフェッショナルクラブです。
全く遊びの要素はありません、シリアスです(笑)毎週、3回の練習と試合が1回あります。
小中高とサッカーを続けてきましたが、大学では部活には入らずサークルでプレーしていたので、最初はとてもキツかったです。
サッカーのシーズンが9月頃に終わってからは、サッカーの知り合いを通じて、フットサルのチームに入りました。毎週1回、試合がありました。僕のチームはシリアスでも強いチームでもなかったですが、リーグ自体は公式のしっかりとしたリーグでした。
どちらのチームでも、楽しいことも、そうではないことも経験しましたが、間違いなくいい経験でした。
挑戦したことは英語力アップにつながりましたか?
間違いなく、もちろん!と言えます!。
サッカーでもフットサルでも日本人は自分一人だけだったので、嫌でも英語を話さないとダメな環境でした。
サッカーのチームに入った当初は、英語を特別話せるわけでも、聞けるわけでもなかったので、もちろんとても苦労しました。
チームメイトが何を話してるか、なんで笑っているかさえも全くわからない、練習では次何をすればいいか、試合ではチームメイトが何を指示しているのかがわからないといった状況でした。サッカーでも疲れて、英語を聞くことにも集中して疲れる、二重苦です(笑)。フラストレーションが溜まった時期も少なくなかったです。でも、そのおかげである程度は自分の英語力を伸ばせることができました。
今でも、彼らが話していることが全くわからない時は少なくはありませんが、1対1ではほぼ100%コミニュケーションを取れますし、彼らが話してることもある程度は理解できます。
シェアはどのように探して、誰と住んでいましたか?
シェアハウスはGumtreeで英語で探しました。というより、アデレードでは日本語ではシェアを探せないので、みんな必死です。でもたぶん、それもかなり英語力向上につながったと思います。
シェアメイトはオーストラリア人一人(彼の元カノも一緒に住んでいたんですが、僕が住み始めて2ヶ月ほどして別れて、その子が出て行きました笑)と、最後の3ヶ月ほど日本人と住んでました。
シェア生活において思い出に残るエピソードは?
僕のシェアメイトがカップルだった時、最初の二ヶ月は特にこれと言ってしたことはありません。
間違いなく僕が言い切れるのはカップルと住むことはオススメできません(笑)。
長い話になるのでここでは話しませんが、メリットはありません。カップルと住んでいた友達からもいい話は聞きませんので、カップルと住むのは避けた方がいいです。
彼が彼女と別れてからは、最高の日々でした(笑)。
お互いお酒が好きだったので、ほぼ毎日一緒に飲んでいました。
他にもゴルフ、ボルタリングなどのスポーツをしたり、映画を一緒にみたり、料理を作りあったり、一緒にしたことは挙げ切れません。
ラッキーなことに、彼は日本の文化、日本語に興味がある人だったので、僕が日本語を教えたりもしました(彼は悪い言葉に関してはプロフェッショナルです)。
間違いなく彼のおかげで、英語力は伸びました。わからないことは、すぐ彼に聞けばよかったし、親切に教えてくれたので、とても助かりました。こんな良く書いてますが、彼は悪友です。親友と呼べるくらいの関係は築けたことはよかったです。
僕の経験から言わせてもらうと、英語が第一言語の人と住むことは、間違いなく英語力アップには近道なので、オージーシェアは必須だと思います。
アデレードで留学してよかったと思える点を教えてください。
アデレードは間違いなく住みやすかったです。都会ではないので、退屈することも、もちろんありました。でも、交通費も家賃も安いので、お財布に優しい街ですし、とてもフレンドリーな人が多いので、留学生の自分が住むにはとても快適でした。
学校には日本人はいましたが(語学学校ならどこにいっても一人くらいはいるもんです)、オーストラリアの代表的な都会と比べて日本人は見かけませんし、学校にいる日本人以外、つまり外では一切の日本語が通じる場所がありません。
英語を話さなければ通用しない街なので、嫌でも英語を話してました(笑)。
それは今考えると、英語力アップに大きな影響を与えてくれたかなと思います。
また、サッカーをできる環境があったのが僕にとってはやはり大きかったです。人が溢れかえってる都会でセミプロのチームに入団できていたか?は、どうか確信はできません(笑)
最後にこれから来る生徒さんへメッセージをお願いします。
人それぞれ目標は違うと思いますが、何より楽しむことが重要だと思います。日本とは全く違った環境に行くことは、もちろん快適ではないでしょうし、辛いこともあると思いますが、楽しんでいればどうにか適応できちゃいます。
また留学に行く前に、単語だけでも復習したり勉強したら、より充実すると思います。偉そうなことを言ってますが、僕はあまりしませんでした(笑)。やっぱり来たあとに、やっておけばよかった、とコレだけは後悔したので、お伝えしときます!