2020年4月22日
RMIT大学付属英語学校のオンライン授業の様子
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メルボルン市街地にキャンパスを持ち、95,000名もの学生が勉强している「RMIT大学(ロイヤルメルボルン工科大学)」。デザイン、テクノロジー、ビジネスの学部に定評があり、多くの留学生が付属英語/ファンデーションコースから本科へ進学をしています。
現在、新型コロナウィルスの影響からオーストラリアの殆どの大学、専門、語学学校にてオンライン授業へ切り替えられています。
ただ通常の授業との違いにより困惑をしている学生も多いのですが、元よりオーストラリアの殆どの大学ではローカル(オーストラリア永住者)に向けて通信教員/オンラインで授業を提供しており、大学附属などは即座に現在の状況に順応し、質の高いオンライン授業と学生サポートを提供を開始しました。
RMIT付属英語学校のオンライン授業とは
通常学校のクラスで行われる授業は1クラス平均18名程で、教員やクラスメイトを面と向かって授業を進めていくスタイルですが、RMIT付属のオンライン授業ではパソコンや携帯などのモバイルディバイスなどで”ZOOM”や”Kahoot”などのソフトウェア・アプリケーションを使い、クラスメイト/教員の顔を見ながら4〜5名の少人数の環境でオンラインで授業を受ける事が出来ます。
実際にオンライン授業を受けられた生徒さんの感想からも、「対面と違ってちょっとした質問がしづらい」、「モチベーションを保つのが大変」などの意見も頂戴していますが、実際にはグループワークが出来たりや少人数制という事もあり、慣れてしまえば比較的に実際の授業と変わりがないという印象です。時間割やカリキュラムもしっかりと定められているので、確実に英語力を伸ばしていく環境が整っています。
またRMIT大学では、先輩の学生が授業で分からない箇所やレポートの書き方など教えてくれるメンター制度などもあり、付属英語コースの学生でも利用する事が出来ます。また精神的に辛くなってしまった際などいつでも専門カウンセラーにオンラインより相談する事も可能です。
通常クラスとオンライン授業の大きな違い
学校で授業が行われる場合、クラスメイトや教員を顔を合わせ授業を受ける/質問をする事が出来ますが、オンライン授業に対してのメリット/デメリットをご紹介します。
メリット
●渡航が出来ない場合でも、日本から授業を開始する事が出来る。
●今後、世界ではオンラインミーティングなどが主流になってくるかと思いますが、今経験しておく事で将来必要なスキルを身につける事が出来る。
●録画式の授業の場合、授業後に理解できるまで映像を一時的に止めて、復習をする事が出来る。
デメリット
●通信環境、機器の影響を受けやすい。
●クラスメイトや教員とちょっとした相談や会話/質問が出来ない。
●モチベーションの維持。
実際の授業の様子
こちらはRMIT大学附属英語学校の、進学英語コースの授業の一部をご紹介します。
Kahootというアプリを使って問題を解いたり、グループワークでライティングなどをしている様子です。
弊社スタッフや生徒さんのオンライン授業にチャレンジしている模様は下記からご参照下さい。