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日本のみなさん、こんにちは!ブリスベンの留学生のKanaです!
今回は私が通っている大学のサークルについてお伝えします♪
私が通っているのはクイーンズランド工科大学です。英語ではQueensland University of Technologyと書きます。ですが名前が長いのでQUTと略します!
QUTはa university for the real world「実社会への即戦力が身につく大学」をキャッチフレーズとして、授業では理論と実践のバランスがうまく取れていることで評価されています。QUTでの学位は国際的に評価され、卒業生の就職率が高いことで有名です。キャンパスが市内にあるので学校帰りに市内で買い物をしたりカフェでゆっくりすることが可能です。
さて、私が所属しているのはQUT JapanといってQUTに在学している日本人や日本に興味のある外国人を対象にしているサークルです。
ここで少し、私達のサークルの生い立ちについて述べたいと思います。QUT Japanが設立したきっかけは東北地方太平洋沖地震です。みなさん、2011年3月11日(金)に地震が起きたことをご存知だと思います。私達はこれから高校や大学に進学する現地の学生への援助をQUTからしたいと思い募金活動を開始しました。オーストラリアには地震がないのでQUTに通っているオーストラリア人や他の国籍の生徒さんに日本での地震のことを伝え、募金をお願いしました。
それから規模を大きくし、今では設立から数えて合計600人以上のメンバーが参加しています。今は募金活動を主な活動内容にしていなくて、日本に興味のあるメンバーに自由に参加してもらっています。私は2013年から所属していますが、メンバーは圧倒的に日本人の数より外国人の数の方が多いです。
私がQUT Japanに所属して思ったことは「日本」が海外の方にとても良い印象を与えていることです。メンバーの中には日本のアニメや漫画やアイドルが好きな方が多いですが、その他にも日本の文化や言語に興味があり、日本に旅行に行きたいと思う方や日本で勉強したいという高い意思を持っている方がたくさんいます。そのような方に出会うと日本に興味を持ってくれて有難いという感謝の思いが出てくると同時に自分もメンバーのために少しでも役に立てるように協力しようと思うようになりました。
QUT Japanは2~3週間おきの週末にイベントを行っています。新入生歓迎会やカラオケ・ビリヤードや映画鑑賞やディナーを一緒に食べたり、ゴールドコーストが近くにあるのでそこへ行ったりしています。QUTに通っている日本人の数は他の大学に比べて比較的少ないのでイベントに来て、たくさんのお友達を作る良い機会になっています。
私達はその他にも毎週木曜日と金曜日に外国人向けに日本語を教えるクラスを設けていて日本人が主になって日本語を教えています。日本語が初心者の方は木曜日のコースへ、上級者の方は金曜日のコースへ行き、日本語を文法から学んだり、コンバセーションをしながらスピーキング力を伸ばしています。木曜日と金曜日のクラスはそれぞれ1時間しか設けていませんが、生徒さんにとってとても役に立つクラスだと思います。
もうひとつ私たちが行っていることはブリスベンにあるレストランやお店にスポンサーになってもらうことです。私達が直接お店と契約を交わし、スポンサーになってもらい、それによってQUT Japanメンバーがそれらのレストランやお店で割引を使うことが出来ます。今ではブリスベン市内の約10店のレストランとお店で割引を使えます。とても学生には嬉しいことです!
これらが主にQUT Japanが行っている活動内容です。私は日本の大学へ行っていないので日本のサークルがどのようなことをしているのか分かりませんが、みなさんがオーストラリアの大学でのサークル活動を聞いて少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです^^