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オーストラリアの電圧、変圧器、変換アダプターについて詳しく解説します。
オーストラリアの電圧は240Vとなっており、日本の100Vに比べると電圧が高く、日本の電化製品をそのままオーストラリアのコンセントに挿すと故障するばかりでなく、火災の原因にもなりますので注意が必要です。
ノートパソコンやドライヤーなど、海外対応が出来ているタイプなら変圧器が必要ない機器もあります。
ドライヤーなどであれば本体、ノートパソコンであれば電源ケーブル途中にある変圧器(四角い箱型のもの)に240V対応と記載されているか確認しましょう。
ノートパソコンの場合、コード途中の変圧部分までが100V用のまま(ケーブルが細い)という事もありますので、心配な方は変圧器を使う方が良いかもしれません。
変圧器にはダウントランスとアップトランスの2種類があります。
[ ダウントランス ]
海外で流れている240Vの電圧を、日本の機器で使えるように100Vまで下げる(ダウンする)もの。
[ アップトランス ]
日本で流れている100Vの電圧を、海外の機器で使えるように240Vまで上げる(アップする)もの。
日本の機器を海外で使うにはダウントランス、海外の機器を日本で使うにはアップトランスが必要となります。
ダウントランスとアップトランスを間違えないように気をつけましょう。
また、変圧器を購入する際はワット数にも気をつけると良いでしょう。
デジカメやノートパソコンは10~75ワット、ドライヤーは800~1500ワットと、ワット数が全然違います。変圧器にはワット数を制限しているものもありますので変圧器を購入する際は確認することをお勧めします。
海外で日本製品対応の変圧器購入は割高です。日本国内で販売の変圧器は最新で安いですから、必要な人は渡航前に購入しましょう。
また、240V対応の電化製品でもオーストラリアと日本ではコンセントの形状が違いますので変換アダプターが必要です。
オーストラリアのコンセント形状はハの形をしたO形プラグです。
左のような変換アダプタを購入しましょう。
変換アダプターは安いものだと日本で200円程度で購入出来ます。こちらも日本で準備してきましょう!