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ラングポーツ・イングリッシュ・ランゲージ・カレッジ(ブリスベン校)のEAP(進学英語コース)が2017年1月から、6週間毎に入学することが出来るようになり、入学日が増えるため以前よりも受講しやすくなります!
2016年6月から12週間ブリスベン校でEAPコースを受講された青木洋子さん。
洋子さんは、Level3からスタート、UFOプログラムで力をつけていき、ケンブリッジ英語検定FCEに見事合格!
さらに英語力に磨きをかけるために、ご留学の締めとしてEAPコースを受講されました。そんな洋子さんに、ラングポーツのEAPコースの感想をお聞きしました。
普段は10名以上のクラスのようですが、私が受講した時期はコロンビア人4名、日本人2名の合計6名と少人数のクラスで授業を受けることが出来ました。
EAPコースは大学進学準備コースの為、オーストラリアの大学の講義と似たような形式で授業が進められていきます。
様々な課題が用意されており、それぞれの課題で5%、10%など割合が決められ、最終的に合計60%以上の達成で、ラングポーツの提携校にダイレクトで進学することが可能です。
その数ある課題の中で25%と最も多くの割合を占め、最も大変だったものがエッセイです。
3ヶ月のコース内で500字、1000字、と段階を踏み、最終的に2000字のエッセイを仕上げていきました。
題目については、各自で自由に設定できます。授業内では、アカデミックな単語、文章の書き方や論文のリサーチ方法などを学びます。個人的に特に苦労した点は、最後に添付する参考文献の書き方です。
決まった形式があるものの、Webサイトを含め、様々な学術書を元にしており、少しずつ記載方法が違うのでとても混乱しました。
私は、旅行が好きで、実際に旅行会社と航空会社で働いていたので「How has tourism affected the economic relationship between Australia and Japan?」(観光はオーストラリアと日本の経済関係にどのような影響を与えたのか。)というテーマで2,000字のエッセイを書き上げました。
大学進学の為の準備コースである為、IELTS対策も授業内容に組み込まれており、3ヶ月のコース内で3回の模擬試験が行われました。その為、午前と午後とで先生が変わり、午後はよりIELTSに特化した授業内容となります。
午後を担当する先生はQUT(クイーンズランド工科大学)で実際にIELTSの試験官をしている為、より実践的な内容を学ぶことができました。
全てのプレゼンテーションはパワーポイントを使って行われます。大きく分けて3パターンのプレゼンテーションがありました。
1つは、自分のエッセイについて個人で発表をする5分~10分のプレゼンです。
コースの最初と最後と2回設定されており、最初のプレゼンはエッセイの題目を選んだ理由など、エッセイの概要について発表するもの、最後のプレゼンは3ヶ月間を振り返り、エッセイを仕上げた結果、そこから学んだことを発表しました。
2つ目は、チュートリアルと呼ばれるもので、与えられた課題について調べ、目安として40分間、自分で時間内の内容を組み立てます。ただ前に出て課題について発表するのではなく、ディベートやディスカッションを仕切るという役割でもあります。
自分が参加する立場であっても、しっかりと自分の意見を述べる為の事前準備が必要でした。
3つ目は、題目を自分たちで決めて行うグループプレゼンです。目安として1人、最低5分は担当するもので、チームワークが求められます。
身近で盛り上がれるテーマをということで、同じグループのみんなで話し合い、「How does chocolate affect our health?」(チョコレートは私達の健康にどのような影響を与えるか)というテーマでプレゼンを行いました。
授業内ではパワーポイントを使ったプレゼンの進め方を学び、最初に先生が見本のプレゼンを行ってくれ、プレゼン後には毎回、先生からのフィードバックがあるので、次回のプレゼンに生かすことができました。
大変だったことは、プレゼンの流れを事前にしっかりと頭に入れておかなければならない点です。台本を作ってそれを丸暗記だと不自然になってしまうので、台本に頼らず、いかに臨機応変に進めることができるかという点が苦労しました。
アカデミックな英語を学ぶ為、英語で文章を読む幅がぐっと広がったと感じています。また、内容が学術的なので、いろいろな分野において知識が広がり、まだまだ知らないことがたくさんあると実感しました。
そして、より深い内容について常に自分の意見を求められるので、物事を深く追求する面白さを知りました。
結果として、英語で学術的な内容について論議ができる力がつくことで、これまでの英語に対する劣等感が自信へと変わったように思います。
課題が多く、それに取り組むにあたり、リサーチが絶対的に必要な為、コースの最初に「最低でも1日に3時間は自己学習の時間を確保するように」と先生に言われ、毎回、脱落者が出るぐらいしんどいコースとして知られています。
実際に私自身もコース期間中はリサーチをしていた記憶しかありません。
しかし、コースが終わった後の達成感は言葉では言い表せないぐらいに本当に素晴らしいものでした!
日本ではエッセイの書き方、プレゼンテーションの練習は行うことがほとんどないため、最初は戸惑われる方が非常に多いコースの一つです。
せっかく留学をしているのであれば、洋子さんと同じように楽な道を選ばず自分のためになる、厳しい環境に身を置いて勉強してみませんか?
ラングポーツでの長期留学をご検討中の方は、是非こちらからお問い合わせください!