最終更新日:
ブリスベンにある語学学校の担当者を訪問し、日本人特有の悩みや弱点を聞き、ご紹介している企画の第3弾!今回は、オーストラリアで専門学校や大学進学を目指す日本の高校生向けにお話を聞いて来ました。
第1回:長期語学留学編はこちらはをお読み下さい。
第2回:ワーキングホリデー編はこちらをお読み下さい。
本日ご紹介するのは、ブラウンズ・イングリッシュ・ランゲージ・スクール(ブリスベン校)です。一般英語コースだけでなく、ケンブリッジ検定準備コース、バリスタコース、進学英語コース、18歳未満の進学英語コース等、コースの種類が豊富です!BROWNSには、マーケティングを担当されている日本人のRoyさんが勤務されています。(何故Royというのか?については、後半にてご紹介しています!)
私は、東南アジアと日本のマーケットを担当しているマーケッターです。BROWNS Englishという学校を知ってもらうために、年に5〜6回は海外を飛び回っています。普段はBROWNSの専門学校であるBROWNS Professionalで勤務をしていますが、ゴールドコーストキャンパスにも週1回は訪問しています。夏休みや春休みにはジュニアのスタディツアーも行っているので、そのサポートも行っています。
日本人スタッフですが、いつも学校にいるわけではないので、そこは他の学校とは異なる点ですね。ですが、私自身とても喋るのが好きなので、キャンパスにいる時は積極的に学生に話すようにしています。学生のFacebookを聞き、どこにいてもメッセージを送って良いよ!という状態にしています。先日も数年前にBROWNSを卒業した学生から結婚の報告メッセージを貰い、卒業した学生とも繋がることが出来ているので嬉しいですね。卒業してもいつまでもBROWNSの学生だと思っています。
どうしても日本の学生は、喋るのが怖い=間違えるのが怖いという子が多いので、受け身になってしまい、話しかけてもらうのを待つ子が多いですね。日本の教育システムだとどうしても受け身になりがちですが、それでは英語も伸びないし友達も出来ないです。
では、どうすれば良いか?ですが、まずはコミュニケーションを取ろうとすることが大事になってきます。自分の知っている単語を使って、喋りかけようとするかしないかだけで変わってきます。英会話レベルであれば、日本の中学校、高校で学んだもので十分対応出来ます。なので、しっかりと学校での授業を聞いて復習をして習ったものを自分のものにして下さい。
あと、若いうちに日本人の特性だとか日本人は会話力が劣っているということに自分自身で気づけることも大事なんですよね。気づいた時に、諦めるのかそのまま続けて努力をするのかで違ってきます。その気づきから、次に繋げることが出来れば良いと思います。自分の将来や先のことを考える時に、目的意識やその先に自分が何をしなければいけないか考えることが出来ればとても良いことだと思います。英語をやらされるのではなく、自分で率先して勉強出来るようになればどんどん伸びていくでしょう。
日本で生活をしていると、中学を卒業したら、日本で高校→大学→就職というように進路が決まっていますよね。ベトナムや他のアジア圏の中高生の多くはオーストラリアでの進学を考えていて、オーストラリアの高校、大学へ進学しています。国際競争を考えると、日本だけで考えず、外の世界をちょっと見ることで、将来の選択肢が一つ増えることにもなります。
スタディツアーや18歳未満の進学英語コースに参加した子は、オーストラリアの良さに気づく子が多いでの、高校卒業後にまたオーストラリアに戻ってくる子がいます。オーストラリアの良さに気づいて戻ってきてくれることは嬉しいですよね!
【生活面】
オーストラリアに来ると日本にいるご両親や友人のありがたさを感じると思います。日本とブリスベンの時差は一時間しかないので、時々は連絡を取って周りにいる人を大切にして下さい。高校生の子は、実家にいれば何でもやってもらえる環境が整っていると思いますが、オーストラリアに来たら自分で全てやらなければいけません。ですので、炊事洗濯が出来るなくて困らないように準備しておくのも必要ですね!
【意識面】
「日本で常識であることがこちらでは通用しない」ということは覚悟しておいた方が良い思います。自分の考えが通らないことも多いですが、相手に言っても変わらないので、自分が変わらないといけません。自分(日本人)にとっては普通のことでも、他の国籍の学生には普通じゃないことかもしれません。
嫌なこともあるかもしれませんが、いっぱい嫌なことを経験して下さい。それが異文化理解に繋がります。
【目標面】
最後に、ぜひ目的・目標を持って渡航して下さい!目標があれば目指す所に向かってステップアップしていくことが出来るので、ぜひオーストラリア留学センターのカウンセラーさんに「こんなことをしたい、してみたいです!」という想いをぶつけてみて下さい。
目的や目標がないと、どうしても英語以外の楽しいことに走ってしまうかなと思います。自由であることと責任があることは別になりますし、留学は一生に何度もあるチャンスではないので、留学を活かすも殺すも自分次第です!
・進学オプションが豊富!
こちらからBROWNSの進学パスウェイを確認することが出来ます。進学英語コース(EAP)からだけでなく、IELTSコース、ケンブリッジコースを受講後、進学を目指すことが可能です!また、ブリスベンでは数少ない高校進学準備コースを開講しています。EQI(Education Queensland International)と提携しているため、現地校への進学提携も可能です。
・英語+αの力を身につけることが出来るコースの充実さ!
BROWNSでは、バリスタコースや企業インターンシップコースも開講しています。英語は道具でしかないので、英語を使って何が出来るかが大事になってきます。
(BROWNSのバルコニーから見える景色です!)
・Study hard Play hard!
BROWNSでは、しっかり勉強する時は勉強する、遊ぶ時は遊ぶときちんとけじめをつけて学習することが出来る環境が整っています。English Only Policy(母国語禁止ポリシー)も厳しいですが、クリスマスやハロウィン等のイベントは必ず教師やスタッフも参加して楽しいイベントが行われます。そのため、教師と学生の距離がとても近いですね。こちらからイベントの様子をYoutubeでご覧になることが出来ます!
私はブリスベン在住10年になります。ブリスベンは、UQ(クイーンズランド大学)、QUT(クイーンズランド工科大学)、Grifith(グリフィス)大学等の大学やTAFE(州立専門学校)が多数点在するStudy Destinationですね。英語を勉強した後のオプションが豊富なのは大きなポイントだと思います。街の大きさは程よく大きく、小さすぎずのサイズですので、大都会は嫌だけど小さすぎるところは嫌という方にはピッタリかもしれません。ワーキングホリデーで色々な街に行ったけど、結局はブリスベンが良いと言って戻ってくる方もいらっしゃいます。
また、趣味があってローカルの人と混ざりたい方にもお勧めの街です。色々なスポーツクラブがあり、私はサッカーチームに入っています。最初の5回くらいまでは居心地悪かったし、気持ち悪かったですが、思い切って飛び込んで良かったと思います。アジア人、日本人が弱いと思われたくない!と思うので、頑張ってプレーしています。私がRoyと呼ばれるようになったのは、このサッカーチームに入ってからなんです。本当はRyoheiというんですが、チームに加入後最初の頃はみんな私にパスをしてくれなかったんです。何でだろう?と思い、思い切って聞いてみたところ、みんな私の名前を言えないからパスが出せなかったそうです。Ryoと短くしてもリョという発音が難しかったらしくこれもダメで、yとoを反対にしてRoyに改名。こういうのってサッカーチームに入っていなければ分からなかったことだと思います。
日本の夏休み(7月後半〜8月)には、ブリスベンの大学でオープンデイ(日本で言うオープンキャンパス)が行われます。オーストラリアで進学を目指している、ぼんやりと考えている、少しでも興味のある高校生の方々、今年の夏休みはBROWNSで英語の勉強をし、ブリスベンの大学のオープンデイに行ってみませんか?
ブリスベンの主要大学のオープンデイの日程は以下の通りです。
大学名 | 日にち |
---|---|
クイーンズランド大学(UQ) | 2015年8月2日(日) |
クイーンズランド工科大学(QUT) | 2015年7月26日(日) |
グリフィス大学(Grifith) | Nathan and South Bank:2015年8月9日(日) Gold Coast:2015年7月26日(日) |
BROWNSに関しては、昨年末学校見学に行った際の記事(オシャレなBROWNSブリスベンで勉強しよう!)も合わせて、ぜひお読み下さい。
BROWNSについてのご質問やお見積りなどご不明点のある方は、是非こちらからお問い合わせくださいませ!お待ちしています!