2019年7月7日
大学付属語学学校へ長期留学するなら IELI がオススメ!
最終更新日:
インテンシブ・イングリッシュ・ランゲージ・インスティチュート(通称IELI、アイイーエルアイ)は、フリンダース大学附属語学学校として、フリンダース大学キャンパスと、アデレード市内にあるシティキャンパスの2拠点を構えるアデレードで大変人気の高い語学学校です。
IELIってどんな学校?
1、英語力を2つのスキルカテゴリーでレベル分け
通常の語学学校では通常入学初日にペーパーテストと先生との面接にて英語力のチェックがあり、その平均点でクラスを振り分けられます。
しかし同校は英語力向上において、相互関係の深い 「
コミュニケーション(スピーキング) & リスニング 」、「
リーディング & ライティング」の2つのカテゴリー技能でそれぞれレベル分けをしてくれています。例えば、「コミュニケーション(スピーキング) & リスニング は Pre Intermediate(初中級)だけど、リーディング & ライティング はIntermediate(中級)」というように、それぞれのスキルカテゴリーで別のレベルに入れるのです。
2、選択授業は無料!
両キャンパスともスピーキング&リスニング、リーディング&ライティングのコア授業の終わった放課後に、無料の選択授業(アフタークラス)が設けられています。
一般英語コースで最大3クラスの選択授業、EAPコースでも最大3クラスまでのサポート授業が開講しており、無料のアフタークラスも 全てスキル別で、且つレベル別に分かれています。
3、細かいレベル分け
レベル分けは一般英語コースであれば、大きく分けて Elementary 〜 Advanced 5段階ですが、実際には 最大0〜7レベルまであります。 EAP(進学準備コース)は 2レベルですが、こちらはレベルにより AとBでクラスがわかれますので、EAPは最大4 レベルに分かれています。
ここまで細かくレベル分けをしてくれている学校はかなり珍しく、レベル分けが細かいほど、自分の英語力に合ったクラスに入れますし、クラスメイトの英語力のばらつきが少なくなり、適切なタイミングでレベルアップをすることができます。
4、大学の施設を利用可能
フリンダース大学キャンパスではもちろんフリンダース大学の施設を、シティキャンパスでは1ブロック先のトレンス大学の施設を利用することができます。
大学のカフェテリアや図書館を利用したり、大学のクラブに参加したり、自分次第でローカル学生との交流の機会を多く持つことができます。
フリンダース大学キャンパスとコース概要
フリンダース大学キャンパスはアデレードシティから南へ10キロほどの郊外にあります。フリンダース大学キャンパス内にありますので、現地大学生と同じ施設を利用しています!
開講中の英語コース
・一般英語(General English) *全レベル(Elementary 〜 Advanced)
・進学英語コース(English for Academic Purpose) *全レベル(EAP 1 & 2)
・医療英語(English for Health Studies)
・OET対策コース(OET Preparation)
アデレード シティキャンパスとコース概要
シティキャンパスはアデレード市内中心地!買い物にもアルバイトにも便利な立地です!
開講中の英語コース
・一般英語(General English) *3レベル (Pre Intermediate 〜 Upper Intermediate)
・進学英語コース(English for Academic Purpose) *全レベル(EAP 1 & 2)
各コースの違いは下記に詳しく説明していきます。
一般英語コース(両キャンパス開講)
フリンダース大学の一般英語コース
シティキャンパスの一般英語コース
他校の一般英語クラスは 「総合英語の時間」 として授業をすることも多いのですが、同校は 相互関係の深い 「スピーキング&リスニング」、「リーディング&ライティング』の2クラスを学生の実力に沿って、それぞれレベルで時間を分けているので、授業毎にはっきりと目的意識を持って取り組めます。 また、同校は5週間ターム制となっており、5週間毎に設定された入校日に合わせて入学、5週間毎にレベルアップを目指します。
レベルアップのためにはターム毎に行われるテストで75%以上を取りましょう。85%取れたら飛び級することも可能です。
授業時間は コアクラス(スピーキング&リスニング、ライティング&リーディング) で 合計週20時間 にプラスして、無料の選択授業(最大3クラス=6時間)の 週 26時間が全て先生からの授業で構成されていて、自習時間などは一切ありません。
また、一般英語コースでは珍しく毎日宿題が課されます。
一般英語コースの選択授業は英語レベルで選択できる授業が変わりますが、幅広い選択授業を無料で開講しています。内容は生徒数や生徒の希望により変動しますが、フリンダース校のサンプルスケジュールは下記の通りです。
月曜日
会話練習:レベル1-3
会話練習:レベル4-6
リーディングと言い換え:レベル5-7
火曜
文章構造と文法:レベル5-7
リスニングと質問への回答:レベル3-4
動詞時制 :レベル1-2
木曜
文章構造と文法:レベル3-4
IELTS リーディングとリスニング レベル5-7
金曜
リスニングとノートテイキング:レベル5-7
リスニングと毎日の日常英語:レベル 1-3
発音:レベル 3以上
放課後の無料レッスンをしてくれている学校は他にもありますが、「1クラスだけ開講」「全レベル合同でレッスン」とする学校が多い中、同校は提供クラスも多く、更に選択授業までレベル分けをしてくれています。
上記のElectiveクラスは、全校生徒の授業進行具合と、そのターム毎の学生の英語レベルで必要だと思われるスキルで構成されます。これは、各ターム毎に授業内容が入れ替わりますが、それゆえ IELIでは、放課後の Electiveクラス までほぼ全ての学生が参加している状況なのも納得です。
進学英語コース(両キャンパス開講)
フリンダース大学キャンパスの進学英語コース
シティキャンパスの進学英語コース
EAPコースは 5週に1回の入学日が定められていますが、EAPコースへの参加には、IELI学校内テストでの合格またはIELTSスコアの提出のいずれかが必須となっています。こちらのEAPコースにて、規定の成績を収めて修了すると、IELTSスコアなしで提携の大学へ進学することができます。
授業時間はコアクラスが週20時間 + サポートクラスを最大6時間です。タイムテーブルは一般英語と同じですが、授業内容がよりアカデミックになります。
例えば一般英語では「文法」や「文章構造」、「コミュニケーション」等英語の基礎を理解することに重きを置きますが、進学英語コースでは「エッセイ作成」、「言い換えのスキル」、「ノートの取り方」等、大学の授業についていくための知識を養っていきます。
また、宿題も一般英語クラスの約2倍の量が出され、1日1-2時間程度宿題に時間を割く人が多いです。
IELIから進学可能な専門学校や大学
TAFE SA
QTHC
ICHM(インターナショナルカレッジオブホテルマネージメント)
フリンダース大学
南オーストラリア大学
トレンス大学
提携先の大学へ進学する際に必要な成績は進学先の大学やコースにより異なりますが、進学先の大学が
IELTS6.0を求める場合、EAP 1B Pass 以上の成績で終えること
IELTS6.5を求める場合、EAP 2B Pass 以上の成績で終えること
IELTS7.0を求める場合、EAP 2B Distinction 以上の成績で終えること
がEAPコースを修了時の条件となります。
医療英語(フリンダース大学キャンパスのみ)
【動画はこちらから】(英語で何とおっしゃっているか知りたい方はyoutubeの字幕設定をオンにしてご覧ください!)
【体験授業】医療英語クラスを受けてきました
医療英語 & OET対策コース
授業時間は EAPコースと共通で 週20時間 + 最大6時間までのサポートクラスの週26時間です。
なお、こちらの医療英語コースは、10月、11月、1月の3タームのみ開講します(出願者の多い看護学コース入学までの3ターム/15週間)。
同校 EAP レベル1B 以上で入学可能です。患者さんに健康状態を説明するために必要となる英語力を身につけ、さらに医療現場で必要となる考え方(物事を科学的、客観的にあらゆる角度から考え、感情等影響を受けず、科学的根拠・証拠から考える)を身につけるように構成された授業です。
生徒さんは看護師を目指す方が多いですが、助産師や検眼医を目指す方、ヘルスサイエンスや栄養学を学びたい生徒さんにも適したコースとなっています。将来これらの分野で学びたい生徒さんは通常のアカデミックな進学準備コースではなく、医療英語に特化した医療英語クラスを経由して進学準備をした方が利点があると言えます。
OET対策コース(フリンダース大学キャンパスのみ)
IELIのOET対策コースがリニューアル!
【体験授業】OETクラスを受けてきました
2週間毎にOETの模擬テストが開催されています。IELIのEAP 2A以上からの参加になります。 IELTSだと 6.0 以上でコース開始推奨です。
医療に携わる人のために作成された語学力判定試験OET(くわしくはこちら)のための試験対策コースです。オーストラリアの看護師登録をするための英語力証明として、このOET試験に合格するか、IELTS全技能7.0以上を取得する必要があります。
スタッフが体験しに行った際には、生徒さん全員オーストラリアで看護学の学士号、準学士号を保有しており、学校卒業後にこちらの試験対策講座を取りにこられている方々でした。あくまでもOET試験対策として、大学卒業後に通われる方もいらっしゃいます。
しっかり英語漬け!一般英語コースでも毎日課題あり!
通常、語学学校の一般英語コースでは、あまり課題や宿題が課せられませんが、IELIでは毎日の授業に沿った宿題がしっかり課せられます。
もちろん、各スキル別に課せられますので、課題量だけで見れば、授業だけ出席してれば良い、、と言う環境ではありません。
また各スキルクラスのレベルが上がることに課題量も増えていきますので、なんとなく学校に行っている、と言う感覚ではクラスアップが望めませんから、IELIで学ぶ学生さんは英語へのモチベーションが非常に高く、皆さん「大変!」と言いながらも、留学生活は「英語の伸びを実感している」「充実している」とおっしゃられます。
長期留学がオススメ
IELI では、フリンダース大学キャンパス、アデレードシティキャンパス間の転校は、就学期間中に1回まで可能です。
長期留学の場合、どうしても英語力の向上の停滞時期が少なからずあります。その際に有効なのは、コースの変更だったり、キャンパスの変更などがあります。
私立英語学校の中では、各都市にキャンパスを構える学校もあり、それぞれキャンパス間の転校が可能だったりしますが、都市の変更となると、都市間の移動費や、新しい街の環境への慣れなど、キャンパス変更におけるリフレッシュのメリット以外にもデメリットが存在します。
IELIの場合、フリンダース大学は郊外(アデレードシティから南へ10キロ)の大きな大学の敷地内にあるキャンパス、アデレードシティキャンパスは、シティ中心地にある便利の良い立地環境と言う違いはありますが、いずれも
住み慣れなれたアデレード内でのキャンパスの変更ができる点は、
住む場所は同じ(移動費がかからない)でキャンパス環境だけ変えることができるのはデメリットが少なく、メリットが高いと言えます。
IELIで長期留学する場合、最初にフリンダース大学キャンパスでたくさんの学生の中(現地大学生もいる環境)で、キャンパスライフを楽しみながら、英語を伸ばし、後半はシティキャンパスに移動。アデレード市内や近郊でアルバイトしながら、一般英語、または+進学英語を学ぶ、と言うプランも考えられますね!
IELIの長期留学プランの体験談はこちら!
IELIに興味のある方へ
インテンシブ・イングリッシュ・ランゲージ・インスティチュート
フリンダース大学キャンパスと、
シティキャンパスにご興味をお持ちになられた方へ最後に注意点を一つ。
全豪の大学付属語学学校は、日本の提携大学からの留学生が多くなる時期が存在します。これはどこの大学付属語学学校も同じで、インテンシブ・イングリッシュ・ランゲージ・インスティチュート(IELI)のフリンダース大学キャンパスも同様に多い時期で30%、低い時期でも15%ほどの日本人率で推移します。
そのため、日本人率を気にされる人には、アデレードシティキャンパスをオススメします。インテンシブ・イングリッシュ・ランゲージ・インスティチュート(IELI)のアデレードシティキャンパスは通年を通して日本人率が低い(2〜5%)です。フリンダースキャンパスの日本人率が多い時期(日本の提携大学からの短中期留学生)に入学した学生さんで、日本人率を気にされる方は、シティキャンパスへ転校と言う選択肢があることもIELIの魅力の一つです。
インテンシブ・イングリッシュ・ランゲージ・インスティチュート(IELI) へご興味のある方、それらの情報も含め、プランの作成をしますので、ぜひ
お問合せください。