2013年6月18日
英語の国際資格取得コース体験談!
最終更新日:
オーストラリアのみならず、英語圏で勉強する留学生に人気の国際英検、ケンブリッジ英検。
ケンブリッジ英検に合格するための英語コースは、英語を効率良く上達させるために有効な読む、聞く、書く、話す、文法の5つのスキルを万遍無く勉強できることから、日本人には人気のコースとなっています。
そんなケンブリッジ英検準備コース、レベルは5段階ありますが、そのうち、準備コースのある4つのレベルについてご案内致します。
Preliminary English Test (PET)
PETは,日常の書かれた英語、話される英語を中級レベルで使える人を対象とした認定試験です。
実際の試験では、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つの技能すべてが対象とされます。
この試験を受けるための準備として、職場や学校、レジャーなどのさまざまな状況で用いられる英語を練習することになります。その過程で英語の力を伸ばすことができるので、PETは英語の学習方法としても役立ちます。
PETは標識やアナウンスなどの日常に触れる実生活の中の英語を取り入れています。事務職や秘書の仕事、経営管理者などの業務を英語で行う英語力の証明として、多くの企業や会社がPETを認めています。その他、旅行業、卸売業、建築業、製造業、エンジニアリングなどで英語を話す能力が必要な職場でも同様です。
PETレベルの人は、こちらのスキルができるようになります。
・簡単な指示や公共のアナウンスの要点が把握できる。
・英語が話されている地域を旅行する際に起こりうる状況に対処できる。
・簡単な質問をすることができ、事実関係を明らかにする必要のある職場での会話に参加できる。
・身近な内容に関して手紙を書いたり、メモをとることができる。
First Certificate in English (FCE)
FCEは日常生活の中で用いる書かれた英語,話される英語を扱う,中上級レベルの英語力を認定する試験です。仕事や留学のために英語を学ぶ人に適しています。
FCEレベルの人は、こちらのスキルができるようになります。
・複雑な文章の主旨を理解することができる。
・かなり広範囲におよぶ話題について会話を持続し,意見を述べたり議論をしたりすることができる。
・細部にわたる明確な文章を書き,意見を述べたり異なる視点からそれぞれの立場の利点、欠点を説明するこ とができる。
Certificate in Advanced English (CAE)
ケンブリッジ上級英語(Cambridge English: Advanced) は一般に、上級英語認定書(Certificate in Advanced English(CAE))として普及している、世界中の大学、企業、政府が公認する高度な英語能力の証明資格です。
CAEレベルの人は、こちらのスキルができるようになります。
・大学の授業について行くことができる。
・管理職や専門職の仕事をする際の意思疎通を効果的に図ることが可能。
・自信をもって職場の会議や大学の授業のディスカッションやセミナーに参加することができる。
・複雑で難易度の高い調査や研究を実行することができる。
・他と自己を区別し、自分の立場を明確にすることができる。
Certificate of Proficiency in English (CPE)
CPEはケンブリッジESOL英語能力試験の中で、最も高いレベルの英語力を認定する試験です。仕事や学業のために英語力を必要とする学習者を対象としています。
CPEレベルの人は、こちらのスキルができるようになります。
・聞いたり読んだりしたことのほとんどすべてを困難なく理解する。
・プレゼンテーションを聞きながら正確で完全なメモをとる。
・会話中の余談を理解する。
・複雑で慎重を要する問題について、たどたどしさなく話す。
・正確で流暢に自己表現をする。
日本人の留学生が実際に受講しているコースは、PETかFCEレベルが多いようです。
実際にFCEコースを受講された大手さんにお話を伺いました。
Navitas English、FCEコース体験談
教えてくれた先生の名前と、その先生について感想を教えて下さい
先生は、Andrea(アンドレア)という先生です。
留学中に出会った先生の中で一番思い入れのある先生です。
いつもクラスに出席すると笑顔でGood Morning!っていってくれたり、授業中も生徒一人ひとりの質問に親身に答えてくれてやる気を与えてくれ、非常に熱心な先生でした。
もともと先生も留学経験(確かスペイン)があり、語学の習得方法の難しさなど熟知しており共感のできる先生なので、今後、この学校に留学する日本人の方にも是非先生から英語以外でも様々なことを学んでもらえたらと思います。
クラスの雰囲気や、学校の良かった点を教えて下さい
クラスの雰囲気は非常に良かったです。クラスの人数は16名でそのうち日本人が4人、韓国人2人、台湾人1人、ブラジル人3人、コロンビア1人、スイス人、3人、チェコ1人、チリ1人でした。
国際豊かで特に南米やヨーロッパのクラスメイトはとてもフレンドリーで授業が終わってから一緒に遊びにいったりといい思い出が作れました。授業中もみんな熱心で真面目に取り組んでいましたし、グループで話し合うときは笑いあったりと非常に雰囲気が良かったです。
どんな授業内容だったか、詳しく教えて下さい
●スピーキング
主にFCEテスト同様、2つの写真を1分以内で比較したり、様々な写真を用いてクラスメートとディスカッションしたりしました。なかなか慣れるまで苦労しましたが、徐々に写真について友人と話すのが楽しくなり、スムーズに相手のこと自分のことが話せるようになりました。時々、クラスの前でこのようなことを発表しますが、アジア人と比べて上達の早いヨーロッパや南米のクラスメートのスピーチを聞くのはいつも勉強になりました。
●文法
特に英検やTOEICの様な穴埋め問題であったり、文章の言い換えや動詞を形容詞や名詞に変えたりする練習を何度も繰り返しました。特に、熟語が重要で先生に様々なフレーズを教えてもらえたので、会話するときやメールを書いたりするのに非常に役に立ちました。
●リーディング
クラスでは様々なリーディングのトレーニングをしました。その多くは小説などストーリ的なものを読みました。特に単語はそれほど難しいものは出てこないものの、知らない熟語やフレーズの理解力が問われるので、自分自身問題を解くのに苦労しました。しかし、何度も同じフレーズや熟語が出てきてその度に説明してもらえるので、自然と覚えることができました。それが、ライティングやスピーキングにも活かせれるので良かったです。
●ライティング
主にメールや手紙の書き方を学びました。インフォーマルな書き方からフォーマルな書き方までどのように相手に共感してもらえるかなど細かく先生から指摘してもらいました。留学中や将来、外国人相手にメールを送る機会が必ずといっていいほどあり、自分の将来のためにとても重要だったので学べてよかったです。
●リスニング
授業ではFCEのテストと同様な問題を多くしました。例えば、誰がどんなことを言っていたのかなど選択肢はありますが、会話の内容を理解していないと解けないような問題でした。熟語やフレーズも会話の中で頻繁に出てくるので、覚えていた人の方が点数が取れた気がします。
英語力はどのように伸び、また、どのスキルが一番伸びたと感じますか
FCEの勉強をするまでは基礎といわれるジェネラルイングリッシュをほとんど知らなかったので、それを学んだおかげでスムーズに英語で言いたいことがいえるようになりました。FCEコースでは英語の基礎から学べたので、全てのスキルの向上はもちろんのこと、特にスピーキングが非常に伸び、英語で様々な国の人と話すのが楽しくなりました。
ケンブリッジコースをどのようにして知り、なぜ選んだのかを聞かせてください
ケンブリッジコースに行く前は、大学進学を目指して大学付属の語学学校でアカデミックの英語のみを習い、エッセイも毎日のように書いて、ブリッジングコースでは2000文字のエッセイを書いたりしました。しかし、大学進学よりも、もっと話せるようになりたいという願望の方が強く悩んでいたところ、オーストラリア留学センターの担当の方が、ケンブリッジコースに行けば基礎から学べて、しかもクラスはヨーロッパや南米の人が多いし雰囲気もいいとのことで選びました。
受講して良かった点を教えて下さい
FCEのクラスでは様々な国の学生が混ざっているので授業中やクラス以外の場所でも英語を話す環境がとても良かったです。ヨーロッパや南米のクラスメートはフレンドリーで気軽に話すことができるので、英語を話すことが日々楽しみになり自然と英語力がアップしたと思います。これから留学する方は少し英語で話すことが恥ずかしいことから始まると思いますが、ケンブリッジコースなど良い先生、生徒や環境に出会えることでより良い留学生活が送れると思います。