【体験談】「英語は恥ずかしい」を卒業!シドニーの語学学校で学んだ、言葉と友情の大切さ
Maiさん 2025年1月31日
長い社会人生活を一旦お休みして1年間海外に滞在をするチャンスに「苦手な英語の克服のため」とスタートした英語学校。学校見学に伺ったときに、授業のゲーム集中している様子をみたり、ELCの学校スタッフの方から「Maiさんはいつも楽しそうに学校のお友達と過ごしていてますよ。」と聞いていたので、卒業をしたMaiさんにELCでの学生生活についてお話を聞いてみました。
英語学校に通うことを決めたきっかけは何でしたか?
オーストラリアで1年間住むにあたり、生活するための英語力を身につけたくて、英語学校に通おうと決めました。また、趣味が海外旅行なのでこの機会に海外の友達を作りたいと思いました。ELCを選んだ理由は何でしたか?
ELCを選んだ理由は大きく4つあります。まず、他の学校よりも学習時間が長く、オプションの授業も充実していたこと。次に、先生の質が高そうだと感じたこと。そして、学生の国籍がヨーロッパ、アジアから南米まで多国籍で、国際色豊かな環境が魅力だったこと。最後に、実際に学校を見学して、授業の雰囲気が自分に合っていると感じたことです。スタート時の英語力は?
入学時のクラス分けテストで、IELTS4.0相当(初中級)のクラスに入ることになりました。もともと日本では仕事以外では全く英語に触れておらず、英語学習と向き合うのは大学受験以来でした。そのため、英語を話すこと自体が恥ずかしく恐怖でもあったので、「その意識を取り除くこと」「積極的に英語を話す習慣を身につけること」が、通学の目標でした。ELCの初日はどうでしたか?
初日は、手に汗をかくほど緊張しました。。。オリエンテーションの説明も全部英語なので、理解できているのかもわからないまま、初めて教室のドアを開けた瞬間を今でも覚えています。極度に緊張していたため挨拶もままらなかったのですが、先生もクラスメイトも暖かく迎え入れてくれました。そして、初日からクラスメートと一緒にランチをしたことで、一気に緊張がほぐれました。授業はどんな感じでしたか?
授業で一番衝撃的だったのは、ペアや小グループで協力して課題をこなす授業スタイルだったことです。自分ひとりで黙々と作業する時間は少なく、グループワークを通じて自然に英語を使う場面が増えました。
授業はとても楽しく、ゲームやボードゲームを使って文法や表現を学ぶ方法は、クラスメイトと自然と仲良くなれる工夫が凝らされていて、日本では体験したことがなく、とても新鮮でした。さらに数週間に1回の頻度で、クラスメイトや先生と一緒に外でアクティビティを楽しむこともあり、フェリーでビーチに行ったり動物園を訪れたり、教室外での学びも楽しかったです。
先生やクラスメイトについて教えて下さい。
担任の先生はイギリス出身の30代女性でした。とても綺麗な発音で日本人にとって聴き取りやすく、授業もしっかり準備がされていたため、楽しく、かつ、しっかり英語力を伸ばせるよう工夫された授業でした。この先生は精神面でもサポートをしてくれる、学生思いの先生でとても尊敬していました。さらに、オプション授業で出会った先生方も非常に経験があり、しっかりとした授業をしてくれる先生たちで、常に質の良い授業を受けることができました。
私のクラスは最大17人、クラスメートは18歳〜20代半ばの学生が中心で、国籍は当初日本人が半分ほどいましたが、卒業する頃には半分以上がフランス人になりました。その他、タイ、台湾、ブラジル、イタリア、スイス、ドイツ、ベルギーなど本当に多国籍でした。ヨーロッパ圏の学生は、自国での進学のためだったり、仕事で次のステップに進むために勉強している方が多く、ワーホリビザよりも学生ビザで来ている人が多いと感じました。
クラスメートとはかなり仲が良かったようですね。お友達作りについて教えて下さい。
まずは、授業を通じて、クラスメイト全員と話すチャンスを与えてくれた先生に感謝しています。
それ以外には、ランチ時は積極的にみんなを誘って一緒に食べたり、日本語を使わず、できるだけ英語でコミュニケーションを取るように心がけました。それによって、クラス全体で英語だけの環境を作ることができ、日本人同士でもあまり固まることがなかったと思います。もちろん、毎週月曜日に新しい学生が入ってきたら必ず声をかけて、みんなで仲良くできるようにしていました。そんなこともあり、授業中も雰囲気が良かったです。
また、放課後は、クラスメイトとカフェでおしゃべりしたり、ビーチや公園でリラックスしたりして過ごしていました。シドニーには多国籍な文化が根付いていて、いろんな国の料理を食べられるので、みんなで自分の国の料理を持ち寄ったり、本格的なレストランを楽しんだりもしてました。
週末の思い出の中で一番印象に残っているのは、みんなでブルーマウンテンに日帰りで行ったことです。英語がうまく通じない中で計画を立てるのは大変でしたが、往復4時間の電車移動でみんなとの仲が、より深まったと思います!
学生生活で一番思い出に残っている出来事は何ですか?
私が卒業する日、クラスメイトと先生がちょっとしたパーティーを開いてくれました。みんなでFairy Breadというお菓子を作ったり、ゲームをしたりしたのですが、最後にクラスメイトが手紙を読んでくれ、さらに寄せ書きもプレゼントしてくれました。
私は今までいくつもの卒業や節目を迎えてきましたが、今までとは違って国も言葉も年代も違うけれど、「みんな同じ気持ちでいてくれて、そして同じ気持ちを共有できるということは、なんて幸せなことなんだろう!」と胸が熱くなりました。今まで経験したことがない「本当に幸せだな」と感じた瞬間でした。
英語力が伸びた実感はありますか?
入学当初は単語を並べるだけで、会話がうまく成り立たなかったのですが、だんだんと自分の言いたいことを伝えられるようになりました。特にチームごとに行うプレゼンテーションやディスカッションの授業で、自分の考えを英語で表現する力がついてきたと実感しています。途中からは、日本語で考えた内容を、英語にうまく置き換えられないときでも、別の言い方を使って話すことがスムーズにできるようになりました。
「天気予報士になりきってオーストラリア各地の天気を説明する」「グループで空想上の発明品を考え発表し、先生が投資するグループを決める」「動物園の良し悪しの意見を出しあってディベートする」などは、特に好きだった授業です。
実は、私の仕事柄、日常的に英語の論文を読まなくてはならないのですが、英文を読むことに対して気が重く、いつも翻訳機能に頼っていました。しかし、語学学校に通ったことで楽しく英語に向き合うことができるようになり、以前より英語に対する苦手意識がなくなりました。そして、さらに英語力を伸ばしたいという気持ちが湧いてきたのも、ELCでの経験のおかげです。
ELCに通ってみて、どんな風に感じましたか?
全体として、しっかり教えてくれる良い先生が揃っていると感じました。また他のクラスメイトと仲良くなれる機会が多く、様々な英語レベルの友人ができたことも良かった点です。進学のためや仕事のスキルアップのために通っている学生が多く、みんな意欲的に英語を学んでおり、そういった雰囲気もとても良かったです。
スタッフの方も、とても話しやすく親切丁寧でした。私はあまり困ったことはなかったのですが、クラスやホームステイ先の悩みについて相談した友人は、的確にアドバイスをしてくれたと言っていました。学校主催のパーティーやアクティビティが多く週末も楽しむことができましたし、非常に充実をしたELC生活を送ることができました。
シドニー留学の魅力は何ですか?
様々な国を旅したことがありますが、住むなら間違いなくオーストラリアを選びます。それぐらい住み心地が良いです。
シドニーは多文化社会ということもあり「各国の料理が手軽に食べられ、日本食が身近にあること」、「シドニーは都会ですが街中でも大きな公園があり、ビーチへのアクセスもよく自然豊かなこと」が最大のお勧めポイントです。シドニーのビーチは数えきれないほどあり、毎回違うビーチに行くのが楽しみの一つでもありますし、シドニーから日帰りで行けるブルーマウンテンの壮大な景色は日本にはない光景で、こちらもオススメです。
また、シティーから空港まで電車で15分とアクセスがよく、各地域を旅するのに便利な点も、旅行好きには魅力の一つです。
これから英語学校を選ぶ方にメッセージをお願いします。
自分に合った語学学校は人それぞれですが、一番大事なことはやはり自分自身の意識だと思います。どんな些細な意識や目標でも良いので、自分の決めたことに向かって努力することで、充実した学校生活や初めて経験することへの感動が待っています。そしてそれが人生の糧になり財産になると思います。これから挑戦をしようとしている皆さんを心から応援しています。