【体験談】本気の休学留学!半年で初中級→上級に英語力アップ!

佐藤 凛さん 2023年10月11日


2023年から半年間、大学4年次を休学して語学留学をされた凛さん。半年という限られた期間で、なんと英語力は初中級レベルから、上級レベルへ!自信を持って英語コミュニケーションが取れるほどに大成長。

素晴らしく実りのあったブリスベン留学。渡航前の準備から、現地での過ごし方について凛さんに振り返ってもらいました!


どうして留学しようと思ったの?


きっかけは姉でした。小学生の頃、姉がアメリカに短期留学をしていたこともあり、”留学”というワードに小さな頃から憧れがありました。姉は帰国後に、僕に英語のYoutubeを見せてくれたりして、一緒に英語やろうよって誘ってくれたりもして。そのくらいの頃から英語のワードに触れているうちに、英語かっこいいなっていう気持ちがさらに強くなったと思います。

僕は小学校から大学までずっと野球やっていて、練習も忙しかったので、その時は現実味はなかったけれどいつか留学行きたいって家族たちにも話していました。

ようやく大学3年の夏に野球でもいい区切りができて、留学は家族から提案してもらいました。

「ずっと言ってたんだし、行ってくれば?」

「いいの!? 行きたい!」

両親は絶対行ったほうがいいと後押ししてくれました。その時の僕には”行かない”という選択肢はありませんでした。そこから行くならどこにする?と話がだんだん具体的になり…親戚がブリスベンに長く住んでいたのもあり、留学地候補にブリスベンが出てきました。


そこからどんな準備をしたの?


まず留学行くために何してったらいいか正直何もわからなかったので、とにかくたくさんエージェントさんを探して、コンタクトを取ってみました。

一番最初に話したのがオーストラリア留学センターのブリスベンオフィスにいる小林さんでした。何社かお話をしたのですが、家族一同オーストラリア留学センターにサポートしてもらおうという意見で一致。その後は具体的な留学プランを小林さんと一緒に考えていきました。

プランをいろいろと提案してもらったり、学校選びやスケジュールを決定したり、必要な書類や準備について教えてもらって進めていきました。


留学前に視察でブリスベンに遊びに来てくれました!




現地で見ていたポイントはなんですか?


※凛さんと学校見学へ!ワクワクドキドキの瞬間。

実際生活できそうか?というところを確認するため、また学校見学もできるということもあり、ブリスベンに事前に2週間遊びに行きました。

日本での学校選びで、2校からどうしても絞れなかったので小林さんに学校見学をアレンジしてもらい、実際にキャンパスに足を運んでみました。


ブリスベンはどんな印象だった?

人々の歩くスピードが日本よりゆっくりだったり、口角がみんな上がっていたり、なんだか穏やかで良さそうな街だなという印象でした。そして治安が良さそう、気候がいい、落ち着いてて…生活できそうって思いました!また、初めての海外だったので、日本とは全く違うスタイルの建物などにも目が惹かれました。



Langportsに学校を決めた理由を教えて!



学校の雰囲気が気に入りました。

あと、4技能をそれぞれのレベル別で勉強できるカリキュラムが他の語学学校にはなかったというのが結構大きかったです。読めても話せないなど技能でレベル差を感じていたので、話せる人と同じクラスだったらついていけないな…など自信がなかったのでこのカリキュラムは安心に思えました。

そして実際通っている学生さんの国籍比率を見た感じが、どこかの国に偏ってなくて、色んな国の人がいる印象だったのでラングポーツに決めました。

ラングポーツにはゴールドコーストキャンパスもあるのですが、自分は泳げないので(笑)ブリスベンキャンパスにしました。


英語は準備できていた?


英語に関しては部活にバイトに忙しく、正直ガッツリはやってこなくて、来る直前もあんまりって感じでした。でも自分のできる限りはやってこれたかなと思います。

今通っている大学のプログラムに、1クラス25人くらいのネイティブの先生によるAll Englishの授業、「英語特講」という授業があって週2コマ、2年間受講しました。やっていくなかでやっぱり楽しいな、もっと英語話せるようになりたい!と気持ちが高まり、英語日記、文法書、ちょっとずつちょっとずつ進めました。今から振り返るとこの英語特講は語学学校と似ていて、ここで英語に慣れていったのかなと思います。

また、それまではあまりYoutubeを見る方ではなかったのですが、留学を決めてからは、留学や英語についての情報を発信しているYoutubeチャンネルもいっぱい見ていました。楽しみながら海外のことや英語を知ることができるところがとても好きで、今もよく見ています。また、オンライン英会話のNative Campも時間がある時にひたすらやりました。

こんな感じで忙しくはあったけれど、毎日英語に少しずつ触れている生活ができていたと思います!


いよいよ留学開始!当初の英語力はどんな感じだった?



簡単な会話はできるかな、という感じでした。多分、All Englishの授業やNative Campなどちょっとずつの積み重ねが功を奏したのだと思います。

入学したての頃はコミュニケーションより「読む・書く」の方が得意だったかもしれません。やっぱり話すのは難しく感じていました。シンプルな英語でなんとなく伝えられるけれど、ホストファミリーや友達と色々のことを話す時に、自分から発するのは少し時間がかかっていたなと思います。

でも今はもう「読む・書く」よりも「話す・聞く」の方が得意になりました!


留学中、目標にしていたことはありましたか?


2つ目標がありました。

・Level 6(一般英語最高レベル)で卒業する


※ラングポーツの英語力レベル表

学校をラングポーツに決めた時から、一般英語コース(UFO)はLevel 6まであるって聞いて…

英語を勉強していても、自分では英語レベルってなかなか分からなかったり、数字で表せられないけれど、学校では自分のレベルを示してくれる。なので留学期間中に一番上のレベルまで行きたいって思いました。

正直半年という留学期間ではそこまで英語を上達させるのは難しいっていう話を聞いたこともあるけれど、自分次第だろって思って。やってやるって思いました。


・失敗を恐れない

これから始まること、生活も英語も知らないことだらけだから、だから全部吸収する。できないことが当たり前。それを恐れてたら時間がもったいないなって。いくら失敗しても当たり前だし、きっとそれも良い経験だと。

野球やっていた時も、できなくて当たり前、打てなくて当たり前って思ってる方がうまく行くことが多かったので、そのマインドで行こうって決めてきました。


学校生活について教えて!


半年でLv3→からLv6ってすごい!初中級から上級へのレベルアップ!




今回の留学では資格へのチャレンジは考えておらず、とにかく基礎英語力をあげたいという気持ちが強かったので、ずっとUFOプログラム(一般英語コース)で学んでいました。


■凛さんの半年での英語力アップの推移

Lv3 5週間
Lv4 8週間
Lv5 7週間
Lv6 4週間


Lv4までは馴染めていたんですが、Lv5は正直めちゃめちゃ難しかったです。でも少しでもLv6の景色を見てから帰るぞって頑張りました。

どうしてこんな短期間でのびたの?教えて!

(1レベルアップの目安は10〜12週間のところ、ペースがすごく早い!)



授業にはめちゃめちゃ集中していました。ラングポーツでの授業と、授業後、とにかくたくさん友達と話して、英語力が伸びて行きました。あとアルバイトをしたのも大きかったです。


■一番質問をする学生

質問は誰よりもしてきたかもしれません。
授業中分からないことは、とにかく先生に絶対質問していました。初日から質問しまくりでした。


■自分から誘う

入学したての頃は同じ人たちと過ごすことも多かったのですが、もっと色んな国の人たちとたくさん関わりたいと思うようになりました。日本にいた時から人を誘うのが苦手だったんですが、誘うしかない!ということで、山登りに行かない?とかどっか行かない?って友達を誘うようになりました。



ドイツ、コロンビア、ブラジル、タイ、台湾、ニューカレドニア出身の友達とたくさん遊びました、反面お金がやばいぞ…!となり…3ヶ月目から仕事探しにも力を入れ出しました。


■アルバイトでも英語力が伸びた

遊ぶのを我慢して、集中して1ヶ月半くらい仕事探しをしました。SeekやIndeedなどのサイトを使ってオンラインで仕事探したり履歴書を見せに配ったり…50くらい応募はしました。

正直30件くらい応募してもダメで、返事すらもらえない…歩き回って疲れてめげそうになったりもしましたが、ラングポーツのスタッフMizuhoさんにも”大丈夫、もうすぐだよ!”と励ましてもらったり…頑張りました。


無事お仕事、ゲット!




シティにある韓国料理屋で仕事をゲットした頃、学校での英語力もLv5に上がりました。クラスのみんなの英語のスピードがぐっと早くなりました。そしてバイト先のスタッフたちもよく喋る!

一気に英語のステージが上がった感じがしました。授業を受けるにも、働くにしても、やっていくにはそれについていかなければいけなかったから頑張りました。

ボキャブラリー力アップもですが、ここで速い英語に慣れていったと感じます。

仕事仲間たちはペラペラだから、自分からいっぱい会話して、これ英語で何ていうのって、質問もいっぱいして…気づいたら自分のレベルも上がっていき授業にも徐々に追いついていった実感がありました。


英語環境で働くってどうだった?



働いているときも英語の環境はいいなと思いました。英語力を上げるにはすごく良い経験でした。同僚とのコミュニケーションや情報伝達、お客さんからの質問はもちろん全て英語です。

韓国焼肉屋さんで働いていたのですが、韓国はもちろん、中国、ネパール、タイ、ベトナム、マレーシア、インド…アジアの色んな国々の同僚たちに出会いました。

僕はこの店で日本人スタッフ第一号だったので、すごく興味を持ってもらえて、日本の文化など興味津々で聞いてくれて、楽しかったです。逆に他の国の文化についても聞けたりするのも楽しかったです。

アルバイトを始めてからは、自分の生活費用については、自分でやりくりできるようになりました。自分の人生の大きな経験になりました。



学校ですごく人気者だったよね。どうして?友達作りのコツ教えて!



※凛さんと、Keisukeさんのお誕生日に、ローマパークにて、ラングポーツの学生たちがたくさん集まりみんなでバースデーピクニック!

多言語で自分から話しかけまくっていました。

留学に来る時から他の国の言語も知りたいという気持ちが強かったので、いざ現地で友達になれそうな人に出会った時に、その人の国の言語で自己紹介とかできたら、その人との距離が近くなれるかなって思って、メモ帳を用意して、いろんな言葉をストックしていました。


※凛さんのメモの一部。たくさんの言語が並んでいました!

その人の国の言葉で返事をしたりすると、こいつ面白いなって思ってもらえることが多くて、話してもらえることが増えました。最初不思議がられてたけど、その後真似する人も出てきました。

この方法、みんなと結構すぐ仲良くなれます!


語学学校って、英語を一緒に頑張る仲間同士が同じステージで頑張っている場所。悩んでる同士だから分かり合えることもたくさんあります。

言いたいことが出てこない時、こっちも待つし、相手も待つし、言いたいことを汲んでみたり。

お互い尊重しあう姿勢って大事だと思いました。



あと、質問をたくさんする事は先生と仲良くなることにも繋がりました。

ラングポーツの授業はアクティブラーニングで、”はい、隣の人とこのトピックについて話してください”というようなことが多いので、隣の人とは話す機会が増え、そこで仲良くなったりとか。1日が3限に分かれていて全部クラスメイトが変わるので、友達の友達が友達になったりとか、話も盛り上がりやすかったです。


留学で英語力は伸びたと感じる?




感じます。より明確に自分の伝えたいことがはっきり伝えられるようになったり、相手の言ってることを理解できるようになりました。

なんだかんだ、留学当初は話すことに時間がかかっていましたが、日が経つにつれてこれ言いたいと思うことが、ぽっと出るようになって、どんどん英語で話すことに慣れていきました。

すれ違ってる人の会話もわかるようになったし、海外で生活していくことに問題は無くなりました。

まだ話していてたまに早すぎて分からないこともあるけど、そういう時には…もちろん聞きます!

何回でも聞いていくうちに、相手は噛み砕いて分かりやすく伝えてくれるようになったりします。分からないことを分からないままにするのは意味がないし、相手にも申し訳ないし、自分の英語力も上がらないです。


ブリスベン留学、どうだった?


とっても楽しかったです。やりきったんじゃないかなって思います。

目標にしていた2つのことは達成したと思うし、やるぞって決めてたけど、想像以上に英語力が伸びたし、何より世界に友達ができたっていうのがとても嬉しいです。



治安もめっちゃいいと思います。人々が常に笑っているイメージで、気候はあったかいし晴れが多いしみんなフレンドリーで、日本とは違う環境だなって思いました。


日本とオーストラリアの違い、どんな事に気づいた?もう少し詳しく教えて!


この”違う環境”というのは、良い意味、悪い意味どっちもあります。

例えばオーストラリアでは平日の朝っぱらからゆっくりしてる、何してんだろ?と思うような人がいっぱいいたり、特にブリスベンは時間に余裕がある感じがします。そして人との距離が近いし、対等だしすぐ助けの手を差し伸べてくれる雰囲気があります。

日本もそうかもしれないけど、日本人はもっと規律を守るし、綺麗だなと思いました。働いていた焼肉屋とかガサツなところをみたりすると、衛生面で日本ってすごいなって思います。公共交通機関のシステムや正確さとか、トイレの綺麗さとか…日本に住んでいたときはあまり考えなかったことに気づきました。

世界の人たちから見た日本への印象についてもよく話していましたが、日本はちゃんとしていて衛生レベルやマナー、日本の製品や技術が高いっていう印象をみんな持っていて、すごく認められていたことにも気づけました。

日本のここ良くないよな、とか日本にいた時はネガティブな面ばかりを見ていたけど、海外の人々からの目線を聞いた事で改めて日本の凄さや良さを知ることができました。

またドイツ人の友達が、”日本語はピンポイントで言いたいことを伝えられる言語。短く伝えられる”これは生産性が上がるよね”って。日本語って素晴らしいんだなって思いました。


留学中大変だったことを教えて!




ホストファミリーと会話がうまくできない日、授業についてけなかった日、友達との会話がスムーズじゃない日などもいっぱいあって

”悔しい!!!”

って感じることは何度もありました。

あとは住環境について。シェアハウスには初めて滞在しましたが難しさも感じました。シェアメイトが爆音で音楽流してたりとか、勝手にタッパー使われていたりとか、そんなことも。でもそれも経験です。

また日本に比べてオーストラリアは時間がルーズなこともあるのでたまに困ったりはしました。でも大変なことより楽しかった方が断然多いからやっぱりきてよかったなって思います。住んだらそこの文化に合わせていくっていう姿勢も大事だなと思います。


留学中、大事だと思うこと


自分次第だということ


自分次第で充実した留学生活にもなるし、そうでなくなることもあると思います。
失敗を恐れないというということは大事だと思いました。

分からないことを聞くことは恥ずかしいことではなく、聞いて学んでどんどん使っていくのが大事です。間違ってしまっても大丈夫。ごめんなさい!で次に切り替え、次に繋げる。


自分の目標を見失わないこと

英語力を上げるというのが第一だったので、それを大事に過ごすことができました。
日本人の友達とも英語で会話し合ったり、また、海外の方とも変にプライドを持たずにたくさんコミュニケーションを取って、全部吸収する姿勢でいるのも大事だと思います。

スタッフより


凛さんとは留学前の準備からたくさんのお話をしながら、一緒に留学準備をしてきました。

いつもニコニコ笑顔で、頑張るエネルギーに満ち溢れている凛さんの周りには、いつも沢山の素敵な仲間たちが集まっていたのが印象的です。凛さんの人間力に惹かれる人たちの気持ちとてもわかります。

英語力は目に見えて上がり、英語を使って将来やりたいことも見えてきた凛さん。
大学生活も思いっきり充実させ、夢をどんどん叶えていってくださいね。

これからもずっと応援しています。