【体験談】1年語学留学。ケンブリッジ英検合格と、夢に向かって現地企業でのインターンに挑戦!

Naoさん 2023年6月30日

2022年4月から1年間、インパクトイングリッシュカレッジで語学留学をされたNaoさん。英語力を上げ、目標とされていたケンブリッジ検定試験コースにチャレンジ、そして合格。また将来の夢に向けての準備もブリスベンで始めました。その方法とは…?

とても充実した留学期間を過ごされたNaoさんに留学期間を振り返ってもらいました!




留学をしようと思ったのはなぜ?



学生の頃に芸能マネジャーを目指したいという気持ちが芽生え、3年前くらいから本格的に留学しようと思い始めました。これから日本のアーティストがさらに海外進出すると考え、その応援をしたいと思ったからです。

もし自分の担当アーティストが、”海外進出したいのに、マネージャーが英語話せないからチャンス逃してるな”となるのが嫌だなと思って…。だから自分の夢を叶えるには英語力が必須だと感じました。

大学の頃から語学留学に興味があったものの、当時は勇気がなくて踏み出すことができませんでしたが、「自分の夢を叶える」という気持ちが留学決断の背中を押してくれました。

タレント自身が英語を話せるというのもいいけれど、アーティスト本人には英語の勉強に時間を割くのではなく英語以外のこと、例えば、演技力の向上に繋がることなどに時間を使って、本業に集中できる環境を整えたいと思っています!



通学していたインパクトでのこと、教えてください!


どんなコースを受けていましたか?


4月〜8月:一般英語コース(中級、中上級)

9月〜12月:ケンブリッジFCEコース

1月〜5月:IELTSコース  

卒業2週間前に先生からAdvance(上級)コースへの推薦状をもらったけれど、大好きな先生やクラスメイトと卒業まで勉強したいと思ったので、留学期間の最後はIELTSコースにずっといました。


クラスメイトと放課後にジェラートを食べに行く途中♪

この留学で英語力は伸びたと実感できますか?

伸びたと思います。インパクトの先生にも、これくらい話せるならもう自信持っていいよって言ってもらえ他のは嬉しかったです。またブリスベンにあるローカルの芸能事務所のインターンに受け入れてもらえたので、それもあり英語力の伸びを実感しました。


お世話になった大好きな先生と

留学前は洋画を観ても、英語の聞き取りはもちろん難しく、英語字幕がついていても読むスピードが遅く理解することが難しかったです。でも、字幕が読めるし、なくても聞き取るだけで理解できるようになって、こういった変化にに気づくときも英語力の伸びを感じます。


学校でのイベントも盛り上がって楽しかった♪

兼ねてから目指していたケンブリッジ検定。合格した時にどう感じましたか?


結果を見るのがすごく怖かったけど、すぐに確認しました。受かっていることが分かった時は信じられない気持ちで手が震えていました。ただ、応援してくれていた人やお世話になった人にすぐに報告をしたかったので、家族や先生に「受かったよー!応援してくれてありがとう!!」と電話をしたり、直接会いに行ったりして結果報告をしました。

どんなことを特に頑張りましたか?

苦手なことに向き合うことを特に頑張りました。
何が苦手で、どこのセクションで特に点を落としているのかを分析して、少しでも多く点数が取れるように追加の課題をもらったり、問題の解き直しをしたりしました。


将来の夢に向かって現地芸能事務所でインターン開始!


インパクト通学中に現地の会社でインターンを始めたNaoさん。自分で見つけたインターンシップでの経験についても振り返ってもらいました。

どうやってお仕事を見つけたの?

きっかけはインパクト日本人アドバイザーのMariさんでした。アルバイト探しについて相談していた時に、ブリスベンにも芸能事務所があることを知り、仕事に応募してみることにしました。

調べてみるといくつか芸能事務所はあって、私が是非将来サポートしたいと思っているのが俳優さんなので、条件に合致する会社に2つ働きたいと思っているとメールをしました。そしたら一つの事務所から返事があり、面接することに!

面接時にレジュメを渡して5分で面接終了!インターンは無給ではあるけれど、将来の夢のためにすごく良い経験になると思って、迷わず飛び込みました。


インターンシップにチャレンジした理由


Naoさんの職場

いろんな人と関わり「人を観る目」を鍛えたかったからです。日本に帰国してしまうと海外のタレントを観る機会が減り、観る力に偏りができてしまうと考えました。
また、オーストラリアのエージェントがどのような仕事をしているか肌で感じてみたかったというのもあります。日本とオーストラリアの芸能事務所のシステムが大きく異なるということを実感しました。

自分が携わりたいと思っている業界を海外で経験できたのはとても大きな財産になりました。

どんな業務をしていたの?


受付業務から始まりました。まずは来た俳優さんたちに受付フォーム書いてもらったり、アテンドしたり、スタッフさんに色々と伝達したり、掃除とかも頑張りました。

そのうちだんだん頼まれる仕事が増えてきて、タレントさんの情報をシステムに登録したり、登録や撮影、レッスン代のレシートデータを作成してメールで送付したり…。

タレントさんの面接や演技のアセスメントの手順説明なども担当しました。

あとは、オフィスの壁に、良いと思ったQuots(名言)を貼ったりして俳優やモデル、声優の背中を押せるようにデコレーションしたりもしました。直接的ではなくても、応援できているなと実感できたことがとても嬉しい経験です。


英語での業務は大丈夫だった?


一緒に働くスタッフとパチリ

やはりネイティブの英語は早いので簡単ではないです。
オーストラリア人男性と、ニュージーランド出身の女性と働いていたのですが、オーストラリア人男性の英語は慣れているのでわかりやすいと感じましたがニュージーランドはまたちょっと違うアクセントなので分かりにくいと感じることもありました。あと自分が一生懸命しゃべってもアクセントが違って伝わらなかったりすることも。でも、そんな時は何回も言ったり、スペルを伝えたりしてコミュニケーションを取りました。



留学中に印象に残ってることを教えて!


国籍や言葉、文化が異なる人と心が繋がったことが印象に残っています。留学前は海外の人と心が繋がるとは思っていませんでした。国が異なる人とは文化も考え方も違うし、理解するのが簡単ではないとと思っていました。

でも、留学先で出会った人たちは言葉で表さなくても私の人柄を理解して、心の中まで読み取ってくれたことに驚きました。バックグラウンドが違っても心は繋がるし、伝わるんだということに気付けたのがよかったなと思います。



インパクトで生徒からとても人気のサイモン先生(現在メルボルンキャンパスで教鞭をとられています)は、初めの7週間終わっての面談の時に、私の性格や考え方を理解してくれてたのには驚きました。

もちろん学校や学生寮で出会った大切な友達たちも。

コロナが今よりすごく流行している中での留学だったので、感染しないように留学前半は特に気を遣っていました。そんな時に初めてコロナに感染してしまいました。

ブリスベンに来て1ヶ月たった頃のことで隔離をしなければならない状況で不安だらけでした。でも、学生寮のフラットメイトが料理をしてくれたり、代わりに買い物に行ってくれたり、隣の部屋から「必要なことがあったら連絡してね」とメッセージを送ってくれたり。コロナに感染しないようにとみんなが敏感になっている時期に自分が感染したことでさらに深刻な状況になってしまったにもかかわらず、親切にしてくれる仲間の温かさに感動したことを覚えています。今でも感謝しています。これらの経験を含めて国籍とかではなく、みんな人なんだな、人間なんだなと実感しました。



学生寮でみんなでラグビー観戦!
Tシャツのタイダイ染めもみんなで体験しました



あと、学校で出会えた日本人の友達にも本当に刺激を受けました。

Aちゃんは英語の勉強に対してハングリー精神があって、本当に頑張り屋なので私も頑張ろうと思えました。英語力向上のために前向きに突き進んでいる様子や、どんな人ともコミュニケーションが上手だったり。その姿がとても輝いて見えていました。私も芸能マネージャーになった時に、色んな人と出会うだろうから見習わないとと日々励まされていました。

5歳年下のSちゃんは年齢に対する私の偏見を変えてくれました。どんなに英語ができても誰に対しても平等に接している姿。上を常に見ている姿。人として学ばせてもらうことが多く、ハッとさせられることが多々ありました。年上、年下ではなく人間力が大事なのだと。英語だけではなく、人間力も教えてもらっていたなと思います。

そんな素敵な戦友たち、仲間に出会えたのもとてもよかったです。



留学して良かったと思うことを教えてください!


世界中の素敵な人に会えた

いろんな国の友達ができたこと。(台湾、韓国、スペイン、コロンビア、エクアドル、タイ、チリ、オーストラリア、ニュージーランド)

英語を教えたい!!という熱意が伝わるいい先生たちに会えたこと。また、インパクトのスタッフのみなさんがとても協力的です。特にスチューデントアドバイザーのMariさんは生活面の悩みや相談だけでなく、現地でのインターンを始めるきっかけも与えてくれました。オーストラリアから日本の就活の準備も進めていたのですが、そんな時にも協力をしてもらいました。


人が好きになった

オーストラリアに来て、人の目をそこまで気にしなくなったのと、人が好きになったのは自分の大きな変化だと感じます。
日本にいた頃、人が好きだったのに、途中から他人からどのように思われているのかを気にし過ぎてしまい、人や人の目を見るのが怖いと感じていました。

オーストラリアには様々な国籍の方がいて、各々が好きな服装、好きな髪型、髪色を楽しんでいます。他人にどう思われるかより、好きな自分の姿で伸び伸び生活している人々を見て、恐れる気持ちがなくなり、気持ちがとても楽になったのを実感しました。


好きなことから広げる!ミートアップで出会ったクラフト仲間と

当たり前のことですが、みんな違うのが当たり前ということを再認識しました。

英語を身につけること以外に、人と接することについて怖さを無くすために一歩踏み出したいというのが目標でもあったので、どちらも達成することができて、本当によかったなって思います!



ブリスベン留学、オーストラリア留学を考えている方にメッセージをお願いします!




留学を考えているならするべきだと思います!ただ、意志と覚悟が必要だけど。
オーストラリアで、特にブリスベンで留学を考えているなら私が直接背中を押したいぐらいオススメです!!

語学力はもちろんコミュニケーション力、人間力、行動力など他にも大きく成長できる機会になります。あとは、夢を持った子、何かを変えたいと思って留学に来ている子など、日本ではなかなか出会えない仲間や同志と出会えます!


世界に飛び出す方、応援しています!羽ばたけ〜!!

スタッフより

Naoさんとはご留学準備中も一緒にしっかり計画を立て、一つ一つ準備を進めていった日々がとっても懐かしいです。

ブリスベンご到着後はオフィスにたくさん遊びに来てくれて、学校のことや考えていること、現地でチャレンジについて、いっぱいお話をしましたね。

たくさんの経験をされどんどん成長されていく姿、果敢に挑戦する姿、努力する姿…忘れることができません。

これからもブリスベンでの留学経験を生かして、夢に向かって頑張ってくださいね!ずっと応援しています!