【体験談】語学留学&ワーホリ&ラウンド&オーペアと盛りだくさんの留学生活。全てが良い経験でした!

小島 沙織さん 2018年5月28日

ビギナーレベル(初初級)からの語学留学


10ヶ月間の語学留学で選んだのはパース。日本人が比較的少ない西海岸の都市です。私の場合、ビギナークラスからの始まりでした。中学まで英語が好きだったのですが、高校から面白くなくなってしまい、勉強しなくなってしまったんです。「be動詞ってなんだっけ?shouldってどうやって使うの?」状態から始まった留学だったのですが、渡航後すぐに「このままではまずい…」と感じ、そこから必死の勉強生活が始まりました。最終的にパースでは、ビギナークラス(初初級)からインターミディエイトクラス(中級)まで上げることができました。私は、一般英語コースだけでなく児童英語教師養成コースも受講したのですが、この児童英語教師養成コースに入る為には、英語力を中級まで上げないといけなかったので、序盤から必死に勉強しました。今思えば、目標があったから頑張れたんだと思います。留学をされるのであれば、明確な目標を立てられることをお勧めします!

具体的にどうやって英語力を伸ばしたの?

英語力を伸ばす為にどうしたらよいか、現地で知り合った友人に相談したところ、「まず発音をしっかり覚えた方が良い」というアドバイスをもらい、特に意識して取り組みました。文法がいくら理解できていても、きちんと発音をしないと聞き取ってもらえなかったりするからです。発音をしっかりと習得する為に、友達とよくパブリックバーに行ったり、毎週金曜日はキングスパークなどでBBQをしていました。私はお酒があまり飲めないのですが、様々な国籍の人たちと会話をするチャンスが生まれるので、英語力(特にスピーキング)がかなり上がったと思います。机に向かって勉強するだけでなく、せっかく留学しているんだからと思い、外にどんどん出て、色々な人と話をするように心がけていました。

児童英語教師養成コースはどうだった?

一般英語コースに通学し中級レベルまで達した後に、シドニーに移動して児童英語講師コースを受講しました。日本で保育士として働いていた経験があった為、このコースは渡航前から受講したいと思っていました。英語を学ぶのではなく、英語で自分の興味のあることを学ぶというのはとても新鮮でしたし、日本で学ぶ内容とは違った視点の内容もあり、とても勉強になりました。シドニーに滞在中はシティライフを満喫しつつ、ビーチへもよくリラックスしに行きました。シドニーにはマンリーというエリアをはじめ、写真のようなとても綺麗なビーチがたくさんあるんですよ!シドニーというと大都会というイメージが強かったですが、オーストラリアらしいゆったりとした時間の流れを感じることもでき、大満足の滞在でした。

ワーホリで滞在したサンシャインコーストはどうだった?


私の場合、語学留学を終えた後のワーホリでしたが、「さらに英語力を伸ばしたい!」と思い、語学学校へ通学しました。サンシャインコーストには語学学校が1つしかことが理由なのか、私が通学していた時期は校内に日本人が多めに感じました。※サンシャインコーストには、レクシスイングリッシュという語学学校が1校のみになります。レクシスでは、一般英語コースをIntermediate(中級)レベルから受講しました。みっちり17週間通学し、最後の4週間はupper intermediate(中上級)クラスでの授業で、とにかくみんなよくしゃべる!ついていくのに必死で、とても刺激を受けた時間でした。

住まいについてですが、サンシャインコースト滞在中はマルチドール(市内)に住み、徒歩で学校に通っていました。時期によっても変わってきますが意外とシェアハウスが少ないので、シェアハウス探しは苦戦しましたね。パースの時はシェアハウスのサイトがいくつかあったので見つけやすかったですが、サンシャインコーストはあまりなかったので大変でした。学校のロケーションはビーチにも徒歩5分ほどで行けてしまう最高の環境でした!週末は学校がお休みなので、リフレッシュがてらバスで20分ほどのヌーサのビーチへ遊びに行っていたりました。おしゃれなブティックに可愛い雑貨がたくさんあるんですよ!総合的に、パースとサンシャインコーストどちらもとても良かったですね。

オーストラリア滞在中、辛かったこと、大変だったことは?


私の場合、精神的にホームシックになったりしたことはなかったですが、パースで食中毒になった時は辛かったです。カフェでチキンサンドを食べたら、あたってしまったんです。夜中に救急を受診し、診断結果は赤痢…。数日入院しました。今となれば笑い話ですが、オーストラリアで入院するとは思っていなかったし、とても大変な経験でした。海外留学保険に加入していて本当によかった~と思いました。

オーストラリアをラウンドもしたんですよね?


はい。タスマニアにも行きましたが、とても綺麗でした。私が行ったのは夏だったのですが、タスマニアのファームで働いている日本人の留学生がたくさんいてびっくり!ケアンズにも行き、世界遺産のグレートバリアリーフでスキューバーダイビングの資格も取りました。グレートバリアリーフもとても綺麗でした!1週間弱、1人で行ってきましたよ!

オーペア(Au Pair)について教えてください

日本人にはまだ知名度が低いと思いますが、ラウンド後にゴールドコーストで半年間オーペアをしました。オーペアとは、ホームステイのようにそのご家庭に住み込み、お子さんのお世話や家事などの手伝いをすることをいいます。基本的にお給料は発生しませんが、その代わりに滞在費を払う必要はなく、食事も提供してもらえます。ゴールドコーストというと日本人が多いイメージを持っている方も多いと思いますが、私の場合、パームビーチにお住まいのご家庭だったので、周りに日本人は全くいない環境で、ローカルなエリアでした。お父さんが消防士をされているお宅で、息子さんがいらっしゃる家庭でした。
子供がずっと英語環境だから日本語を教えてほしいからということでヘルプしていました。2歳の男の子で、週2回ほど幼稚園に通園していましたが、その他の時間に日本語を教えながら一緒に遊んでいました。私の部屋はオウンルーム(1人部屋)でとても広くて快適でした。息子さんが幼稚園に行っている間は、別のアルバイトもできましたし、とても充実した生活が送れました。息子さんが乗り物が好きで、よく空港に遊びに行っていたのがいい思い出です。バイバイする時はとても悲しかったですが、今でも連絡を取り合っていますよ!

日本に帰ってきてからの生活はどう?

日本帰国後にまずびっくりしたのが、電車での光景です。みんな携帯をいじってる!
また、オーストラリアでは知らない人同士でも目が合ったりした時に「ハーイ!」と挨拶したり、ニコっと笑ったりしますが、日本ではそうゆう文化がないので、最初はその世界に戻るのに戸惑いを感じましたね。笑

日本帰国後の就職活動について

私は保育士資格を持っていたこともあり、英語を活かして働く事ができるインターナショナル保育園で働きたいなと考えていました。まず、保育サポートセンター(オンライン)に登録し、お給料や勤務地、その他希望を伝えお仕事を探してもらいます。3つほど該当する保育園があったので、自分で見学へ行き、一番気に入った保育園に就職できました。
私の場合、留学後の就活はとてもスムーズに行えました。今働いている保育園は、完全英語での保育をしています。私は0歳クラスを担当しているので、まだ子どもたちとの会話は多くありませんが、他のクラスの子たちと会話をするのには困ることはありませんね。ただ、外国出身の先生たち(現在はカナダ、アメリカ、フィリピン人の先生が在籍しています)とコミュニケーションを取るのは、知らない単語が出てきたりもしますし、まだまだ大変なことも多いです。日々勉強ですね~。
日本の保育士資格を持っていて英語が話せる人はかなり少数のようで、ニーズは高いようです。外国人で保育士の資格を持っていたとしても、日本で取得をしていない場合、国からは保育士としてカウントされない現状がある為、英語が話せる保育士が求められているようです。インターナショナル保育園は、需要が増えてきているようですし、狙い目のお仕事かなと思います。実際に今私が働いている保育園でも、保育士の資格を持っていて英語が話せる方を募集しています。条件に該当しご興味のある方は是非樋口さんと通してご連絡頂ければと思います!

スタッフより

長期語学留学から始まり、児童英語教師養成コースの受講、ワーホリ生活、ラウンド、オーペアなど、「今しかできないこと」をたくさん実践されたSaoriさんの留学生活。帰国後、留学で身につけた英語力を活かしてお仕事をされているSaoriさんはとてもハッピーそうでした。これから留学される方々にも、留学中にしかできない経験をたくさんしてほしいな~と改めて思わせてくれる体験談でしたね!Saoriさんこれからも頑張ってください!ありがとう!