【体験談】看護学部へ進学!フリンダース大学付属IELIでよかった!
中居 襟子さん 2017年5月25日
今回、留学しようと思ったきっかけは?
ワーキングホリデーでオーストラリアへ来たとき、老人介護や訪問看護の仕事を経験しました。その中で、どうしても海外で活躍できる看護師としての知識や視野をもっと広げたいとの思いから、大学進学の夢がうまれました。そして、フリンダース大学は自分の持っている学歴と日本の正看護師資格で、最短1年で学士が取得できることを知り、挑戦してみようと思ったのが、今回の留学のきっかけです。IELIの授業内容(学校の雰囲気、授業内容など)はどうでしたか?
(どのレベルからスタートしたか?授業内容でおもしろかたこと、大変だったこともあわせて教えてください)IELTSのスコア5.5〜6.0はあったものの、IELIの最初のテストでコミュニケーションはレベル4、それ以外のライティング・リーディング、リスニングはレベル3からのスタートでした。
IELIはスキル別で自分に合ったレベルで勉強が出来るので、各授業が簡単すぎることも難しすぎることもありません。似たようなレベルの生徒と1ターム5週間毎に一緒に勉強をするので、授業中に質問もしやすく、仲間意識もうまれクラスの雰囲気はとても良かった印象です。
レベル5を超えてからは内容も難しくなり、日々の宿題やテスト勉強以外にも、プレゼンテーションの準備やエッセイの課題に追われていました。どの先生もすごく熱心で、またクラスのほとんどが大学進学を目指す生徒なので、多国籍の中でお互いに励まし合いながら勉強をしていました。
毎日の授業後にフリーのエクストラクラスがあり、弱点を補強するのにすごく効果的だったと思います。
IELIはフリンダース大学内の、さらに看護学部と同じキャンパス内にあるため、常にモチベーションが保たれていた気がします。
IELIのEnglish for Health Studiesのクラスについて
レベル6から看護学部進学に向けてのHealth コースになりますが、このコースを受講してよかったこと、大変だったことを教えてください。すべての授業が医療に関連した内容になるので、アカデミックコースを受けているときとは違い興味や関心もあり、おもしろかったです。ある程度、看護師としても経験と知識があるため、内容はそこまで難しくありませんでしたが、医療英語はとにかく覚えるのが大変で、発音すら出来ないこともありました。
特にコミュニケーションクラスでは、その発音の練習だけでなく、オーストラリアのスラングを学んだり、患者と看護師のロールプレイや申し送りの練習もあり、必ず今後役に立つ内容であったと思います。
IELI で特筆すべきおススメの点があれば教えてください。
IELIの先生たちがすごく気さくでおもしろく、授業以外のときでも声をかけてくれて本当にフレンドリーで大好きです。フリンダース大学内にIELIがあるため、大学生と同じようなキャンパスライフが楽しめるのも魅力の一つだと思います。アウトドアシネマやコンサートなど大学のイベントにも参加したり出来ます。
フリンダース大学の看護学部開始前に IELI で英語を学ぶことに意味があったと思いますか?
IELIで勉強したことが、そのまま大学で生かされます。大学に入り、すぐにグループワーク、プレゼンテーションやケーススタディ等の課題があり、それでもIELIでの糧があるため少し自信と余裕を持ってこなすことが出来ています。IELIで教えてくれるエッセイの書き方は、大学のルールとほぼ同じです。医療英語を少しでも知っているだけで、大学の授業への理解がスムーズです。今、実際に大学に通う中で、IELIで勉強して本当に良かったと感じています。フリンダース大学の看護学部へ進学希望の留学生へメッセージを!
海外の大学へ進学するということは、とても大きな決断だと思います。英語を勉強すること、さらには医療を英語で勉強することは決して簡単なことではないし、大学進学いう目標へ進むためには時間もお金も労力もかかります。それでもその一歩踏み出せば、すごくおもしろい世界が待っています。いろんな国の人たちと同じ看護という共通の分野について勉強する中で、世界の看護事情も知れます。看護師としての経験値も絶対にあがると信じています。そして、困ったとき、不安なときはまわりの人たちがちゃんと助けてくれます。
あきらめず頑張ってください!
スタッフより
実はIELIの就学途中で何度も挫折しそうになったとお話しする襟子さん。今ではIELIで学んだ英語で看護学部の勉強もしっかりこなしています。大学卒業に向けて頑張ってください!