【体験談】インパクトのバリスタコースからバリスタのアルバイトGET! 

野村 善太さん 2016年9月9日

バリスタとしての経験はないけど、バリスタに将来なりたいという強い意志を持ってワーキングホリデービザでメルボルンに渡航された野村君。
インパクト・イングリッシュ・カレッジのバリスタカフェ英語受講からキックスタートプログラム、そして最終的にアルバイトを得るまでの道のりをじっくり語ってもらいました!


なぜバリスタコースに入ろうと思ったの?

もともと日本にいた時にコーヒーにすごく興味があり、飲みに行ったりバリスタさんと話すことも多かったです。日本では商社で働いていたけど、自分のやりたい事は他にあると考え、自分が好きな対面の仕事と興味のあるものを組み合わせた時に、バリスタになりたいと思いました。
WEBサイトで「バリスタ 海外 ワーホリ」などで検索したら、オーストラリア留学センターのWEBサイトのインパクト・イングリッシュに関する記事が出てきて、これだ!と思い、ワーホリを決意しました。日本に帰ったらバリスタになろうと決めているので、今回のワーキングホリデー留学は、バリスタの経験を積むためのものでした。

インパクトのバリスタコースで勉強した事は?

先ず最初はコーヒーの歴史とか、コーヒーの香りや味の表現の仕方を学びました。
香りの事を英語ではアロマ言いますが、例えば、ナッツみたいとか、レモンみたいとか、ジャスミンティーみたいとか、馴染みの香りで表現する方法はとても興味深かったです。
コーヒー以外にも、実際にマーケットに行ってチーズやディップを買って、香りを研究した表現したりもしました。
私の好みのコーヒーのアロマは、エチオピアのレモンティーみたいな香りが好きです。

他にも有名な原産地はどこかとか、この原産地のコーヒーはこういう味が多いとか、コーヒーの収穫のプロセスも教えてくれます。

基礎的なコーヒーの知識を学んだ後は、ウィリアム・アングリス・インスティテュートという州立の専門学校に行って、そこでエスプレッソマシーンの使い方を学びます。ここでは実践も行い、その後同校の中にある購買でバリスタとして一日働きます。

ウィリアム・アングリス・インスティテュートの研修が終わった後は、インパクトに戻って、コーヒーの実践練習はもちろん、バーやレストランで働く時に使える英単語を学んだり、衛生管理に関して勉強したり、履歴書の書き方も指導してくれます。面接の練習は、通常の授業ではカバーしませんが、キックスタートプログラムで教えてくれます。

その後はコーヒーをひたすら作る授業です。ラテアートも簡単にですが教えてくれます。
何分以内にコーヒーを作るかを計るプレッシャーテストが何回かあります。最初は5分以内に2個からはじまり、3個に増え、種類がバラバラのものを作ったりという複雑なものに変わり、最後はラテアートの基本3種類(ラテ、カプチーノ、フラットホワイト)を作りそれぞれ違ったラテアートで5分以内にサーブするというものになりました。

インパクトの中にあるインプレッソカフェでの経験も授業外で経験できます。
5週間のうちの最後の2週間でトータル3,4回(一回あたり2-3時間)入って実際にサーブします。
最初の一週目は、バリスタコースの実際の卒業生が一緒についてくれて2人体制で、次の二週目は、同じクラスメイトと二人で回します。

またこれ以外にも、授業時間外にローカルのカフェで2回ボランティアでバリスタを経験出来ます。このカフェはとても忙しく、3時間のシフトでコーヒー200杯作りました。でもここでかなり実践が身につくし、忙しい環境でバリスタをするいい経験が出来ます。


一番印象に残っていること

最初にエスプレッソマシンを使って、初めてのコーヒーが作れた時、また自分のラテアートがうまく出来た時がすごく印象に残っています。ラテアートがうまく出来たのは3-4週目くらいでした。
またクラスメイトがみんな仲良く、授業自体が本当に楽しくて毎日学校にくのが楽しみでした!


コースで難しいと感じたこと

実践は少し苦労しました。特にアートを作りやすいようにきめ細かくミルクを泡立てるのが難しかったです。ミルクとスチームノズルの位置関係でミルクの形がぜんぜん違ってきます。
あと、カプチーノ用、ラテ用、フラットホワイト用のミルクをそれぞれ作り分けるのが至難の業でした。ただコースの終わりには感覚をつかめるようになりました。

英語の必要性は?

授業はスピーキングとリスニングができないとかなり難しいと思います。
このコースでは、文法などの勉強はないので、しっかり基礎ができてないとついていくのに苦労します。オージー訛りの先生もいたので、リスニングやスピーキングに自信のないままコースに直接入ると、先生の言っていることが理解できないということも出てくると思います。

キックスタートの1週間目のセッションはどんな事をするの?

最初に一対一の面談があり、どのカフェで働くのかを教えてもらい、今後のアルバイト探しの為のインタビューの練習をします。
その後は授業が一時間ずつが二回あって、最初はインタビューを生徒同士でシュミレーションし、二回目は実際にカフェで働く時に使える英語を教えてくれます。
ウェイターする時にお客様との会話のポイントを教えてくれるので、アルバイトを真剣に考えている人にはキックスタートプログラムはお勧めです。
また空き時間にはインプレッソカフェでの実習を3回経験します。

2週めからのインターンシップはどんな経験が出来る?

ショッピングセンターの中にあるカフェで働きました。最初はコーヒー作るだけのバリスタで働いていましたが、店が忙しかったのでウェイターの仕事をしたり、お金の受け渡しをしたり、オーダーをとったりとオールラウンダーで働きました。
マネージャーがとても親切な人だったので、ラテアートの作り方も教えてくれたり、いっぱい練習させてくれたので、本当にいい経験になりました。


これからのワーホリの予定は?

バリスタコースから私のワーキングホリデーは始まったので、まだ10ヶ月あります。
まずはカフェで働いて経験を積みたいので、いろんなカフェに飛び込みで行ったり、Foundという仕事探しのアプリを使ったりして沢山のところに応募しました。
その結果、キックスタートを修了してわずか1週間でローカルのカフェでアルバイトを見つけることが出来ました!
全く初心者から始めたインパクトのコースでしたが、この8週間でかなりの自信と実践力をつけることが出来ました。
もし、バリスタをしたいと思っている人がいたら是非受講してほしいコースです。そして、仕事探しも躊躇わずどんどん応募して下さい。
オーストラリアの仕事探しは度胸がすごく必要になります!

スタッフより

「バリスタになりたい」という明確な目標を持ってワーキングホリデーで渡航された野村君。仕事探しも持ち前の明るさと積極性ですぐに乗り切る事が出来ました! これからも彼のバリスタ体験記を追っていきたいと思います!