【体験談】茜衣さんのTESOLコース体験談

川勝 茜衣さん 2015年11月4日

茜衣さんはゴールドコーストにあるゴールドコーストラーニングセンター(以下、GCLC)でTESOLコースを受講されました。




ゴールドコーストに渡航された理由は?

大学生の時に半年間、パースに語学留学をしていて、英語がとても好きになりました。帰国後も英語の勉強を続けているうちに、英語で何か資格を取りたいと思うようになりました。パースのスローライフにすっかり魅せられ、またパースに行こうかなと思ったのですが、ちょっと目先を変えて、違う都市でしかもスローライフが実現できるゴールドコーストを選びました。


TESOLコースを受講した理由は?

いつになるかわかりませんが、将来、家で子供たちに英語を教えたらいいなと思い、当初はJ-shineの資格を取るつもりでいました。でも、渡航前にメールと電話でオーストラリア留学センターに相談をしていた時に、「それだけ英語力があるのなら、TESOLコースがお勧めです。」とアドバイスをもらいTESOLコースを受講することにしました。



TESOLコースではどのような授業を展開されていましたか?

まずは文化の違い、それぞれの国によって英語の学び方が違うという点から学びました。
例えば日本では先生が英語の授業をどんどん進めていき、先生の言っていることを、ただひたすら書くというのが基本的な英語の授業です。しかし、他の国では、まずはテーマがあり、それにそって自分の意見をどんどん言うという授業が行われます。
このように、それぞれの国によってどういう風に授業を教えていくことが良いのかという点から学びます。

また、『読む、書く、聞く、話す、スペル、発音、文法』のカテゴリー別に、アクティビティがいいのか、グループワークがいいのかを考え、授業作成をしていきます。

授業は楽しくて且つ要点を捉えた授業作成をするためのコツを中心に学びます。

アクティビティの中には一つの授業で先生主体のコントロールアクティビティ(答えが一つしかないアクティビティのこと)と、生徒さんの意見を取り入れるフリーアクティビティの二つがあります。その二つを上手に取り入れることによって生徒さんが日常的に英語を自分のものとして使うようになることができます。

GCLCのTESOLコースで本当にいいなと思った点は、同校の実際の一般英語コースで授業の展開をすることができる事です。つまり、実際、英語を学んでいる生徒さんたちのクラスで実習ができることです。また、クラスの半分がネイティブスピーカーという状況も他の学校ではあまり聞かないので本当によかったと思います。





クラスの雰囲気を教えてください

クラスメート全員が同じ志をもって授業に参加しているので、やる気のある人たちばかりでした。和気あいあいとした、とても雰囲気の良いクラスでした。オーストラリア人は英語が母国語ですから、文法のルール、なぜそうなるのかの説明ができないので、私たちが教えてあげていました(笑)例えば現在、過去、過去分詞を当たり前に流してきているので、「goの過去分詞はなんですか?」と聞かれてもオーストラリア人はすぐに答えられなかったりするのです。

逆にオーストラリア人の生徒さんたちからは、発音やネイティブの言い回しを教えてもらっていました。実はTESOLコース受講中にけがをしてしまい、松葉杖で登校していたのですが、車で送り迎えをしてくれたり、アクティビティの時に私が席を立たなくてもいいように授業を作り変えてくれたりもしました。TESOLコースのクラスメートたちには感謝してもしきれません。本当に皆が家族のように仲良く、助けあっていた最高のクラスメートたちでした。




TESOLコース受講後の感想とこれからTESOLコースを受講したいと思われる方にアドバイスをお願いします。

英語を教える、ということは想像以上に奥が深くて難しいです。でも、本当に楽しかったな、やってよかったなと心から思います。TESOLコースは、同じクラスメートで同じ期間の中で学ぶことができ、一人一人が助け合って作り上げていくチームです。他のコースでは学べない事をたくさん学ぶ事ができます。でも、英語の基礎がしっかりできてないと授業に全くついていくことができません。ですから、まずはしっかりと英語の基礎力をつけ、Upper以上の英語レベルになったら、ぜひTESOLコースを受講してください。お勧めです!