【体験談】英語環境に飛び込む!すべて自分次第!

野本 里美さん 2015年8月14日

ワーキングホリデーで渡航される方の多くが望む、英語環境。その英語環境のスタートとしてアデレードを選んで良かったと言う里美さんの体験談です。

入学当初は初中級レベルだった英語力を、語学学校で学ぶのと並行して放課後はボランティアやローカルコミュニティに顔を出し続け、4ヶ月後には上級レベルへ! 
英語力を落とさないためにも、学校卒業後はWWOOFでファーム、その後はローカルホテルでの住み込み、、とまさに日本人は自分だけという英語環境にどっぷり浸かりました。英語環境を目指す方には彼女の取り組みは参考になるのではないでしょうか?


今回「留学に行くんだ!」と思い立ったキッカケを教えて下さい。

私は日本で約7年間会社員として働いていました。 20代前半から海外生活や英語の習得に興味はあったものの、仕事も職場の人間関係にも不満がなく、とても恵まれた環境だったので、なかなか退職して海外に行くという行動に踏み切れずにいました。

しかし約7年間同じ会社で仕事をしていたので、仕事と環境に慣れ、新しいことに挑戦するということからは遠ざかっていました。更に、自分には自信となるような経験や特別な技術がないことに、恥ずかしさと虚しさを感じていました。


また海外旅行が好きで毎年行っていたのですが、英語が分からず手続きに苦戦することや、外国人とコミュニケーションが取れずもどかしい思いをすることが多々ありました。そこで年齢も20代後半になり、以前から興味のあった海外生活や英語の習得にチャレンジできるワーキングホリデーに行くにはこのタイミングしかないと思い決めました。

Kaplan での4ヶ月は、授業・クラス(どのレベルから始まって〜最終的な英語レベル) について具体的に教えて下さい。

入学時はLow Intermediateで、5週間後の1回目のテストでIntermediateにレベルがあがりました。その後9週間はIntermediateで学び、14週目でテストのタイミングではなかったのですがHigh Intermediateにあがりました。


留学前は12週間の予定でしたが、10週過ぎた頃から次第に英語が分かるようになり、楽しく感じてきたところだったので、もう少し勉強したいと思い4週間延長しました。

Kaplan のクラスの雰囲気を教えて下さい。(クラスの人数や国籍、モチベーションなど)

クラスは1クラス15名前後で、Low Intermediateはアジア、サウジアラビアの生徒が多くいましたが、Intermediate、High Intermediateになるとブラジルやコロンビアの南米やヨーロッパの生徒が多くなりました。日本人は同じクラスに2~3名ほどいましたが、暗黙の了解でなるべく近くの席には座らないようにしていました。


英語を伸ばすためにやったこと・努力したことはなんですか?

授業がない時はよく図書館に通っていました。図書館ではconversation clubというボランティアの方が運営しているコミュニティがあり、よく参加していました。


またイベントやフェスティバルのボランティア活動を探し、現地の方と交流したり友達を作ったり、積極的に英語を使う環境に身を置くようにしていました。

学校終了後のWWOOFについて、どのようなファーム(仕事内容など含め)生活だったか教えてください。



学校終了後はアデレードからやく250km北のオーガニック果樹園・野菜農園を営むファームで3ヶ月Wwoofをしました。 私が働いたのは1月から3月の夏時期だったので、ピーチとプラム、たくさんの野菜が最盛期で、毎日とても忙しかったです。


仕事は午前中に収穫をして、午後はパッキングやドライフルーツ作りのためのフルーツカット、ジャム作りなど室内での作業が中心でした。
毎週末はファマーズマーケットに行き、自分たちで収穫した野菜果物を売っていました。


ホストファミリーはとても素敵なご夫婦で、ファームで働くことが初めてだった私にとても優しく、そしてたくさんの経験をさせてくれました。またホストマザーは料理がとても上手だったので、毎日一緒に楽しみました。


ホテルでの住み込み仕事について教えてください。(どうやって見つけたか?仕事内容や時給、環境について)


Wwoof後はwwoof先のホストマザーが仕事を紹介してくれ、ファーム近くのプライベート宿泊施設でハウスキーパーとして3ヶ月働きました。そこはまさにOUTBACK と言われるところで、スーパーマーケットもパブもありません。働いている人も現地の方で、日本人には3ヶ月間一度も会いませんでした。


仕事は一軒家のような宿から、1ベッドルームのキャビンまで数種類の宿泊施設があり、そこの掃除していました。時給が$26! 自分の部屋代(オウンルーム)が$30/週でしたので、お金を貯めるにはとてもいい環境でした。


アデレードで留学してよかったと思える点を教えてください。


一番は英語習得に集中できたことだと思います。日本人が全くいない訳ではないですが、やはり他の都市と比べると断然少なく、また留学先にアデレードを選んでいる学生は英語習得への意欲が高い方ばかりなので、切磋琢磨していたと思います。

現時点で約10ヶ月ワーホリを終えてますが、英語力についてはいかがですか?(アップした?)



オーストラリアに来た当初よりは確実に身についていると自信があります。
学校に通って基本の勉強をしたのも今となっては本当に良かったですし、間をおかずにファームとホテルの住み込みハウスキーピングで実践という形も身になったと思います。

最初は英語を話すことに緊張していましたが、日本人がいないところで仕事ともなれば話さない訳にはいかないですし、ネイティブの英語を聞くことで発音や口語的な言い方も学べたので、その環境を作れた事が良かったと思います。

今後の目標を教えてください。

2年目はバリスタの学校に通いネイティブ環境のカフェで働くことと、ロードトリップをすることです。限られた時間のなかで、できる限りオーストラリアを満喫したいと思います!

これから来る生徒さんへメッセージをお願いします。

(事前準備のアドバイスなども含めて教えて下さい。)
オーストラリアでは来る前には想像もしていなかった事がたくさん起こります。嬉しいことも、楽しいことも、辛いことも、悔しいことも、悩むことも、決断することも、本当にたくさん。でもその経験と人との出会いが 財産になると思います。 そして自分の可能性も広がると思います。

英語環境に飛び込むのも、そこで得られるもの、すべて自分次第だと思います!