【体験談】ワーキングホリデーは楽しんだもの勝ち!
岩本 晴代さん 2015年8月14日
きっかけは友達と出かけた卒業旅行!
日本で10年努めていた保育士の仕事を辞めて、パースへのワーキングホリデーに行くことを決めました。きっかけは短大の卒業旅行で行ったグアムでの出来事。当時、英語はまったくできなかったので、コミュニケーションを取るのにとても苦労しました。でも、現地の子供やご老人に身振り手振りで話しかけた事を機に、英語をもっと学びたい!もっと英語でコミュニケーションが取れるようになりたい!と思い、長年勤めた仕事を辞めて、最後のチャンス、ワーキングホリデーに行くことを決断しました。
久しぶりの学生生活
語学学校は、カプランに12週間通いました。学生という立場から長年離れていたので、学生生活を送っているという事が、とにかく新鮮で楽しかったです。学校に通い始めた最初のうちは、先生の言っている事もわからなかったけど、学校の先生もクラスメートも、みんなフレンドリーですぐにたくさん友達ができました。また、リスニングとスピーキングが特に苦手だったので、学校の課題以外にも、インターネットなどのサイトを利用して自主学習をしました。
ローカルのカフェで働く
語学学校を卒業後、アルバイト探しを始めましたが、とにかく日本食レストラン以外で仕事がしたかったので、直感で通りかかったDOMEカフェに飛び込みで履歴書を持っていきました。駄目で元々という気持ちで行ったのですが、『明日面接に来れる?』と言われ、あっという間に採用となりました。DOMEカフェでは自分の他に韓国人の留学生、オージーのスタッフと一緒に働きました。働き始めてまず大変だったのは、メニューの量の多さ!サンドイッチのマヨネーズの種類だけでもたくさんあって、毎晩メニューを家に持って帰り、必死にメニューに書き込みをして覚えました。
そして次に大変だったのが、英語でのコミュニケーション!今までは学生だったので、ネイティブじゃない者同士での会話でしたが、ネイティブの話すスラング、話すスピードの早さに最初はとても戸惑いました。でも私がわからない顔をしていると、ゆっくり説明をしてくれたり、私が理解できるように話してくれました。職場での仲間のサポートは本当に心強かったです。

アウトバックキャンプ、そして仲間との出会い
長いと思っていたワーキングホリデーもあと4ヶ月。まだ見ていない所に行ってみようと思い、友人とアウトバックのキャンピングツアーに参加しました。イギリス、イタリア、ドイツ、台湾、そしてオーストラリア出身の参加者達と共に、パースからダーウィンまで35日間、コースト沿いをキャンプしながら旅行をしました。
モンキーマイアでカヤックをし、コーラルベイではイルカの群れに出会い、カリジニではオーストラリアの渓谷の景色に感動しました。1日車に揺られる日もありましたが、ツアー参加者で協力しながら薪を集めたり、週1回買い出しに行き、パスタ、カレー、ピザやパイなどを作りました。イタリアの方が作ってくれたカルボナーラがすごく美味しくて、未だに忘れられない味です。

この旅行では、日本のツアー旅行などと違い、予定もその日の気分次第。お天気が良い日はビーチに寝そべったり、トランプをしたり、時間をとても贅沢に使いました。

これからワーキングホリデーへ来る方へ
今までは英語を話せない事が恥ずかしいと思っていたけれど、たくさんの人との出会い、経験を積んでいく中で、いかにコミュニケーションを楽しむかが大切だとわかりました。臆病になりすぎて、消極的になってしまうと本当に損です。やってみたいと思うなら、やるべき、むしろやるのみです!私はワーキングホリデー中にやってみたいと思った事は全てやろうと思い、諦めずに全ての事に挑戦してきました。その結果、もっとこんな事がしたいという欲もでてきました。日本帰国後は、以前努めていた保育士の仕事に戻るか、またはパースでできた友人を訪ねて、ブラジル、エクアドル、ペルーなどを旅してみたいと思っています。これからもやりたいと思った事は諦めずに挑戦していこうと思います!

スタッフより
いつも前向きで、明るい晴代さん。たくさんの不安を抱えられながらの渡豪でしたが、パースではどんな事にも積極的に取り組まれ、素晴らしい経験をたくさんされました。今後のさらなるご活躍を期待しています!