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前回、International House SydneyのCertificate IV in TESOLコースをご案内しました。
英語教師のプロを目指したい方に。IH Sydney その①
今回は、大学の教育学部(中等教育教員養成課程英語専攻)に在籍中に春休みを利用してIH SydneyのCertificate IV in TESOLを受講された生徒さんのインタビューです。
日本の大学も無事卒業されて今年4月から現役の英語教師として活躍されています。
齋藤 じゅん くん
英語教師を目指す私にとって、このTESOLでの経験は自分の英語教師としての幅を広げてくれました。
多様な英語教授法を学び実践することができ、「このような教え方もあるのか」と毎日刺激を受けながら勉強に励んでいました。
何よりも自分を成長させてくれたのは、後半の教育実習です。
日本での教育実習は、授業中に日本語を使っても通じます。
しかしこのTESOLの教育実習では、ヨーロッパ、南アメリカ、アジアなど世界中のあらゆる国籍を持った生徒がクラスにいます。
このような日本語が全く通じない環境で、絵やジェスチャーを効果的に使ったり、難しい英語表現を易しい表現で言い換えたりと、「英語を“生徒の理解の程度に応じた英語”でわかりやすく教える力」が鍛えられました。
さらに、ペア活動やグループ活動を充実させたり、生徒と積極的に英問英答したりと、生徒にできるだけ多くの英語に触れさせ、使わせる授業を計画・実践することができました。
授業を準備したり、課題をこなしたりと、とても忙しい日々でしたが、友達と切磋琢磨したり、また生徒から元気をもらったりして、とても充実した実り多い留学が出来たと思います。
一番うれしかったことは、放課後生徒が私のところに寄ってきて、「じゅんの授業すごいわかりやすい。また早く受けたいから、次の授業はいつか教えて?」と言ってくれたことです。
ホストマザーが本当に面倒見の良い方で、本物の息子のように接してくれました。
一生物のお付き合いになりそうです。
やはりコミュニケーションだと思います。
積極的に家事を手伝ってあげたり、買い物に付き合うなど、家族の一員として行動することが大切だと思います。
一番ホストが喜ぶのは、「一緒に会話が出来ること」だと思うので、今後ホームステイ滞在を考えている方は、日本から出来るだけたくさん英語を勉強しておくことをお薦めします。
こちらでの生活が180度変わるはずです。
じゅんくんは、留学スタート時にはすでに高い英語力もお持ちでしたが、英語教師になる!という将来の目標に向かって常に意識を高く、TESOLコースを受講されていましたね。
日本に帰国後も英検1級を取得、かつ英検協会より成績優秀者として表彰されるなど素晴らしい成果を出されました。
ホストマザーには「養子にしたい!」と言ってもらうほどの関係も築いてじゅんくんの人柄も伺えますね。
これから一人でも多くの学生に英語を好きになってもらえるように、そして信頼される教員を目指して頑張って下さい!
ありがとうございました。