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留学をしたからには、なにか英語力証明をとって日本に帰りたい!というお客様の声をよく耳にします。せっかく伸ばした英語力、証明するなら、やっぱり世界に通じる資格を得たいですよね。
英語力証明と言っても、様々なものが沢山あります。
日本国内で最もポピュラーなのはTOEICです。国内企業では、この点数を採用条件や昇進条件に挙げている企業も少なくありませんから、日本人にとって一番よく知られている英語検定試験でしょう。
このTOEICは日常生活、ビジネス英語がどれだけできるかを量るテストと言われていますが、英語試験としては対策されつくしており、その対策効果で短期的に得た点数と、本当の「使える英語力」とのギャップが大きく、いざ実際のビジネスシーンではたとえ900点取れていても不足と言われます。急速に進むグローバル化で、実際には英語の話せないTOEIC高得点保持者がいることで、企業の人事を困らせている・・・という日本のニュースを耳にした方も多いのではないでしょうか?
また、TOEICテスト自体は、日本と韓国で7割以上の受験者を占めているので、国際的な英語検定としての評価を受けているとはほぼ言えない状況でもあります。
では、TOEFLはどうでしょう?TOEIC、英検に続いて日本での認知度はありますが、TOEFL試験の目的は英語圏での大学やキャンパス(主にアメリカ)において英語で授業を受け、生活できるだけの英語力が備わっているか?を判断するテストです。
世界的な評価においてはTOEICよりも断然TOEFLの方を重視する傾向にはありますが、このTOEFLでも世界で最も有名な英語検定ではありません。
ここ、オーストラリアで有名なのはIELTSです。移民する際のVisaに必要だったり、TAFEや大学進学に必要な英語力証明はIELTSが最も使われています。このIELTSは、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどで正式採用されていますが、それでも世界で一番有名ではありません。
[答え]
ケンブリッジ英語検定試験です。ココで世界で一番有名な英語力検定試験であるケンブリッジとは何ぞや?をご紹介しますね。
このケンブリッジ英語検定試験は、英国ケンブリッジ大学が実施しており、世界150ヶ国以上で年間300万人以上が受験している有名な試験なのです。
この検定試験は5段階の英語レベルに分かれ、読む・書く・話す・聞くの総合で合格・不合格の判定がされます。
試験内容(試験の目的)にて特筆すべき点は、「英語の知識量を測る試験ではなく、英語の知識を使いこなす能力があるか?を判断」するもので、文法力だけではなく、総合的な英語力を測ることができます。しかも英語力証明は一度取得すると、一生有効なのです。何度もチャレンジするような試験ではない(難しいのです)からこそ、一生有効なケンブリッジ検定に合格した際の喜びは格別。胸を張って英語力を語れます。
また、世界で広く普及している試験ですので、外資系企業への就職や昇進・昇給、さらには海外就職の可能性を広げたい人、大学等の高等教育機関への留学などを考えている人には最適です。
最近弊社のお客様でも、ワーキングホリデー滞在中、もしくは、帰国前にこの検定対策コースを受験なされる生徒さんが増えています。さらに、日本からのお問合せの時点で、留学目的の英語力証明の集大成として、最終的にケンブリッジ検定合格を目標にする方も増えています。これからさらに増える事が予想されますので、ケンブリッジ検定合格者が増える前、今のうちに合格しておくのは今後において、得することはあっても損することはありません!
ケンブリッジ英語検定は、以下の5レベルに分かれています。
基礎レベルから最上級レベルまでありますので、自分の英語力に合った試験を受験することができます。
試験レベル | 検定試験 | 英語力レベル |
---|---|---|
最上級 | Certificate of Proficiency in English (CPE) | ネイティブレベルの英語能力があるかどうかを測定。英語圏の大学で、入学時に必要な英語力の証明として採用している他、世界各国の各機関で認められている。 | 上級 | Certificate in Advanced English (CAE) |
仕事で英語を駆使できる上級レベルの英語力があるかどうかを測定。英語圏の多くの大学では、入学時に必要な英語力の証明としてCAEを採用している。 |
中級 | First Certificate in English (FCE) | 最も受験者が多いレベルで、中級レベルの英語能力を証明する試験として世界的に有名。中級英語を使って、仕事や留学を目指す人用。 |
初級 | Preliminary English Test (PET) | 簡単な日常会話に参加できるレベルの英語力があるかどうかを測定。 |
基礎 | Key English Test(KET) | PET(初級)の半分の語学力にあたるもので、日常生活で必要な最も基礎的なコミュニケーション力を測定。 |
オーストラリアの語学学校で行われるケンブリッジ検定について、人気ナンバー1受講者数が多いのは『FCE』です。
その次に『CAE』を目指す方が多くなります。CAEともなると、かなり難しい試験になりますが、ココ数年で日本人の受講者が増えており、弊社シドニー支店においては昨年に比べ倍の数の受講者数になります。
また、シドニーが全豪で一番、開講数が多いこと、英語レベルもPET, FCE, CAE、CPEと開講していること(通常はFCEとCAEのみの学校が殆どです)、合格率も85%以上の優良校が多い事、などがシドニーでケンブリッジ検定試験対策コースを受けるメリットと言えるでしょう。
ケンブリッジ検定試験の合格は、ご自身による独学での勉強だけでは、合格できない試験と言われている難易度の高いものです。ケンブリッジ検定合格を目指す留学生の99%は語学学校の「ケンブリッジ検定試験コース」を受講した後に試験に臨まれます。
シドニーでは多くの学校でケンブリッジ検定を開講していますが、安定して開講している学校は以下になります。
特にヨーロッパ圏からの生徒はケンブリッジ検定試験合格のために留学する人も多いため、コースを安定的に開講している、と言うのは学校のマーケティング的にもヨーロピアンの生徒の受講生の確保のためにも大事なことだったりします。
◇シドニーのケンブリッジ検定対策コースのおススメ校。
学校名 | 開講コース種類 | 学校が試験会場に指定されているか? | 実施試験の種類 |
---|---|---|---|
Embassy CES Sydney | FCE, CAE | Internal | PET,FCE,CAE |
ELS Universal English College | FCE, CAE | Internal | CB PET,CB KET,CB FCE,CB CAE |
English Language Company | FCE, CAE | Internal | CB FCE,CB CAE |
Greenwich English College | PET, FCE, CAE | Internal | CB PET,CB FCE,CB CAE |
Kaplan International College Sydney City | FCE, CAE | Open | FCE,CAE,CB FCE,CB CAE |
Kaplan International College Manly | FCE, CAE | Open | FCE,CAE,CB FCE,CB CAE |
Navitas English Bondi | FCE,CAE,CPE | Open | FCE,CAE,CPE,CB PET,CB FCE,CB CAE |
Sydney College of English | FCE, CAE | Open | KET,PET,FCE,CAE,CPE,CB PET,CB KET,CB FCE,CB CAE |
Sydney English Language Centre | FCE, CAE | No | OPEN校で試験を受けます |
International House Sydney | FCE, CAE | No | OPEN校で試験を受けます |
Ability English | FCE, CAE | No | OPEN校で試験を受けます |
試験会場については、ケンブリッジより試験会場として認定された学校にて受験できます。Internal とは、その学校でケンブリッジ検定対策コースを受講された生徒のみが同校で試験を受験出来ます。Openは、特定の学校のケンブリッジ検定コースの受講の有無に関わらず、受験することが出来ます。なお、試験会場に認定されていない学校でのケンブリッジ英語検定対策コース受講者は、Open 会場に指定されている学校で試験を受けます。
通常10-12週間の対策コースを開講しています。学校によってはコース開始日が年に3回の場合(ペーパーベース試験)、4回の場合(コンピューターベース試験)と別れますが、基本的には1月・3月・6月・9月に試験の時期に合わせてコースが開講します。
学校によっては、8週間の短期コースを提案している学校もあり、開講日程も選択肢が増えつつありますが、基本的には年3~4回しかないチャンスを活かさなければならないので、ケンブリッジ合格を目指す方は入学の時期を計画的に決める必要があります。
コースの受講には一定レベルの英語力が必要になります。事前にレベルチェックテストを受けて入学ができるか学校が判断します。
英語力が足りないと判断された場合はケンブリッジ検定対策コースから開始することが出来ません。ご自身の英語力から、どのくらいの期間を要するのか、お早めにレベルチェックテストを受験することをおすすめします。
各校の実施するレベルチェックテストに合格した場合は、対策コース開始時からコースに参加出来ますが、万が一レベルテストに合格できなかった場合でも、一般英語等の英語コースを何週間か受講の後に対策コースに入学出来ます。
最後に、オーストラリア留学センター・シドニー支店では、ケンブリッジ検定試験対策コース開始前に『ケンブリッジ英語検定セミナー(無料)』を開催しています。次回は2013年8月22日16時からです。是非ご興味のある方はご参加ください!
※ケンブリッジ検定セミナー(シドニー支店)
http://www.wavenetwork.com.au/seminar/93/cambridge-sydney
また、シドニー支店では、シドニーでケンブリッジ英語検定対策コースを開講している語学学校、全てのケンブリッジ英語検定対策コースの英語レベルチェックテストの無料アレンジを行っています。多くの方がこの英語レベルチェックテストにチャレンジされていますので、ぜひご興味ある方は一度テストを受けられることをおススメします!
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