2014年5月8日

鳥の惑星、ブリスベン

最終更新日:

こんにちは、ご機嫌はいかがですか?

この度、ブログを認めさせてもらうことになりました、さとしともうします。

ブリスベンという所は人と自然との密な関わり合いによって、なんともいえぬ調和が保たれている美しい場所です。その中でも、今回は一番身近といっても過言でもなく、ブリスベン生活をつづる上で無視ができないのが、鳥達なんですね。

鳥?って思われる方もいるんではいかと思います。特に日本の都に居をかまえていたら、遭遇する鳥といっても数かぎりあります。すずめ、からす、はとが関の山です。

しかし、ブリスベンでは違います。ぱっと辺りを見渡すだけで、それはもう色とりどりな南国の鳥達が、様々な大きさと容姿で微笑み返してくれるんです。

それではその中でも、私のお気に入り、もしくは生活する上でかなりの障害になっている鳥達を紹介します。



Laughing Kookaburra (クカパラ) 45cm


1


まず最初が、みなさんのアイドル、クカパラちゃんです。その愛くるしい容姿と仕草で世の女性たちを虜にしております。男性達もかわいいかわいいと女性達と口をそろえて言いますけど、心の中はクカパラに対する嫉妬心でもえたぎっているはずです。ちなみに、その名の通り、このクカパラちゃんはよく笑い(鳴き)ます。私の家の近くにもたくさんいるんですが、夜が明けるころ、空が白みだしたころになると、ケタケタケタと、猿と魚くん(タレントの)を足して2でわったような鳴き声で、私の眠りをさまたげてくれます。生活リズムがくるいます。ちなみにNoisy Minerという鳥もたくさんいて、クカパラちゃんと共に、毎朝大合唱です。


Rainbow Lorikeet (ロリキート) 30cm


2


お次は、ザ・南国の鳥ロリキートです。この写真では少々見にくいやもしれませんが、ロリキートはその名のとおり七色の羽をもった、とても美しい鳥です。しかし、その羽よりも美しいのが、彼らの生き方です。ロリキートは常にカップルで行動しているそうです。なわばり争いも美しく、たとえ同種であれ、どんなに大きな鳥であれ、他の鳥がなわばりに入ってきたときには、勇猛果敢に戦うそうです。うん、美しい。ちなみに、ロリキートはフルーツをたべるので害鳥として登録されてます。


Australian Magpie(メグパイ)30cm


3


こいつは、敵です。ブリスベンで生きてく上で、誰しもが抱く感情。メグパイに対する嫌悪。こいつらは、食べ物を奪いにきます。他にも多数食べ物をうばいにくる鳥がいるんですが、こいつは空から私たちの手元めがけて一直線に風神のごとく攻めてきますので、一番危険です。さらに、繁殖期のこいつらは、サイクリストめがけて攻撃してきます。オーストラリアでは自転車に乗るときはヘルメット着用が義務づけられてるのですが、メグパイは光りものをあつめる性質があるので、太陽に反射するヘルメットめがけてアタックしてきます。皮肉なものです、身を守るためのヘルメットが私たちを危険な目に、、、。ちなみに私はメグパイは発音が難しいので嫌いです。


Sulphur-crested Cockatoo (バナナシェイクみたいな鳥) 50cm


4


この鳥は特にブリスベンでは害はないです。割と大きくて、南国に来たと思わせてくれるナイスバードです。ただ、キャンベラ(オーストラリアの首都)とかに行くと、こいつは数が多すぎてうざいです。ちなみに、この鳥、日本では4、5千円で売られているそうです。お金儲けのチャンス!?


Australian White Ibis 75cm


5


最後は、異次元よりの使者アイビスです。アイビスとはトキのことで、日本トキはえらく保護されていますが、このオーストラリアンアイビスは最悪です。まず見た目が、怖い。目が、くちばしが、なんか不気味だし、羽はつねにうすよごれています。人を恐れぬ傍若無人な態度も憎たらしい!芝生とかに座って食べていると、やつらはよってきます。そして力づくで食べ物をうばっていくんです。何でも食べます。たばこも食べます。街を奇麗にしてくれています。ありがとうアイビス。でもとてつもなく不気味です。


とまあ、ざっとメインどころを紹介しましたが、これはほんの一部です。オーストラリアにきたあかつきには、ぜひバードウォッチング(しかも街中で)やってみませんか??