オーストラリアの観光ビザ
観光ビザ
観光客を対象とした短期滞在者用です。観光目的の入国で、90日以内の短期滞在であればETAS(イータス)と呼ばれる電子入国許可登録システムを利用する事が可能です。ETASは、査証(ビザ)の代わりになるもので、オンラインで申請登録(30秒ほど)するだけですから、とても簡単に手続きが済みます。また、滞在中は3ヶ月間までの就学が可能です。
現地到着後に学生ビザの切り替えも可能ですから、ETASで3ヶ月間語学学校に就学後、学生ビザに切り替え6ヶ月間語学学校に通うこともできます。
コンピュータ上による認可となりますから、従来のパスポートへスタンプやシールタイプのように、申請者がオーストラリアのビザ事務所に出向く必要もありません。90日以内の滞在であれば、断然ETASを利用するべきでしょう。
ETASの申請方法としては現在の所、インターネット、旅行代理店、ETA手続きサービス会社、ETA参加航空会社にある航空券予約発券システムなどがありますが、ご自身で登録をする場合はETAS(イータス・電子入国認可システム、Electronic Travel Authority Sytstem)を利用します。
しかし、各旅行代理店でチケットを購入する際、同時にETAS申請を行なってもらう事が殆どです。やはり旅行会社という事で、安心してお願いできるという理由からでしょう。
長期訪問観光ビザ Visitor visa (subclass 600) ビザ
オーストラリアへ3ヶ月を超えて観光、知人訪問、社会活動、その他就労以外の3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月の滞在目的の場合に利用されるのが、この Visitor visa (subclass 600) ビザです。75歳以上の方や移民局から指示があった場合は健康診断の受診が義務付けられます。
この長期観光ビザ Visitor visa (subclass 600) の申請にはETAS以外のビザ申請と同様にパスポート情報以外にも、病歴、犯罪歴、海外渡航暦も審査対象となり、ケースによっては健康診断、追加書類の提出(銀行の残高証明書などの書類や往復航空券、渡航計画書)を求められることもありますので注意が必要です。
ETASで就学する場合の注意点
ETASの有効期間は12ヶ月であるものの、就学期間は最長で3ヶ月までが規則となります。これは12ヶ月に対して、3ヶ月という意味です。つまり、ETAS取得後3ヶ月就学し、一度国外に出て再度入国した場合。それ以上の就学はできません。あくまでETASの有効期間中最長で3ヶ月までとなりますので、この点はご注意ください。
各種ビザのみのご質問には当社にてお答えできませんのでオーストラリア大使館ビザ査証課までお問い合わせください。またビザの代理申請業務も行っておりません。