2011年5月4日

【メルボルン】これからは!高校留学vol.5:メルボルンの学校カリキュラム

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 今回は、ビクトリア州の中学高等学校でどのような授業が行われているかのご紹介です!

 


前回ご説明をした、中等教育における義務教育期間である7年生から10年生までは、日本の学校とさほど大きな違いはありません。ですが、中には演劇の授業や第二外国語などがユニークです。とりわけ、第二外国語はLOTELanguage Other Than English:英語以外の言語)と呼ばれる教科で、政府が決めた必修科目となっていますが、学校によって取り入れている言語が異なります。


 


■人気のある言語


フランス語


ドイツ語


イタリア語


日本語


中国語


韓国語


 


通常、各学校では2つの言語が教えられていて、7年生の時に半年間ずつ各言語を学びます。(例えば前半の半年間はイタリア語を学び、後半は日本語など。)その後、8年生からどちらか1つの言語を選択し、10年生まで引き続き同じ言語を学ぶのが一般的です。


 


義務教育を終えてからVCE11年生~12年生)に進むと、さらに教科の選択肢は増えます。VCEは大学や就職へ進むための就業期間ですので、選択する授業がそのままその後の進学や就職に繋がります。そのため、授業を選ぶ際には、将来のことをよく考えた上で慎重に選ぶ必要があります。その分授業に対する取り組みが意欲的なのが印象的です。また、12年生になると、学校での定期試験と学年末のVCE査定試験の両方の成績から進路先の可能性が決定するため、普段の授業から皆さん必死です。


 


VCEの授業一例


英語(第二言語としての英語ESLを含む)


保健体育


LOTE


数学(一般数学・応用数学・数理学・専門数学)


科学(生物・化学・物理・環境学・心理学・食品技術)


社会環境学(地理・歴史・ビジネス経営・古典社会文化・現代オーストラリア社会・産業企業・文学・国際学・法律学・政治学・社会文化・会計・経済・哲学・宗教と社会)


技術(情報システム技術・情報処理と管理・システム技術・デザイン技術)


芸術(ダンス・ドラマ・メディア・音楽演奏・音楽スタイル・スタジオ芸術・舞台学習)


職業教育(ホスピタリティ・自動車修理・ビジネス管理)※VCALの学校が主


 


次回は授業風景についてお伝えします。どうぞお楽しみに!


 


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