2011年4月8日

【パース】体験授業に行ってきました!!(Navitas English)

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 今回は、市内のほぼ中心に位置する Navitas Englishにて、体験授業を受けてきました。お客様の立場になって、生の授業を受けた私の感想をレポートします!!

《Navitas English》
【学校到着まで】
Navitas English はパース駅から歩いて10分程のところにあります。学校に到着すると早速、日本人スタッフのサチコさんに教室まで案内してもらいました。しかし、Navitas English はご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、校内ではイングリッシュオンリーポリシー(英語以外の母国語を禁止)を実施しているため、当然、日本人同士でも会話は英語…。初めは違和感がありましたが、慣れてくると殆ど抵抗なく日本人とも英語で話すのが普通の感覚になりました。

【授業開始!】
今日は偶然、新入生が2人いたこともあり、初めは全員の自己紹介からスタートしました。まずは在校生から順に自分の名前と出身国と滞在予定期間を紹介していき、最後に新入生の自己紹介がありました。新入生への質問タイムもあって、来豪の目的や母国の自慢話、彼氏/彼女がいるかなど、つっこんだ質問もあって、とても面白い自己紹介になりました。

まずは文法の勉強からです。今日のテーマは、過去完了(Past Perfect)です。初めに、先生が過去完了の使い方を時系列のグラフを用いて丁寧に説明して下さいました。その後、先生から4つの例文を提示され、この後に続く文章を過去完了を使って、各テーブル毎に皆で考えました。

私の隣の新入生(台湾人)は、リスニングと文法が苦手だったようで、先生の過去完了の説明をいまひとつ理解できなかったようで渋い顔をしていました。それを見た隣のスイス人と中国人の生徒が過去完了の使い方について自分のノートに先生と同様の時系列のグラフを書いて、まるで先生になったかのようにゆっくりと教えてあげていました。私もその輪に加わって、自分の言葉で説明しようと試みましたが、思った以上に難しく、かえって自分でも理解できていないところを把握でき、とても勉強になりました。生徒同士でお互いに説明することは、覚えたことを自分の頭で整理できるだけでなく、自分の理解できていないところを見つけることができ、とても重要なことだと改めて実感しました。

続いて、推理ゲームを行いました。これは、先生が始めに事件・出来事を読み上げ、何故それが起こったのかをテーブル毎にディスカッションを行います。
例えば『ある日、オーストラリアの森林で一人の男が倒れているのが発見され、病院に運ばれました。森林に葉っぱは一つも無く、何故か男はマスクをつけていました。』この出来事について、多くの人が酸性雨が原因で男はマスクで酸性雨を防いでいるものだと考えていましたが、中には奇抜なアイデアを出す生徒もいて、最も面白かった答えが、「森林の傍の湖でダイバーが泳いでいたところ、森林で火事が発生し、消防ヘリが消火用の水を湖で補充しようとして一緒にダイバーまですくい上げてしまい、気付かずに火事の中へ落としてしまった」という、ちょっとブラックな解答でした(笑)

今日の授業では、生徒からの意見が頻繁に飛び交い、生徒の積極性が前面に出ていました。先生も生徒の意見は尊重し、もちろん生徒からの質問には丁寧に答えて下さるので、とてもアットホームな雰囲気で、先生と生徒との信頼関係が出来上がっている良いクラスだなと感じました。

【終わりに…】
Navitas English は、生徒数300人の大規模校で、世界各国の様々な留学生を校内で見かけましたが、当然みんな英語で会話をしています。同じ国同士だとついつい母国語が出てしまいがちですが、Navitas English のように校内母国語禁止を徹底していれば、日本人同士でも気にすることなく英語を使うことができます。英語環境にどっぷりと浸かって、英語漬けになりたい人にはとてもよい学校だと思いました。
また、Navitas English はアクティビティも充実しており、様々なイベントを通じて、他のクラスメートとも交流を深めることが出来ますので、たくさんの留学生と友達になることが出来るでしょうね。