最終更新日:
TOEFL(トーフル)とは?
TOEFLテスト(Test of English as a Foreign Language)は世界中で受験されている、英語運用能力テストのリーダー的存在です。
現在TOEFLテストのスコアは、約110ヵ国、6,000以上の機関で英語運用能力の証明として使われています。
2005年9月に米国より導入(日本では2006年7月)された新形式のTOEFL iBTは、実際のコミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に測定します。より実践的な英語運用能力を測るべく、受験者が英語をどれだけ「知っている」か、ではなく、「使える」かに焦点をあてています。
主に北米での進学・就職の基準として採用されています。
① TOEFL試験内容
TOEFLテストは、Reading, Listening, Speaking, Writing の4セクションから構成されており、所要時間は4-4.5時間、獲得スコアは0点~120点。全セクションでメモをとること(Note-taking)が可能です。
Speakingセクションでは、マイクに向かって話し、音声が録音されます。また、同時に複数の技能を測定する問題形式 = Integrated Task が含まれており(SpeakingセクションとWritingセクションのみ)、英語をどれだけ「知っている」か、ではなく、「使える」かに焦点をあて、より実生活に即したコミュニケーション能力を測定することが可能です。
試験項目 | 試験内容 | 問題数 | スコア |
Reading (60-100分) | 3-5つの文書(1文書:約700語) ・選択問題 ・文を挿入する問題 ・グループ分けする問題など | 各12-14問 | 0-30点 |
Listening (60-90分) | 2-3つの会話(1会話:約3分) 4-6つの講義(1講義:3-5分) ・選択問題 ・表を完成させる問題など | 各5問 各6問 | 0-30点 |
Speaking (約20分) | Independent Tasks(回答:45秒) ・選択問題 ・好みと理由を問う問題 ・支持する意見と理由を問う問題など | 2問 | 0-30点 | Intergrated Tasks ★Read+Listen→Speak(2問/回答:60秒) ・選択問題 ・好みと理由を問う問題 ・支持する意見と理由を問う問題など ★Listen→Speak(2問/回答:60秒) ・要約する問題(大学生活を想定) ・問いに答える問題(講義を想定) | 4問 |
Writhing (50分/タイピング) | Intergrated Tasks(20分) ★Read+Listen→Writing(150-225語程度) ・要約する問題 | 1問 | 0-30点 | Independent Tasks(30分) ・意見に基づき作文する問題(300語程度) | 1問 |