2013年3月21日

ウーロンゴンTAFEで専門分野を学ぶ-体験談

最終更新日:

日本でエンジニアとしてお仕事をされていた山口拓郎さん。シドニーから電車で1時間30分ほどの場所にあるウーロンゴンで、大都市を離れた留学生活を送られた山口拓郎さんに、郊外での留学生活と専門留学についてお話を伺いました。



専門学校:テイフニューサウスウェールズ(TAFE NSW)
専門コース:Diploma of Engineering-(Mechanical)


渡豪の目的は何でしたか?


今回の専門留学の前に、ワーキングホリデーとしてブリスベンに1年弱の滞在後、英語の上達とオーストラリアのローカルでフルタイムのお仕事へのチャレンジの為、再度渡航決意しました。





シドニーを選んだのは


お仕事を見つけやすいと思ったからです。ただ、実際のところは、アルバイトをする仕事量は有るけれど、ビジネスビザを得る為の条件は他州よりも厳しいです。





英語学校はどうでしたか?


専門学校に行く前に、今までワーキングホリデーの生活で得た英語力を、学校に通う事でしっかりブラッシュアップをしたかったのですが、実際の授業は会話などと言うよりは、エッセイの書き方など専門コースで使うアカデミックな英語でした。ライティングやリーディングなど苦労をしましたが、この勉強が専門学校進学後とても役に立ちました。





ウーロンゴン選んだのはなぜですか?


日本人がいなかった事と海があった事です。以前一度ウーロンゴンに行った事があって、その時に見た景色が(シドニー)シティとは違う環境で自然もたくさんあり、ここで学びたいと思ったからです。





TAFEの専門コースはどうしたか?


留学生がほぼいない為、先生やスタッフ、クラスメイトも『留学生』と『地元学生』とったバリアのない環境での留学生活となりました。
シティの学校に比べてスタッフや先生もかなりリラックスした環境だったので、突然休校になったり教室が空いていないなどびっくりする事もありました。ただ、先生は経験も豊富で知識もとてもあったので、学ぶ事がたくさんありました。

ワクワク楽しみに入学し、留学生はクラスに2人。クラスがスタートすると、先生の書いている字が読めない事や、先生の言っている事が分からない時もあり、スタート直後は英語学校とのギャップを感じましたが、クラスメートは留学生で大変なのがわかっているのでとても助けてくれました。逆に、仕事でやっていた実習時間はみんなの羨望の的で、クラスメートとの関係も良かったです。

クラスの環境には2~3週間で慣れましたが、テストの時は問題文が英文だったので、数学などは解く内容よりも、問題分の読解が大変でした。英語に関しては苦労する事も多かったですが、日本人がいなかったので英語の為にはとても良かったです。




クラスメートはどんな方たちでしたか?


高校を卒業したての年齢の生徒さんから、40代、50代の生徒さんもいて年齢はバラバラでした。学校内では仲良くしていたけれど、みんなお仕事をしながら学校に通っていたので、あまりプライベートで遊ぶ時間は無かったのが残念です。
ブラジル人の留学生とは家も近かったので、今でも仲良くしています。





どんなところに住んでいましたか?


学校から少し離れたところにあるフラットでオージーと住んでいました。学校の掲示板やGumtreeなどで探しました。フラットメイトはお仕事をしている男性と、大学生の女性でした。

週に一回はフラットメイトとディナーを食べる日があり、とても仲が良かったので、よく一緒にいろいろな事をしました。
みんなでキャンプ行ったり家で一緒に家具を作ったり、ビールを造ったり、野菜作ったり、ボランティアに参加して穴掘ったり、楽しい時間でした。





休みの日はどのように過ごしていましたか?


サーフィンに行ったり、海で仲良くなった友達と遊びに行ったりしてしました。
キャンプ、サーフキャンプでジャービスベイなどのサウスコーストに行ったり、BBQ、パブなど、友達との時間が多かったです。






ウーロンゴン町の様子を教えてください。


自然がとても近くにありますが、ある程度大きな街なので、買い物や外食などにも困る事はありません。昼の時間帯は中国の方をある程度見かけますが、それ以外の(日本人も含め)アジア人はあまり見かけません。
ウーロンゴンは無料バスが発達していて、ノースウーロンゴンかウーロンゴンからバスがでているので、それを使って動く人が多いです。





ウーロンゴンの人たちはどんな感じでしたか?


シティの人たちと比べて遊び方が違います。ウーロンゴンは人と人が密な感じで、隔たりも無くスムーズに打ち解ける事ができました。





ウーロンゴンはお勧めですか?


お勧めです。
シドニーより、英語を伸ばすにはとても良いですし、海や山が好きだったら、街と自然が近くにあるので良いと思います。ウーロンゴンのほうがオーストラリアンライフを満喫できると思います。


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チャンスがあれば又ウーロンゴンに戻りたい、家が買えるならウーロンゴンに住みたい、という拓郎さん。

最初にお話をした時は「フルタイムのお仕事のチャレンジをしたい」という事が一番の目的でしたが、ウーロンゴンでの留学生活でもう少し長くオーストラリアに滞在したいという気持ちが強くなったようです。

拓郎さんは一見ガツガツと突き進むタイプではないのですが、着実に自分のやりたい事を実現して行くタイプ。そして積極的に誰にでも話かけ友達ができる、コミュニケーションが得意なタイプです。最初から英語もスピーキングやリスニングは得意としていましたが、専門学校に進学する前の英語コースや専門学校の最初は若干大変だったようです。だた、この一年のウーロンゴンの留学期間で英語に関する自信はかなり変化したように見えます。

最初の目標であったフルタイムのお仕事も、最初から現地でのお仕事しかしないと決め、とにかくいろいろな会社にチャレンジしたくさんのお仕事をしました。また、お仕事を探す為ならと他州までお仕事を探しに行く行動力など、目標に向かう力は目を見張るものがあります。

現在は、こちらで新しく見つけた目標に向かって努力中の拓郎さん。次の目標も達成されるのを楽しみに応援しています!



いかがでしょうか?ウーロンゴンのTAFEで学んでみたいと思われた方は、こちらまでお気軽にお問い合わせ下さいね。