メルボルンの公共交通機関
メルボルンの主な公共交通機関は、電車、路面電車(トラム)、バスです。その中でも電車や路面電車を利用する事が多く、車を持っていなくても快適なメルボルン生活を満喫できます。
しかし、日本と違って電車もバスも遅れる場合があります。慣れないうちは時間のルーズさにイライラさせられるかもしれませんが、大らかなオーストラリア人達は多少の遅れはあまり気にしないので、豪に入れば豪に従えの精神で利用しましょう。
まずはMyki(マイキーカード)を購入しよう!
Mykiカードはメルボルン空港、セブンイレブン、商店、各主要トラムストップや駅構内の券売機などで購入出来ます。
カードにはメモリーが内蔵されており、1枚のカードにMyki MoneyとMyki Passの口座があります。
Myki pass=定期のような仕組みになっており通勤・通学で週5日以上利用する方にお勧め。7日間、1ヶ月、1年があります。
Myki money=利用の度に運賃が引かれる仕組みになっており時々利用する方にお勧め。
料金は距離に応じて、2つのゾーンに分かれています。日本のPASMOやSuicaのようにチャージして乗降時に車内や改札に設置されてある機械にタッチするだけ。電車・トラム・バス全て共通して利用できます。
時刻表や行き方を調べるにはこちらのサイトが便利です。【英語】⇒ジャーニー・プランナー
カードの種類
Mykiには<大人用Full Fare><5から18歳の子供用Child><ビクトリア州高齢者用Senior><高齢や障害、地元学生などの特別割引用Concession>の4種類があります。学生ビザ所持留学生、ワーキングホリデー、観光滞在の方はFull Fareを購入してください。
リチャージの仕方
最寄のセブンイレブンや商店、各主要駅カウンターまたはリチャージ機にて簡単に課金(リチャージ)が出来ますし、オンラインでも課金できます。
また金額の管理が面倒な方はMyki登録をした後にご自身のアカウントから自動課金設定も可能です。
Myki moneyの場合は、最初に改札またはMyki専用の読み取り機に通してからどれだけの時間使ったかで、料金を計算し、課金されている金額の中から引き落としされます。Myki passの場合は、すでに購入いただいた期間の間は自由に使用でき、料金も前払いで精算されています。
交通費
2時間 | $5.00 |
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1日(平日) | $10.00 |
1日(土日&祝日) | $7.20 |
7日間定期 | $50.00 |
28日以上定期 | $6.00/日 |
*V-lineご利用の場合も上記と同じ金額となります。
*平日の午前7時15分までの2時間以内にタッチオン、タッチオフし、myki Moneyの残高がプラスの方は、free Early Bird fareが適用されます。(V/Lineは、PakenhamまたはSunburyとメルボルン間以外は、free Early Bird fareの対象外です。)
トラムの乗り方
メルボルンの中心部はもちろん、少し足を延ばして周辺のエリアに出かける時にも、トラムはとても便利です。
①停留所にて手を上げ、目的のトラムをとめる
②乗車後(どこの入り口でも可)、Myki専用の読み取り機にカードをかざして”タッチオン”します
③降りる停留所の前に、車内の停車ボタンまたは紐を引いて、運転手に合図します。
④下車する時、Myki読み取り機にカードをかざして”タッチオフ”します。
最近は車内アナウンスや社内に表記ディスプレーがあるトラムも多いですが、無い場合は事前に降りる場所をドライバーさんに伝えて頂くと教えてくれます
メルボルン中心地のトラムが、すべて無料に!
現在メルボルン市街地中心部のみトラム(路面電車)利用が無料になります。無料ゾーン内の移動のみの場合にも、誤って車内でMykiをタッチオンをしてしまうと、通常の費用が引き落とされてしまいますので注意が必要です。
またどこまでが無料トラムゾーンなのか、把握をするのも初めは難しいかと思います。無料トラムゾーンから出る場合に必ず車内アナウンスが有りますので有料ゾーンへ行かれる方は乗車時にタッチオンしても問題ありませんし、有料ゾーンに入るアナウンスが流れた時点でタッチしてもらっても大丈夫です。
電車の乗り方
メルボルンの電車はシティのフリンダーズ駅(Flinders Station)を中心に南北に広く走っています。
電車の乗降の際は、ドアにあるボタン式の自動ドアと手動式の旧式があります。
小さな駅は無人駅の場合もありますが、車内にMyki読み取り機はありませんので、改札口で必ずタッチオン&オフをして下さい。
V/Lineについて
2023年3月よりビクトリア州のどこに住んでいても、交通費はMyki料金と同額になりました。料金表はこちらより確認できます。V/Lineでどこにいっても1日10ドルです。
ただチケットは、旅行する場所によってお餅のmykiカードが利用できる場合もありますが、V/Lineのペーパーチケット、バスのペーパーチケットの購入が必要になる場合もあります。
詳しくはこちらご覧ください。
バスの乗り方
広いエリアをカバーしていて、電車・トラムではカバーしきれていない場所はバスを利用します。トラム同様アナウンスされませんので、降りる場所が分からない場合は運転手さんに目的地を告げ、付近のバス停で降ろしてもらうようにするのがお勧めします。
*バスは必ず乗り降りの際は車内のMyki読み取り機にタッチオン&オフが必要となりますのでご注意下さい。