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シリーズ第4回目の今回は、メルボルンのあるビクトリア州の学校制度についてまとめました。
オーストラリアの教育制度は各州によって異なります。ビクトリア州での義務教育は、初等教育がプレップ(小学校入学準備)から6年生までの7年間、中等教育が7年生から10年生までの4年間となります。実際には中等教育は6年間あり、最後の2年間(11年生と12年生)はVCE(ビクトリア州教育証明書という高校卒業資格)で大学など高等教育への進学や就職の準備をすることになります。
日本の教育制度と比較すると、以下のようになります。
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【日本】
幼稚園→小学校1年生~6年生→中学校1年生~3年生→高等学校1年生~3年生
義務教育→→→→→→→→→→→→→→→→→
【ビクトリア州】
Prep→小学校1年生~6年生→中学高等学校7年生~10年生・VCE11年生~12年生
義務教育→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
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オーストラリアの学校は2月から新学年が始まります。日本の中学校を終えてからオーストラリアへ高校留学すると、通常10年生からスタートすることになります。その後VCEでは、40科目以上の選択科目から将来に向けて実践的な授業選ぶことができます。ビクトリア州の中等教育は非常に高いレベルのものを提供しており、VCEは世界的に認められている公式の資格です。そのため、卒業後はオーストラリアだけでなく、世界中への進路の選択が広がります。
また、VCEの他に、VCAL(ビクトリア州実用学習証明書)を発行している学校もあります。これは日本でいう高等専門学校のように、就職に向けてより実践的な技術を学び、トレーニングを積むためのコースです。
次回は学校のカリキュラムについて特集します。実際にメルボルンの中学高等学校ではどんな授業なんだろう?と思われる方、どうぞお楽しみに!
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