2016年7月14日

【体験授業】カプランアデレード校に行ってきました

最終更新日:

世界展開大規模校、老舗語学学校といえばきっと名前が上がるであろう、カプランのアデレード校で体験授業を受けてきました。



立地

当社アデレード支店から徒歩5分。町の中心地に位置しています。


カプランの魅力

私が思うカプランアデレード校の魅力を4つご案内します。

①質の高い教育
カプランアデレードは質の高い教師陣と最先端の教育設備(電子ホワイトボード等)を備えています。歴史のある老舗語学学校でしっかりと勉強しようという高い目標をお持ちの生徒さんも集まりやすいと思います。


②独自開発の教材
外部から購入した教材を使う学校も多い中で、カプランは独自で教材開発チームを持っており独自の教材K+notesを使っています。また、K+notesに連動したオンライン学習ツールK+toolも利用可能です。例えば「本日学んだ比較級の復習をしたい」ということであればK+toolにログインし、本日のレッスン内容を確認する練習問題を解く等効率的な自習を進めることができます。


③いつ入学しても平等な学習機会
他校では入学後すでに途中まで進んでいるテキストを購入し、途中から生徒に混じって授業を受けていくことも多いのですが、カプランなら、なんとテキストが2週間に1回変わるためすぐに周りの生徒さんについていくことができやすいです。

また5週間に1度、上のレベルに上がれるかを判断するテストを実施しているのですが、学校が定めたテスト日に生徒さんが一斉にテストを受けるのではなく、各生徒さんの入学日より5週間毎にテストを実施してくれています。つまり学校側は毎週テストの機会を提供していて、該当の生徒さんだけがそれを受けるということになります。
学校側としては5週毎の指定日に一斉にテストをしたほうが手間が省けるものですが、生徒さんへの平等な学習環境を提供したいという学校の姿勢がよく伝わります。



④進学英語コース
カプランは、進学英語コースで高い評価を受けています。一般英語は英語を学ぶコースです。例えば映像を見て、その中から英語を拾っていき純粋にその英語を学んでいきます。
それに対して進学時英語コースでは、ある程度英語がわかっている人向けの授業です。例えば映像を見て英語を拾うのではなく、そこで述べられている意見を拾います。そのためにノートを取り、拾ったアイデアをまとめ報告し、さらに自分の意見を述べることも求められます。仕事で英語を使っていきたい方には特にお勧めです。

体験授業の様子

私は一般英語コースのIntermediate (中級)のクラスを受講させていただきました。

先生はイケメンダニエル先生。元ミュージシャンでエンターテイメント業界でも働いていたとのこともあって、ディズニーランドのマイクパフォーマンスの方のようなハイテンションな先生です。

本日の流れは下記の通りです。

1 ビデオ
いくつか問題を与えられてビデオを見ます。ビデオの中に答えが隠れているのでみんな必死です。ビデオを見終わると、一つずつ答え合わせをしていくのですが、先生が「1つ目の答えわかる人?」と言うと、みんな口々に、合っていようが間違っていようが答えを発言していく雰囲気が新鮮でした。
日本なら答え分かっていたとしても、手を上げなかったり、まして口々に答えを発言する空気ってななかなかないですよね。

2 本日のテーマ(環境問題)についてグループトーク
各チーム3−4名に分かれて、「母国で一番深刻な環境問題は何?」というテーマでトークします。
例えば日本人がRadiation(放射能)の話をしてもRadiationという単語がわからない生徒さんもいます。でも授業中は基本的に電子辞書の利用はNGです。なのでRadiationの意味が分かる人が、一生懸命例などを挙げながら意味を伝えようとします。この過程でスピーキング力が鍛えられるのです。
ブラジルの生徒さんは公衆衛生、サウジアラビアの生徒さんは大気汚染、イタリアの生徒さんは政治汚職(環境問題なのか?)を挙げていて国による問題の違いも学べました。



3 グループトークの発表
各チームで話し合った内容をみんなで出し合います。ここで語彙力がたくさん身につきました。
例えば生徒さんがAcid rain(酸性雨)と発表したとき、先生が「Acid(酸性)って分かる?」と確認してくれます。そしてジェスチャーや例えを使いながらを意味教えてくれるのです。
「胃の中で食べ物を消化するでしょう。それは胃液がAcidだからだよ。そのAcidと似たような成分が雨になって降り注ぐから色んなものを溶かすんだよ」と、分かりやすい説明で理解できました。

4 グループトーク
先ほど発表された環境問題の中で、世界的に一番深刻なものTop5を選びランキング付けをします。

5 グループトークの発表
先ほどのグループトークの内容を発表して、またその順位をつけた理由も発表していきます。

6 宿題チェック
LessとFewerの違いを確認していく問題(計20問程度)の答え合わせと質問への回答をしてくれました。さらにそこから派生して”Much less”や”A lot less”の使い方も学びましたよ。
最後に次の宿題発表です。次のレッスンまでの休み時間を利用して学んだばかりの”Less”、”Much less”、”A lot fewer”等を使って、この学校の状況を説明する文章を6つ作ってくるというものでした。授業終了と同時に皆さん例題探しに楽しそうに廊下に駆け出していきました。



体験レッスンを受けてみて

日本の眠くなるような英語の授業とはまるで違う生徒参加型の授業でした。生徒さんも口々に発言しますし眠くなる暇なんてありません。また単語が分からない時に、生徒も先生も例やジェスチャーを使ってなんとか伝える努力をします。こうやって体験の中で覚えた単語って、単語帳で覚えた場合と違って長い間忘れないでしょう。

楽しい授業の中でも、今思い返してみるとビデオでリスニング、グループトークでスピーキングとコミュニケーション、発表で語彙強化、宿題でリーディングとライティングがカバーできていると思います。
一般英語コースではライティングとリーディングの比重がさほど高くないと思いますので、満遍なく伸ばしたい方にはK+toolを使うと補強やすいと思います。

最後に

カプラングループはオーストラリアに7キャンパスを持っておりますが、アデレード校はグループ内でもお安い料金設定となっています。

ご希望予算と期間に合わせてプラン作成しますので、カプランアデレード校へ興味を持たれた方は是非下記フォームよりお問い合わせくださいませ。