最終更新日:
前回、ウーロンゴン大学大学院オリエンテーション参加の様子をご案内した学生のインタビューです!
平野 義明さん
シドニーのELS Universal English Collegeで1年間学び、進学準備英語コースで規定の成績を修めて、IELTS免除のダイレクトエントリーで2012年8月からウーロンゴン大学院 Master of Science (Logistics)へ進学。
中学の時の英語の先生がオーストラリアに留学経験がある方だったので、昔から、オーストラリアでの生活に憧れていました。
留学先を決めるのに、カナダもリサーチしたのですが、オーストラリアの教育産業が盛んなこと、大学のランクも世界的にみて高かったのでオーストラリアに決めました。
ELSでは1年間学び、、最初は一般英語コースからスタートしたのですが、周りの生徒のやる気、モチベーションは進学準備コースのほうが格段に高かったです。
課題の量も多く、途中でコースを断念する生徒もいましたが、自分は先生のサポートもあり順調に英語力を伸ばしていくことが出来ました。
IELTS試験を受けて6.5を取ったとしてもあくまでも入学英語力条件をクリアしているということで、「IELTS6.5を取る=大学院での授業に問題なくついていける」ということにはなりません。
ただ入学のために必要となるスコアを取るだけではなく、進学準備コースのほうがエッセイの書き方、ノートテイキング、プレゼンテーションをはじめとする進学後に必要となるアカデミックスキルを鍛えられるからです。
日々の英語の勉強とアルバイトの両立はやはり大変でした。
課題を期日までに終わらせるために、1週間ごとの目標を自分で立ててそれをクリアしていきました。
楽しかったことは、「読書」です。
自分の興味のある分野の英語の本を読むことでリーディングの勉強が出来るのは本当に楽しいです。
将来、物流会社を立ち上げたいという目標があったからです。
海外での起業を考えていて、MIB(Master of International Business)とも迷ったのですが、MIBと比べLogisticsはビジネスの中でも物流、サービスの流れといった部分を専門的に学ぶことが出来るからLogisticsのコースに決めました。
教授によれば先週の2日間のオリエンテーションまでは楽しめるそうです。
月曜日からいよいよ授業スタートにですが、最初のTrimester(学期)で3サブジェクトの履修が必要で、1サブジェクトに対して大学での講義以外に週12時間の自主学習が必要なのでトータル週36時間と勉強づくしの毎日になりそうです。
ただ目標に向かってやるのみです!(High Distinctionとるぞ)
留学にはまずは英語は必須なので、留学前に中学・高校の英語の教科書のおさらいをしてくると時間を無駄にしないと思います。
留学スタート後は英語で物事を考えられるように和英と英和の辞書ではなく、英英辞書を使うことをお勧めします。
新しい単語を覚えるときも、日本語訳ではなく、英語でその意味を理解するよう英語の訳を付けると良いです。
ミャンマーで物流会社を作るのが目標です。
オーストラリアで日本人を表現する時に「Japan Our Home 」(日本人は日本が好きだから日本に住みたがる)と使われたりしますがまさにこの通りだと思います。
日本に留まっているだけでは日本人同士の競争でしかなく、世界には日本以外のほかの国があり、どんどん世界というフィールドから取り残されてしまいます。
海外に出ることで、世界観が変わり、日本という国をまた改めて理解することが出来るので、多くの人に留学にチャレンジして欲しいと思います。
義明くんは将来の自分のやりたいことに向けて何が必要なのかをきちんと把握し、モチベーションも高く進学準備コースにもしっかりと取り組まれていました。
学業とアルバイトの両立も大変そうで、人一倍努力されているのに、いつも明るい笑顔で大変さを感じさせないところが、義明くんの凄いところです。
大学院Sydney Business Schoolの学生のうち、15名のみががもらえる奨学金も合格と素晴らしいスタートを切って、これから大学院本番です。
今まで以上にハードな毎日となると思いますが、抜群の集中力と持ち前の明るさで充実した大学院生活を送って欲しいなと思います。