【体験談】海外に繋がる仕事がしたい!Businessコース留学体験談

石原 達也さん 2013年11月19日

・Kaplan 一般英語コース、ビジネス英語コース、ケンブリッジ英検コース(2012年6月〜2013年3月)、Navitas ケンブリッジ英検(FCE)コース(2013年3〜6月)
・TAFE(Polytechnic west) Certificate Ⅳ in Business(2013年7月〜)

留学開始から1年半、上記のコースにチャレンジされた石原さんの体験談です!



留学のきっかけは元々海外に繋がる仕事がしたかったから


元々IT業界で仕事をしていて現場での仕事や生活はとても充実していたのですが、これから将来転職を考えた時に何かスキルが欲しい、と考えたときに、真っ先に浮かんだのが「英語力」を身につけるということでした。
大学時の就職活動の際にも元々海外と繋がるような仕事がしたい、ということもあり、30歳を目前にしてラストチャンス、と思い、退職を決意し、インターネットで情報を探しているうちにオーストラリア留学センターを見つけて問い合わせをしました。決めたら直ぐに動く、という性格もあり、退職後2ヶ月後にはパースに居ました。

Kaplanの一般英語コースから、ケンブリッジ英検コースへの挑戦


学校選びにあたっては現地の情報を元に、オーストラリア留学センターの吉原さんとメールで色々と提案頂いた結果、コースの多彩さや、国籍割合、アクティビティでメリハリを付けられるところなどを魅力に感じ、アカデミックセメスタープログラムでKaplanへ入学。一般英語コースから始まり、最初の半年で最初のレベルのPre intermidiateからUpper Intermediateまでに上がりました。またレベルが上がった時に同じKaplanでビジネス英語を学びました。ビジネス英語コースを受講中に英語の勉強をやればやるほど、特にスピーキング力を課題に感じてきました。そこで、生涯有効な国際資格として形に残したいと思うようになり、ケンブリッジ英検コースを続けていこうと考えるに至りました。
ここで当初の半年の学生ビザの期間をもう半年伸ばし、Kaplan、Navitasの2校でケンブリッジ英検コースを受けることにしました。2校共に授業の質も良く、5つのスキルを満遍なく学ぶことで、特にボキャブラリー(形容詞、副詞)を増やすことに繋がり、それを実際の生活で活かせるようになってきました。本当にしっかりとした英語力を身につけたいなら、一般英語だけでなくケンブリッジ英検コースは、本当にお勧めのコースだと思います。


英語「を」学ぶから、英語「で」学ぶへ


語学学校で1年英語を勉強した上で、英語をずっと勉強してきたので、今後は、英語で何か専門分野を勉強していきたいと思いました。教育期間として、大学やTAFEなどの様々な選択肢を考え、興味のある分野を絞って探したときに、Businessコースに興味を持ちました。
Businessコースを選んだ理由としては、社会人経験はあるものの、これまではエンジニアとしての経験だった為、会社員として例えばドキュメントの作り方や、企画書、チームワークについて、プレゼンの仕方などを広域に学んでみたかったということがあります。

先生も生徒も真剣勝負


実際にTAFEのCertificate 4 のBusinessコースは、自分にとって非常によい選択だったと感じています。学ぶ分野はこれから社会人になる方向けの内容もありますが、授業は座学だけではなく、実践的な内容も非常に多く、また範囲を限定して学ぶのではなく広域に学んだことでBusinessの基礎を身につけることができました。クラスは、16名で国籍割合としてはローカルの生徒4名、インド、パキスタン人の生徒5、6名、ベトナム人の生徒2名、フィリピン人の生徒1名、モーリシャスの生徒が1名、そして日本人は自分だけでした。年齢層も17歳から幅広く、活発に意見を言い合う、とても良いクラスでした。

また、毎週小テストのようなものもあり、課題があったので、授業で習ったことを振り返りなから、進めていけたのも良かったですし、ベントレーというシティから離れた立地になりますが、校舎内の施設も快適でした。また生徒向けに、E-Campusというポータルサイトのようなものがあり、ネット上でも課題が出て、それを提出し、その課題に対するフィードバックがあったり、授業で使う教材もネット上でダウンロード出来たりと自分が大学に通っていたときにはなかったようなオンライン上の学習などもあったり、Youtube上のコンテンツでブレインストーミングを学ぶようなものなどもありました。授業の中のロールプレイングでは、例えば、職場の安全を遵守するには?といった内容を、実際に役割に分けて対応方法に関して、逐次実践しながら、勉強をしたりもしました。
授業中は分からないことがあれば、先生と生徒、生徒同志で意見をぶつけ合ったりと、様々な国籍の学生がいるからこと、「自分の意見をしっかり言うこと」について、より意識をするようにもなりましたし、自分自身の意識も大きく変わったように思います。



ランゲージ・エクスチェンジの経験


パースに来て1年経ったとき、英語を話す機会を増やしたいと思いネットで募集を見て、カーティン大学の日本語専修のクラスの生徒とのランゲージ・エクスチェンジに応募しました。現在まで2、3ヶ月続けていますが、毎週1日は、1、2時間、クラスの生徒さんとお話をしています。学校の課題などの日本語のチェックで漢字テストや英文を日本訳を確認しています。生徒さんはオーストラリア人で、かつ以前には英語の講師だったこともあり、自分自身の英語(発音など)を教えてもらうことも出来、とても有意義な時間になっています。

Diplomaコースへの挑戦

今回12月上旬にコースが終わり、帰国するという選択肢もありましたが、もう少し深く学びたい、最初の留学から2年という区切りまで勉強してみたいということもありDiplomaのInternational Businessコースへの進学を決意しました。留学、当初の予定も英語を使った仕事をしたいということでしたが、そのことを踏まえた上で、現在学んでいるBusinessの分野をより、グローバルな視点で学ぶことで強みになるのかなという思いがあり、そのコースに興味を持ちました。あと半年は場所を変えてメルボルンのTAFEに進学したいと思っています。


これから留学を目指す方へアドバイス


ある程度、渡豪前にどんな方向でやっていきたいのか、を道筋を立てて、特に、「オーストラリアで何をしたいのか」「どこをゴールにするか」を考えてくるとよいかなと思います。パースは本当に、住むには気候もよいし、勉強に集中するには最適な環境だと思います。ここで1年半の留学生活を送れたことに満足しています。

スタッフより

ご渡航前からしっかりとした英語力を身につけたいという強い意思を感じていましたが、パースでの1年半の留学生活の中で1つ1つご自身で設定されたゴールに、着実に成果を残されて来られています。日本に帰国後の将来を見据えてチャレンジを続ける達也さんを応援しています!