【体験談】休学してシドニーで語学+TAFE留学
長島 智康さん 2013年5月1日
ELSのコースではどんな勉強をしましたか(していますか)?
まず、ELS Universal English College で英語を学びました。一般英語で12週間、アカデミックイングリッシュで8週間勉強をしていたのですが、一般英語では各1ヵ月のタームごとに、ターム末のテストに向けて1つか2つの文法を中心に勉強し、様々なテーマでディスカッションをしたり、短いエッセイを書くこともありました。もちろんリスニングの練習もあり、すべてのスキルにおいて鍛えることができました。アカデミックイングリッシュは一般英語とは少し違い、英語で何かを勉強するために必要なスキル、リスニングノートテイキングやリーディングノートテイキング、きちんとしたエッセイの書き方、プレゼンテーションの仕方など を学びました。このコース中にいくつかの課題があり、それらをクリアしないとTAFEに進学出来ないということもあり、緊張感を持って勉強することができました。
ELSの先生や学校の設備はどうでしたか?
先生はとてもフレンドリーで、休憩時間でも生徒と一緒になっておしゃべりをしている先生もいました。職員室に行ってわからないことを聞きに行くこともでき、質問以外にも勉強法などのアドバイスもくれました。また、受付のスタッフもとても親身に相談に乗ってくれました。学校の設備は、コンピュータールームやラウンジ、ブックコーナーなどが揃っていて充実していたと思います。
ELSのクラスの雰囲気は?
一般英語ではとても和気あいあいと楽しく英語を勉強していました。1クラスの生徒数は約15人で、僕は1回クラス替えがありましたがどのクラスでも日本人は1クラスに3,4人でした。他の国籍としては、ブラジル、スイス、フランスが多く、それ以外には、イタリア、ドイツ、タイ、韓国、台湾など、様々な地域の学生がいました。アカデミックイングリッシュも1クラス約15人で、アジアの学生がほとんどでした。TAFEや大学への進学を志望する学生がほとんどなので、緊張感がありました。それでも楽しくやるときとしっかりやるときとメリハリをつけてやっていました。コースの最終日には、先生の計らいで学校の近くの公園にピクニックに行き、各国の料理をみんなで持ち寄ってのんびりとした時間も過ごしました。
ELSでのアクティビティについて
動物園や水族館、ウォーキングクラブやサーフキャンプなど、幅広いアクティビティがありました。僕が参加した中では、サッカー観戦とキャンベラへの日帰り旅行が印象的でした。ELSの立地はいかがでしたか?
非常に良かったと思います。学校の周りにはカフェやフードコートが多くあり、またオペラハウスやサーキュラーキーにも徒歩数分で行けるというのは魅力だと思います。学校の下にあるカフェの店員さんがおもしろくフレンドリーでよく行っていました。(笑)
ホームステイについて
ホームステイでは、食事が付いて自炊をする必要がなかったのでとても楽でした。(笑)ホストファミリーにはレストランに連れて行ってもらったり、子供たちのイベントにも行きました。家では一緒にスポーツ観戦をしたり、流行りの番組を見たり、またシドニーについても教えてもらい、良い英語の練習にもなりました。留学して英語力の伸びは実感できましたか?
どのスキルにおいても向上したと思います。特に、以前に比べればスムーズに話すことができるようにもなり、読むスピードも速くなったと思います。日本にいる時とは違い、日常的に英語に触れているので、吸収が早いと思います。
いよいよTAFEへ進学
元々はELSで1年間勉強する予定でしたが、ELSで受けたかったコースがなくなってしまったのと、やはりネイティブのいる環境で勉強したいという気持ちからこのTAFEに行くことを選びました。TAFEではCertificate Ⅳ in Businessコースでビジネスの授業を受けていて、今までビジネスの勉強をしたことがなく、将来的にも役立つだろうと思いこのコースを選びました。
具体的には、商品やサービスのプロモーション、予算のマネジメント、リーダーシップ、顧客サービス戦略などを受けています。どの科目でも基本からしっかりとやっていますが、今まで勉強したことがない上に英語で勉強ということもあって専門用語が非常に難しいです。(笑)
TAFEの先生や学校の設備について
先生はとても親切で、気軽に授業中や授業後の質問ができます。また、自分がインターナショナルの生徒ということで非常に優しくしてくれます。(笑)学校の設備は、カフェテリアはメニューも多く、図書館も本の種類が豊富なのでとても充実しています。
TAFEでのクラスメイト
クラスは約25人で、約7割はローカルの学生です。雰囲気は、みんな仲が良く、授業中に積極的に発言しています。また、ローカルの学生が発音の練習をしてくれたり、英語の宿題をくれるので、とても良い勉強になります。また、アクティビティとして時々キャンパス内で無料でホットドッグやアイスを配っていたり、インターナショナルの学生向けのワークショップやイベントもあります。
TAFEに入って良かったことは?
TAFEでは語学学校と違って、英語は出来て当たり前、英語で何かを勉強するという環境なので、非常に大変ですが、それが英語の勉強にもなるのでとても為になります。語学学校でもそうでしたが、色々な国の友達ができ、さらにローカルの友達もできるのは良い点だと思います。また、TAFEには日本語のコースもあり、図書館で日本語を勉強している学生に話しかけられるという嬉しい出会いもありました。
今後の予定・将来の目標をおしえてください
今後の予定は、9月に日本に帰国し大学3年生を再スタートして、12月からの就職活動に臨みます。将来の目標としては、今はまだしっかりと決まっていないのですが、何らかの形で日本と海外が繋がるような仕事につきたいと思っています。これから留学する人へのアドバイス
とにかく何事にも積極的にチャレンジすることが大事だと思います。それは英語だけでなく、留学中にしかできないこと、遊びでも何でも色々なことに挑戦してみると良いと思います。
人との出会いに関しても、学校内外かかわらず、いつどこで何が起きるかわかりません。様々な面において確実に成長出来る機会なので、楽しむ気持ちを忘れずに充実した時間を過ごしてほしいと思います。お酒が飲めない人でも十分楽しめます。(笑)