【体験談】ワーキングホリデーで参加する子どもたちの笑顔に癒やされるプログラム!!
牧山 翔子さん 2016年1月13日
ワーキングホリデーのみなさんに安定的な人気を誇る『日本語教師アシスタントプログラム』!!
今回は2015年10月から1学期間、小学5年生から高校3年生までのクラスを担当された翔子さんの体験談です。
翔子さんは4月からパースとメルボルンの語学学校で英語を磨いた後に、このプログラムに3ヶ月間参加されました。
体験参加の目的を教えてください
私は大学院で心理学を専攻しており、将来帰国後にはスクールカウンセラーを志しています。そのため、オーストラリアで現地の学生と関わる機会があればと思い、日本語教師アシスタントに参加しました。オーストラリアの子どもたちの様子や、日本の子どもたちとどういう点で違っていて、どういう点で異なるのか、身近に触れ合う中で気づきを得られたらと思っていました。また教育の在り方、先生方の様子、子どもへの関わり方についても知りたいと考えていました。参加してよかったこと、印象に残ったことはどのような事でしょうか?
まずいちばん印象に残ったことは、子どもたちの素直さです。たくさんの生徒が日本語を専攻しており、みんな一生懸命、そして楽しそうに授業を受けていたのが印象的でした。積極的に質問をしたり、日本を使ってコミュニケーションを取ろうとしてくれる生徒たちの純粋さに、日本人として素直に嬉しくなりました。また、先生方は子どもたちの実力に合わせて、教材や授業内容を個別に設定されたりと、細かく対応されていました。子どもたちが先生方を慕っている様子はとても微笑ましく感じました。参加された学校はどのような学校でしたか? また、どのような生徒さんを担当されましたか?
私の参加した学校は、裕福なご家庭の生徒さんが多い学校でした。ひとつのキャンパスで小学五年生から高校3年生までが学んでいます。選択授業の幅が広く、語学だけでも、日本語以外に、韓国語や中国語、フランス語、スペイン語などがオファーされています。また学業以外にも、音楽や劇団、スポーツなど幅広い活動を推奨されていました。私は上記の通り、小学5年生から高校3年生までの日本語のクラスにアシスタントとして参加しました。アシスタントの内容は学年によってかなり異なります。高校3年生のクラスでは日本語試験の対策として面接練習をお手伝いさせて頂きました。また、スピーキングアセスメントに向けての個別レッスンや日常会話など、スピーキングの練習を担当させていただく機会が多くありました。また、教材作りのお手伝いなどもさせて頂きました。
体験中に受けたトレーニングや、今回のプログラムで習得したことはありましたか?
トレーニングのようなものは特に受けていませんが、授業内でのアシスタント内容に関しては先生方が細かく指示をしてくださりました。先生方とはコミュニケーションを取る機会や時間が多くあったので、先生方の子供の観察能力や子どもたちとの関わり方など、大変勉強になりました。また自分自身でも、子どもたちのレベルをどうやって観察したらいいか、どのように分かりやすく伝えられるか、どうやったら関心を引くような教え方ができるか、楽しんでもらえるような工夫、子どもたちとの距離感、日本の子どもたちとの違いなど、たくさんのことを学び考える時間になりました。今後はどのような道に進まれますか? また、今回の経験を将来どのように役立てますか?
今回オーストラリアの現地校で直接子どもたちと触れ合えたことは大変貴重な経験になりました。日本でスクールカウンセラーに就きたいと思っていますので、その際、今回学んだ子どもたちとの関わりや、オーストラリアの教育現場の現状など活かせる視点をたくさん得ることができたと思っています。スタッフより
3ヶ月のボランティア・プログラムを終えた翔子さんはその後、メルボルンオフィスにてスチューデントサポートを2月までしてくださいました。現在でも空き時間には手配学校の在校生の日本語の家庭教師として、日本語の先生としても活躍されています!