【体験談】自分の欠点や課題を見つけることが出来たインターンシップ‼︎

山田 美波さん 2015年9月3日

ラングポーツが提供している、英語+インターンシッププログラムに参加された山田美波さん。大学1回生の時にご両親を説得して初めて飛びたした海外で、英語の必要性を痛感。
大学を休学してワーキングホリデービザで渡航をしています。
美波さんが学んだラングポーツについて、またインターンシップについても伺いました。



留学のきっかけを教えてください

私の場合、きっかけは大学1年の夏に行ったベトナムでした。どうしても一人旅がしたかった私。親の猛反対を受けてなんとか海外に行ける方法を探して、いきついたのが海外ボランティアとして行くことでした。手段はなんでもよかったんです。とにかく海外が見たくて(笑)




初めての一人海外。10人くらいでごはんに行ったとき、国籍もバラバラで友達が友達を呼んで、ほぼ初対面のなか、英語が喋れないのが私だけで。ほかのみんなは母国語ではないはずなのに、みんなぺらぺらに見えました。私は皆んなが何を喋っているかよく分からなかったけれど、みんなとても楽しそうで、きらっきらに見えて。
国境を超えて色々な話をしている、その状況にただただ興奮して。知らない人たちなのに、隣の席の人ともどんどん仲良くなっていき、最後は20人くらいになっていました 。




みんな魅力的で、色々知りたいのに、うまく伝えられないことがとっても悔しくてもどかしかったのを覚えています。単純に英語喋ることが出来たら、出会いも友達も日本にいる何倍にも広がる!英語話せるようになりたい!って思ったのが留学のきっかけです。この日のことは今でも鮮明に覚えてます。(笑)もともと留学にはいきたいと前々から思っていました。ただこのベトナムでの出来事は決定的な、強烈なインパクトを私に残しました。これが原点ですね!
きっかけなんてなんでもいいと思うんです、ただ決めたら貫くだけの強い意志は必要かなと思います。


ラングポーツの授業について教えてください

私は、UFOプログラムを4週間、TOEICコースで5週間学びました。他国の人はTOEICという試験を知らないし興味もないけど、5週間の集中コースだからやってみようというクラスメイトが多かったです。日本では就活で必須のTOEICがいかに日本国内だけ、狭い世界での物差しなのかも痛感しました。それも理解した上で、とてもためになるコースでした。




TOEICコースの先生はレベルも高いですし、厳しいって聞いてて初めはびびりまくりでした。宿題も多いし、この5週間は本当に勉強に集中っていう感じでしたね。ただUFOプログラムでは約10週間かけて一冊の教材に取り組んでいくのですが、TOEICコースでは、すべての文法、ルールを5週間に詰め込んで学びます。私にはとてもとても学び甲斐のあるコースでした。4週間で概ね学べて、わからないところはもちろん自分で補強して、とにかくハードだけど、とても充実していました。TOEICクラスは丸一日、先生も生徒も一緒。5週間ずっと同じメンバーです。必然的に仲良くなりますし、高め合える仲間がいたので余計に楽しかったですね。


ラングポーツの学校の雰囲気を教えてください

学校の雰囲気はとてもいいと思います。学ぶ場としては、やる気があれば、たくさん学べる場所です。学校にいて感じたのは、日本人は、本当に私を含めて控えめです‼︎はじめは欧米人の学生の積極性に圧倒されて、授業でもほとんど発言できないまま、なんてこともしばしばあり、多文化に圧倒されました(笑)




それから日本人は上めのクラスを犬猿する傾向にあるなぁと感じました。先生怖いって聞くし、とか一番レベル高いやつだし、等々。でも私は、自分には難しいくらいのクラスでこそちょうどいいし、学ぶことが多い、と思います。学校での会話はもちろん語学学生同士の友達との会話になるわけだから、少しでも上のクラスの人と話す機会を持てたほうがいいです。私には難しいな~くらいがちょうどよかったし、楽しかったです。学校では、目標と目的を明確に持っておくことも大切だと感じました。


インターンシップ先について教えてください

私はインターンシップの中でも、ホスピタリティー分野を選択しました。元々はホテルでレセプションをしたい、と思っていたのですが、私の英語力では難しいとのことでゲストハウスでのレセプションということになりました。初めは、ゲストハウスということもありとても不安でした。インターンなのにゲストハウス!?と思ったこともありましたが、結果的に、とってもよかったです!!



語学学校ではネイティブのオーストラリア人と話す機会は先生くらいしかなかったですが、インターンシップでは同僚はみなオージー、お客さんもアメリカ、イギリス、オーストラリアからの方が多かったのでリスニング、スピーキングともに、アウトプットの「ザ・実践の場」、という感じでしたね。使わざるを得ない、喋らざるを得ない環境にあったことで、英語の伸びも実感できたし、リスニングは格段にあがったように感じます。語学学校に少し通った直後にローカルで仕事を見つけるのは難しいし、任される仕事ももちろん限られてくるため、インターンという実践の場に身を置くことは、大いに価値があると思います。


インターンシップのお仕事内容について教えてください

インターンシップでは、受付の業務をほぼ経験させてもらうことが出来ました。行ったものは、以下の通りです。

-お客様のチェックインとチェックアウトの手続き
-電話対応
-オンライン予約の管理
-お客様の出迎え
-受付でのお客様対応
-Facebookなどのソーシャルメディアへの投稿


大変だったこと、苦労したこと、困ったことについて教えて下さい

ほとんどすべてです。(笑)名前一つ入力するにしても英語名に慣れていないのでてこづるし、どれが下の名前やねん!!長すぎ!!みたいな感じで(笑)任される仕事がいちいちうまくいかなくてこれでもかってくらい凹んだりもしました。

一番大きなミスは、ゲストの荷物をまとめるときに、他のゲストの荷物と混ぜてしまって、お客様の新品のナイキのランシューを紛失する、ということをやりました。や、笑えません。やってしまったことはしょうがないので、荷物が混ざったゲストの連絡先を探したり、facebook で連絡をとってみたり、やれることをやりましたが見つかりませんでした…

一番苦労したのは、電話対応ですね。電話になると自信もなくなるし、余計に聴き取りにくくなるんですね。簡単なリクエストや質問だったりすると対応できるのですが、大体はほかのスタッフに助けてもらっていました。悔しかったですね。

ただ、簡単なものでも、自分ひとりで対処できたときはとてもうれしかったし、自信にも繋がりました。


今後(将来も含む)について教えてください

今後、残りのワーキングホリデー生活について・・
インターンをしながら、今後の仕事も探す中で、自分はきっとホスピタリティに興味があるんだなぁと思い、ホテルなどで働けるところを探してみましたが、やはりホスピタリティーでの経験も英語もたりない、となると難しいですね。

こちらの接客は、とにかく陽気で、ゲストと友達のように話をしたり、ゲストを楽しませることがとてもうまく、オーストラリア流のおもてなしを身につけて帰りたいなと思っています。また、インターンをしたことで、自分の欠点や課題をはっきりとさせることができたので、それを改善していくことが目標です。

そして、残りのワーホリ生活での目標は、自信をつけて帰ること‼︎ケアミスという単純かつ最大の敵である自分の欠点を認識したうえで、最善の努力をすることです。

こちらにいると日本にいるときとは非にならないくらい自分と向き合いざるを得ない時間がたくさんあります。その中で、今まで知らなかった自分に出会うこともあり。自分は何が好きで、何に興味があるのか、つきつめていけたら、自然とその後の道も見えてくるのではないかなぁ、と思っています。